年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
61255101 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
中国語圏の伝統文化[旧パッケージ] |
授業科目名 (フリガナ) |
チュウゴクゴケンノデントウブンカ |
英文授業科目名 |
Traditional Cultures in Chinese |
担当教員名 |
荒見 泰史 |
担当教員名 (フリガナ) |
アラミ ヒロシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 水1-4:総K209 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
14
:
文化論 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
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教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:文学・言語学 【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
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学習の成果 | 1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。 2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
漢語で表記された中国文学の作品は、経年変化が少ないために長いあいだ親しまれ続け、三千年もの間に膨大な作品数を蓄積しながら今日にまで継承されてきている。そうした作品は同じ漢字を使用するアジア諸国へも深く浸透し、各国の文化へも大きな影響を及ぼしてきた。たとえば、日本においても漢字とともに多くの作品が流入し、古くから漢語の作品が伝えられていることは言うまでもないであろう。ただ、この漢語で表記された作品を鑑賞する場合、中国から見れば外国語話者である我々日本人が作品の真意を汲み取ろうとすれば、漢語をよほど正確に理解しなければならないことについて、注意深く考える者はあまり多くないのではないだろうか。 本講義では、このような中国の文学作品をより楽しむために、漢語の特徴や日本語との違いから議論を始め、中国人がどのように文学作品と接してきたか、中国文学がもっている本当の面白さはいったいどのようなものか、そしてこれらの作品がどのように継承されてきたのかという問題について考えていきたいと思う。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス 第2回 漢語の言語的特徴①(漢語の歴史的継承) 第3回 漢語の言語的特徴②(言語の類型論より見た漢語) 第4回 漢語の言語的特徴③(漢字) 第5回 漢語の言語的特徴④(漢語の認知構造) 第6回 漢語の言語的特徴⑤(漢語の複合語) 第7回 漢語の言語的特徴⑥(和製漢語とその定着) 第8回 漢語による文学表現①(孤立語と文学表現) 第9回 漢語による文学表現②(音節の豊富さを利用した文学表現) 第10回 漢語による文学表現③(音節の持つ豊富なイメージと文学表現) 第11回 漢語による文学表現④(漢語による文学作品の隠語表現) 第12回 漢語文学の継承①(漢語文学と数千年にわたる継承) 第13回 漢語文学の継承②(漢語文学の継承と記録媒体) 第14回 漢語文学の継承③(口頭による継承) 第15回 漢語文学の継承④(筆写による継承)
学期末に試験を実施する。 |
教科書・参考書等 |
授業用冊子『漢語文化論』を教材とする。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 授業時間中に指示する。 第2回 授業時間中に指示する。 第3回 授業時間中に指示する。 第4回 授業時間中に指示する。 第5回 授業時間中に指示する。 第6回 授業時間中に指示する。 第7回 授業時間中に指示する。 第8回 授業時間中に指示する。 第9回 授業時間中に指示する。 第10回 授業時間中に指示する。 第11回 授業時間中に指示する。 第12回 授業時間中に指示する。 第13回 授業時間中に指示する。 第14回 授業時間中に指示する。 第15回 授業時間中に指示する。
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履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
授業への積極性40%程度。 期末試験60%程度。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
対面とオンラインのハイブリッドで授業を行います。 |
その他 |
【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |