年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
53010001 |
科目区分 |
領域科目 |
授業科目名 |
人の生と死をめぐる法と社会[旧パッケージ] |
授業科目名 (フリガナ) |
ヒトノセイトシヲメグルホウトシャカイ |
英文授業科目名 |
Legal and Social Approaches Regarding Life and Death |
担当教員名 |
横藤田 誠 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヨコフジタ マコト |
開講キャンパス |
双方向 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月1-4:オンライン |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
15回目の授業及び期末試験は対面で実施する。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
|
学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
01
:
法学 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
生死、人間、社会、生命の尊厳、自己決定 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
教養教育での この授業の位置づけ | 領域科目(人文社会科学系科目群) 分類:法学・政治学・社会学・経済学・教育学 【※この授業は,2018年度以降入学生が履修し,単位を修得した場合は「領域科目」となりますが,2017年度以前入学生の場合は「パッケージ別科目」となります。2017年度以前入学生は,「領域科目」としては履修できませんのでご注意ください。】 |
---|
学習の成果 | 1.各学問領域について,その形成過程と発展過程及び現代的な課題について説明できる。 2.複数の学問領域にまたがる歴史的,現代的課題について,多角的な視点から説明できる。 |
授業の目標・概要等 |
本講義では,人の生と死をめぐる問題(生殖補助医療,人工妊娠中絶,重度障害新生児の治療停止,安楽死,尊厳死,脳死と臓器移植,自殺など)に法がいかに対応しているか(あるいはすべきか)について考える。「生命の尊厳」は絶対的で例外はないのだろうか。「個人の尊厳」は家族による決定を排除するものだろうか。決断の本当の結末を知らないのに「自己決定」に任せるだけでいいのだろうか。社会は成員に「生きていてほしい」と願うことは許されないのだろうか。これらの問題と格闘した後,私たちは生命の愛おしさを少しだけでも感じることができるだろうか。 |
授業計画 |
第1回 「生まれること」「死ぬこと」と法 第2回 生殖の自由と生殖補助医療 第3回 人工妊娠中絶と女性の自己決定権 第4回 胎児条項 第5回 重度障害新生児の治療停止 第6回 wrongful birth訴訟(生まれてこなかったほうがよかった?) 第7回 安楽死・尊厳死の思想と歴史 第8回 安楽死・尊厳死をめぐる法律・裁判 第9回 脳死・臓器移植問題の論点 第10回 臓器移植法の過去・現在・未来 第11回 自殺の過去と現在 第12回 自殺をめぐる法律問題 第13回 死刑―現状と課題 第14回 死刑をめぐる法と社会 第15回 「生と死をめぐる法と社会」のキーワード ※霞キャンパスで対面実施
最後に試験を実施する |
教科書・参考書等 |
参考書:葛生栄二郎・河見誠・伊佐智子『新・いのちの法と倫理〔改訂版〕』法律文化社,2017年;大谷實『新いのちの法律学』悠々社,2011年。 授業中,その他の参考文献を随時紹介する。 講義中心。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
授業で用いるパワーポイントファイルおよび関連資料・参考記事を授業前にmoodleにアップロードする。適宜,講義の内容に関するコメントをmoodleに提出してもらう。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
各回の授業テーマに関連する情報を書籍やインターネット等から収集し、授業に備えてほしい。 授業後は、コメント・テーマに関して、新たに情報を収集した上で頭と心を駆使してコメントを書いてほしい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし |
成績評価の基準等 |
コメントの提出回数・内容(20%)と最終試験の結果(80%)によって評価する。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |