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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 11043001 科目区分 平和科目
授業科目名 文学と芸術から考える核時代
授業科目名
(フリガナ)
ブンガクトゲイジュツカラカンガエルカクジダイ
英文授業科目名 Literature and Arts in the Nuclear Age
担当教員名 川口 隆行
担当教員名
(フリガナ)
カワグチ タカユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月1-4:総K103
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、ディスカッション、学生の発表
原則対面。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 02 : 平和教育
対象学生 全学1年生
授業のキーワード 文学、映画、美術、音楽、芸術、原爆、核時代 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
平和科目 
学習の成果文学/芸術という切り口から、戦争責任や歴史認識について、あるいは平和運動や核抑止・廃絶の議論、核エネルギーの平和利用の是非などに対して、受講生自身の考えを持てるようになる。
 
授業の目標・概要等 この授業では、文学を中心に映画、美術、音楽などの芸術文化を通して、トリニティ実験と広島・長崎の原爆体験から始まる「核時代」の問題(日本と世界の核被害、戦争と植民地主義、原子力の平和利用etc.)について広く学ぶ。授業担当は、川口隆行(教育学部:日本近現代文学・文化史)、松永京子(文学部:アメリカ文学・北米先住民文学)、多田羅多起子(教育学部:日本美術史)、中尾麻伊香(総合科学部:科学史・表象文化論)が担当する。また、アーティストや博物館・美術館の学芸員をゲストに迎えたワークショップを開催する。 
授業計画 第1回 ガイダンス(川口隆行、松永京子、多田羅多起子、中尾麻伊香)
第2回 核時代と表現(川口)
第3回 原爆をめぐる調査と記録(中尾)
第4回 アメリカにおける原爆報道から学ぶ(松永)
第5回 北米における核言説を探る①アポカリプスのナラティヴ(松永)
第6回 北米における核言説を探る②環境問題と植民地主義(松永)
第7回 大き過ぎる力と個人の表象(多田羅)
第8回 個人の表象がひらく可能性(多田羅)
第9回 創作者によるワークショップ(ゲストのアーティスト+教員全員)
第10回 創作者によるワークショップ(ゲストのアーティスト+教員全員)
第11回 核・原爆詩を読む①(川口)
第12回 核・原爆詩を読む②(川口)
第13回 日本の原爆小説と外国の核SFを読み比べる①(川口) 
第14回 日本の原爆小説と外国の核SFを読み比べる②(川口)
第15回 まとめ

期末レポートあり。試験なし。 
教科書・参考書等 参考書(購入は必要なし)
川口隆行『原爆文学という問題領域』(創言社、2008)、川口隆行編『〈原爆〉を読む文化事典』(青弓社、2017)、川口隆行『広島 抗いの詩学ー原爆文学と戦後文化運動』(琥珀書房、2022)、松永京子『北米先住民作家と〈核文学〉ーアポカリプスからサバイバンスへ』(英宝社、2019)、中尾麻伊香『核の誘惑ー戦前日本の科学文化と「原子力ユートピア」の出現』(勁草書房、2015)、岡村幸宣『非核芸術案内ー核はどう描かれてきたか』(岩波書店、2013)、山本昭宏『核と日本人ーヒロシマ・ゴジラ・フクシマ』(中央公論新社、2015)。ほかにも授業中に紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回受講するか検討する。第2回~第14回、翌週の事前課題がある場合はそれに取り組む。毎回授業を振り返りながらコメントペーパー(800字程度)に取り組む。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業後のコメントペーパー50%、期末レポート30%、平和を考えるレポート20% 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 平和を考えるレポートの提出は必須課題です。レポートの提出期間は以下のとおりです。
第1ターム開講科目 --> 4 月 30 日~5 月 13 日
第2ターム開講科目 --> 7 月 1 日~7 月 8 日
第3ターム開講科目 --> 10 月 28 日~11 月 7 日
夜間開講科目 --> 教員の指示による
※詳細はもみじTopを参照:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/post_1.html
【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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