年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
11045001 |
科目区分 |
平和科目 |
授業科目名 |
ポストコロニアルと平和 |
授業科目名 (フリガナ) |
ポストコロニアルトヘイワ |
英文授業科目名 |
The Postcolonial and Peace |
担当教員名 |
中村 平 |
担当教員名 (フリガナ) |
ナカムラ タイラ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 月5-8:総K202 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
詳細については,初回授業またはMyもみじの掲示で連絡。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
|
学問分野(分野) |
23
:
人文学 |
学問分野(分科) |
14
:
文化論 |
対象学生 |
|
授業のキーワード |
(植民地)戦争、暴力、表象、ポストコロニアル、平和思想・運動 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
教養教育での この授業の位置づけ | |
---|
学習の成果 | |
授業の目標・概要等 |
植民(地)主義(コロニアリズム)の反省から登場したポストコロニアルなものが、多様なマイノリティへの抑圧克服の運動=思想として波及してきた歴史を学びつつ、広島をめぐる平和実践との節合を探究する。現在進行形の様々な論点を学び、討議し、思想的介入を通して、平和思想の不断の革新を運動し実践していく。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス、自己紹介、「問いを問うこと」 第2回 ポストコロニアルと平和思想:台湾先住民・私・日本植民主義から【グループの結成】 第3回 ポストコロニアルの問題系(1)帝国日本の戦争と広島/台湾のあいだ 第4回 ポストコロニアルの問題系(2)多文化・多民族共生、中国人強制連行・労働と被爆 第5回と第6回 山代巴らのルポ『この世界の片隅で』(1965年)からの議論 第7回と第8回 「在広朝鮮人の歴史経験:民族教育をめぐって」講師:権鉉基・討議 第9回と第10回 「被爆体験・在外被爆者問題・韓国人原爆犠牲者慰霊碑」講師:豊永恵三郎・討議 第11回と第12回 「広島女性史とジェンダー:被害の女性化と植民主義」講師:高雄きくえ・討議 第13回と第14回 映画「この世界の片隅に」(2016年)と「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2019年)からの議論 第15回 総合討論
期末レポート。 |
教科書・参考書等 |
・山代巴編『この世界の片隅で』(1965年、岩波新書) ・(映画)片渕須直監督「この世界の片隅に」(2016年)、「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」(2019年) 以上を読んでおく/観ておくこと。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
|
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
各回、事前のリーディング(読書)課題を指示します。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
平和レポート、宿題と議論への参与、期末レポート。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
平和を考えるレポートの提出は必須課題です。レポートの提出期間は以下のとおりです。 第1ターム開講科目 --> 4 月 30 日~5 月 13 日 第2ターム開講科目 --> 7 月 1 日~7 月 8 日 第3ターム開講科目 --> 10 月 28 日~11 月 7 日 夜間開講科目 --> 教員の指示による ※詳細はもみじTopを参照:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/post_1.html 【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |