年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
63220003 |
科目区分 |
基盤科目 |
授業科目名 |
一般化学[1理生] |
授業科目名 (フリガナ) |
イツパンカガク |
英文授業科目名 |
General Chemistry |
担当教員名 |
藤原 照文 |
担当教員名 (フリガナ) |
フジワラ テルフミ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 1ターム |
曜日・時限・講義室 |
(1T) 月1-4:総K106 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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板書,PCとプロジェクターを使用,教科書を指定 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
1理生 |
授業のキーワード |
物質の構造,反応,性質 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 専門教育との有機的関連性を持つ前専門教育として,それぞれの専門分野を学ぶために必要な基礎的知識の学習により,基礎学問の論理的骨格や体系及び学問形成に必要な知識・技術を修得することを目標とする。 |
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学習の成果 | 各科目に応じた基礎学問の論理的骨格や体系及び学問形成に必要な知識・技術を理解・修得し,説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
生物やその環境に存在するすべての物質(化学物質)は,原子・分子の集合体である。この物質的存在基盤を理解するために,物質の性質およびその化学的挙動の基礎的知識(原子構造,電子配置,化学結合,物質の三態,化学平衡,反応など)を深め,広げることが,この授業の目標である。 |
授業計画 |
第1回:講義ガイダンス(授業の目標,授業計画等) 第2回:原子の構造(ボーアモデル,電子の軌道,構成原理) 第3回:元素の性質(周期表と電子配置,イオン化エネルギー,電子親和力) 第4回:化学結合とその理論(共有結合の理論,原子価結合法,分子軌道法,電気陰性度,結合の極性) 第5回:分子の構造(混成軌道,分子の形) 第6回:気体の性質(気体の状態方程式,気体分子運動論) 第7回:液体と溶液の性質(状態図,蒸気圧,浸透圧,ラウールの法則) 第8回:固体と結晶構造(単位格子,金属結晶,イオン結晶,共有結合の結晶,分子結晶) 第9回: 化学反応とエネルギー(熱化学,エンタルピー,エントロピー,自由エネルギー) 第10回:化学平衡(質量作用の法則,電離平衡,溶解度積) 第11回:反応速度とエネルギー(アレニウス式,活性化エネルギー) 第12回:酸・塩基(酸・塩基の理論,中和反応,中和滴定) 第13回:滴定曲線(塩の加水分解,緩衝作用) 第14回:酸化・還元(酸化数の変化,酸化・還元反応式) 第15回:電池(金属のイオン化傾向,電池の起電力と自由エネルギー)
15回の授業が終了した後,定期試験を実施する。その他,レポート出題を適宜行う。授業の途中に問いを適宜投げかけ,考えさせる。 |
教科書・参考書等 |
教科書:竹内敬人著「ベーシック化学-高校の化学から大学の化学へ-」(株)化学同人(2015)(ISBN 978-4-7598-1593-1); 参考書:鈴木隆之編著「理工系のための一般化学 第2版」(学校法人)東京電機大学出版局(2017)(ISBN 978-4-501-63160-4) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
板書,映像資料ではPCとプロジェクターを使用 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1~2回:事前に教科書1章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,原子の構造について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題1.7,1.8を解くこと。 第3回:事前に教科書2章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,元素の性質について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題2.3,2.5を解くこと。 第4回:事前に教科書3章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,化学結合とその理論について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題3.1~3.3を解くこと。 第5回:事前に教科書4章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,分子の構造について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題4.1~4.3を解くこと。 第6回:事前に教科書5章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,気体の性質について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題5.1~5.4,5.6を解くこと。 第7回:事前に教科書6,7章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,液体・溶液の性質について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題7.1~7.4を解くこと。 第8回:事前に教科書8章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,固体と結晶構造について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題8.2を解くこと。 第9回:事前に教科書9章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,化学反応とエネルギーについて教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題9.1,9.10,9.11を解くこと。 第10回:事前に教科書10章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,化学平衡について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題10.1~10.5を解くこと。 第11回:事前に教科書11章を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,反応速度とエネルギーについて教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題11.1,11.4を解くこと。 第12回:事前に教科書12章12-1,12-2節を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,酸と塩基の理論,中和反応について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題12.1~12.4を解くこと。 第13回:事前に教科書12章12-3,12-4節を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,滴定曲線,塩の加水分解,緩衝作用について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題12.6,12.7を解くこと。 第14回:事前に教科書13章13-1,13-3,13-4節を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,酸化・還元について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題13.1,13.3,13.4を解くこと。 第15回:事前に教科書13章13-2節及び14章14-1,14-3,14-4節を予めよく読んで予習しておくこと。事後学習として,金属の酸化・還元と電池について教科書を読み返して復習するとともに,教科書の章末問題14.1,14.3,14.4を解くこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート 30%(程度)および定期試験 70%(程度) |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
板書した重要な事項は要点をノートに書き留めておき,後でその事項を復習して講義内容の理解を深めること。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |