年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
55005001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
自然災害と防災[旧パッケージ] |
授業科目名 (フリガナ) |
シゼンサイガイトボウサイ |
英文授業科目名 |
Natural Disaster and Its Prevention |
担当教員名 |
加藤 誠章 |
担当教員名 (フリガナ) |
カトウ ノブアキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 木1-4:総K210 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
03
:
自然環境 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
自然災害、ハード・ソフト対策、発生メカニズム |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(自然科学系科目群) 分類:自然環境・社会基盤 【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
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学習の成果 | 自然災害について、誘因と発生メカニズムについて理解する。また、それぞれの災害に対する現状の対策と今後の課題について学ぶことで、防災リテラシーの向上を図る。 |
授業の目標・概要等 |
日本は自然災害のリスクが非常に高く、豪雨、地震、津波、火山による災害が多く発生する。本授業では、これらの自然災害について、誘因、発生メカニズム及びその対策について、具体的な事例を写真等を紹介しながら講義を行う。また、災害に対する法整備状況、行政の取り組み、避難行動について説明した上で、自然環境・社会環境が変容していく社会において防災・減災を進めていくための課題について学ぶ。 |
授業計画 |
第1回 講義概要と日本の災害 本講義の概要について説明した上で、日本の自然災害の特徴について学習する。 第2回 自然災害と気象 自然災害の誘因となる気象現象、メカニズムの概要とその観測・予測手法について学習する。 第3回 自然災害の事例:水害 自然災害の事例として、近年発生した水害について、その発生状況と被害の特徴について説明する。 第4回 水害対策 自然災害の内、洪水災害、浸水害の発生メカニズムとそのハード・ソフト対策について学習する。 第5回 自然災害の事例:土砂災害 自然災害の事例として、近年発生した土砂災害について、その発生状況と被害の特徴について説明する。 第6回 土砂災害対策(その1) 土石流・急傾斜地崩壊の発生メカニズムとそのハード・ソフト対策について学習する。 第7回 土砂災害対策(その2) 地すべり・火山災害等の発生メカニズムとそのハード・ソフト対策について学習する。 第8回 土砂災害対策における調査・計画・設計 土砂災害対策において、実務上どのような調査、計画、設計が行われているか学習する。 第9回 自然災害の事例:地震と津波 自然災害の事例として、近年発生した地震及び津波について、その発生状況と被害の特徴について説明する。 第10回 地震・津波災害と対策(その1) 地震・津波災害のハード・ソフト対策について学習する。 第11回 地震・津波災害と対策(その2) 地震・津波災害に伴い発生する延焼火災の対策について学習する。 第12回 身近な災害事例と対策 身近に発生した災害に関して各自で調査し小課題として取りまとめる。また、各自の調査結果をグループワークにて議論する。 第13回 災害法制度の変遷と防災体制 大災害の発生を受けて変遷してきた法制度と防災体制について学習する。 第14回 災害情報と心理 各種災害に関する情報提供の実態と、避難行動における課題について学習する。 第15回 自然環境・社会環境の変容と災害リスクの変化 気候変動に伴う自然環境の変化、少子高齢化等による社会環境の変化が災害に及ぼす影響について学習する。 |
教科書・参考書等 |
講義資料は随時配布する。また、参考書は講義中に随時紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
基礎から説明するため、予備的な知識は必要ないが、様々な側面から災害・防災について講義を行う。理解できない項目がある場合には、自分で調べるほか、積極的に教員に質問すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
中間に小課題の作成とそれを用いたグループワークを予定している。小課題の提出がない場合に単位認定は非常に困難になる。 |
成績評価の基準等 |
小課題、グループワーク、期末試験に基づき評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
災害・防災は、学術的な研究テーマであると同時に、防災事業は、多くの実務者が従事している産業でもある。建設コンサルタントとして実務に携わった経験を活かし、ハード対策・ソフト対策の取組み及び課題について具体例を交えながら講義を行う。 |
メッセージ |
我々が生活していく中で、大なり小なりの災害は避けて通れないものです。災害の発生メカニズムとその対策について学び、防災意識を高めましょう。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |