年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
62039001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
ヨーロッパ史B |
授業科目名 (フリガナ) |
ヨーロッパシB |
英文授業科目名 |
European History B |
担当教員名 |
藤原 翔太 |
担当教員名 (フリガナ) |
フジハラ ショウタ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月5-8:総K205 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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基本的に対面授業で行うが、必要が生じた場合には、オンライン授業を併用する場合もある。オンライン授業の場合、Teamsを使用する。学生への連絡は、もみじの掲示を通じて行う。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
07
:
史学 |
対象学生 |
1,2,3,4年生 |
授業のキーワード |
フランス革命、ナポレオン、政治史、女性史、ジェンダー |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:人類学・地理学・歴史学 |
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学習の成果 | |
授業の目標・概要等 |
本講義では、フランス革命期における女性たちの政治的活動の実態を概観し、フランス革命を経て、女性たちが置かれた法的・政治的・社会的な状況がどのように変化したのか、あるいはしなかったのかを考察する。また、革命期に制度化された徴兵制を契機として登場した「男らしさ」の問題についても取り上げて、より広くジェンダー史的な観点からフランス革命を再検討する。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2回 旧体制の概要 第3回 女性たちとサロン 第4回 女性たちの陳情書 第5回 フランス革命前期(1789〜1794年)の概要 第6回 革命の舞台に飛び込む女性たち(オランプ・ド・グージュ) 第7回 女性の権利の擁護(メアリ・ウルンストクラフト) 第8回 女性運動の組織化 第9回 フランス革命後期(1795〜1799年)の概要 第10回 反撃される女性たち 第11回 総裁政府期の女性たち(スタール夫人) 第12回 ナポレオン法典における女性の地位 第13回 軍隊とジェンダー(「男らしさ」と「女らしさ」) 第14回 19世紀のブルジョワ女性たち 第15回 期末試験
記述式の期末試験を行う。教科書と自筆のノートのみ持ち込み可能。 |
教科書・参考書等 |
教科書:クリスティーヌ・ル・ボゼック『女性たちのフランス革命』慶應義塾大学出版会、2022年(各自生協で購入) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
パワーポイントで授業を行う。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回:教科書の第1章を読んでおきましょう。 第2回:教科書の第2章を読んでおきましょう。 第3回:教科書の第3章を読んでおきましょう。 第4回:旧体制期に女性たちが置かれた状況を復習しておきましょう。 第5回:教科書の第4章を読んでおきましょう。 第6回:「女権宣言」の内容を復習しておきましょう。 第7回:教科書の第5章を読んでおきましょう。 第8回:教科書の第6章を読んでおきましょう。 第9回:教科書の第7章を読んでおきましょう。 第10回:教科書の第8〜9章を読んでおきましょう。 第11回:教科書の第10章を読んでおきましょう。 第12回:ナポレオン法典における女性の位置付けを復習しておきましょう。 第13回:近代社会における軍隊とジェンダーの関係を復習しておきましょう。 第14回:19世紀フランスにおける女性の理想像を復習しておきましょう。 第15回:授業全体を通じて自身が何を学んだか考えてみましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
とくにありません。高校の世界史を選択していなくても理解できます。 |
成績評価の基準等 |
記述式の期末試験を行う。教科書と自筆のノートのみ持ち込み可能。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
フランス革命の理念に惑わされず、その実態に目を凝らしてみましょう。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |