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年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 11028001 科目区分 平和科目
授業科目名 安全な社会環境の構築をめざして
授業科目名
(フリガナ)
アンゼンナシャカイカンキョウノコウチクヲメザシテ
英文授業科目名 Toward Construction of Safe Social Environment
担当教員名 三浦 弘之
担当教員名
(フリガナ)
ミウラ ヒロユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 月5-8:総L101
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
社会環境を形成する社会基盤施設や建築物の構造・計画の研究に携わる講師陣のオムニバス形式による講義。
詳細については,初回授業またはMyもみじの掲示で連絡。
原則対面。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 02 : 平和教育
対象学生 全学部生
授業のキーワード 全、社会環境、工学 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
現在を生きるわれわれの社会環境から平和の問題を捉え直し、先端的な工学技術を紹介しつつ、幅広い教養を身に着ける。 
学習の成果1.多角的な視点から平和について考え,自分の意見を述べることができる。
2.理念と現実の葛藤を含め,平和を妨げる種々の要因とそこでの複雑な様相について理解し,説明できる。 
授業の目標・概要等 第二次世界大戦後の戦後復興だけではなく、今日では、天災や人災を含め、わたしたちの社会環境の持続は大きな課題である。「平和」を生きのびる場所のあることと考えるとき、工学技術にはさまざまな取り組みが進んでいる。それら先端的な研究の成果や問題点をわかりやすく紹介しながら、社会環境としての「平和」への技術について、受講生自らが考えることができるようになることを目標とする 
授業計画 第1回 ガイダンス(三浦弘之)
第2回 地震被害と木造における地震対策(森 拓郎)
第3回 都市計画:広島の復興都市計画(田中貴宏)
第4回 都市計画:サスティナブル都市(田中貴宏)
第5回 建物の構造安全性評価:鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価 (寺本篤史)
第6回 長く住み続けられる建築の設計 (寺本篤史)
第7回 地震ハザード(地震のエネルギーと地盤震動) (三浦弘之)
第8回 地震に対する建物の減災技術 (三浦弘之)
第9回 橋梁の維持管理から考える安全・安心な社会の構築(その1) (半井健一郎)
第10回 橋梁の維持管理から考える安全・安心な社会の構築(その2) (半井健一郎)
第11回 コンクリートが作る安心と安全 (河合研至)
第12回 地盤工学とエネルギー開発 (畠 俊郎)
第13回 水東日本大震災からこれまで:放射性物質で汚染された環境の回復と今後の課題 (半井健一郎)
第14回 水紛争と安全な水 (金田一智規)
第15回 核のゴミを考える:我が国の地層処分事業と諸外国の状況 (半井健一郎)

各回の小テストまたはレポート 
教科書・参考書等 必要に応じて資料を配付する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料、パワーポイント 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1~2回:建築構造について考える
第3~4回:建築のデザインや計画について考える
第5~8回:耐震、防災について考える
第9~10回:橋梁の維持管理について考える
第11~13回:コンクリートや地盤,エネルギーについて考える
第14~15回:水問題や核のゴミについて考える 
履修上の注意
受講条件等
特になし 
成績評価の基準等 平和に関するモニュメント見学レポートの提出を必須とする。各回の講義については、担当者が小テストまたはレポートにより100点満点で採点したものを担当者間で平均し,60点以上を合格とする。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
社会基盤施設および建築物の建設に関わる実務経験を有する講師により,実際の建設物の設計,建設,維持管理に関わる授業を実施する。 
メッセージ  
その他 平和を考えるレポートの提出は必須課題です。レポートの提出期間は以下のとおりです。
第1ターム開講科目 --> 4 月 30 日~5 月 13 日
第2ターム開講科目 --> 7 月 1 日~7 月 8 日
第3ターム開講科目 --> 10 月 28 日~11 月 7 日
夜間開講科目 --> 教員の指示による
※詳細はもみじTopを参照:https://momiji.hiroshima-u.ac.jp/momiji-top/learning/kyouyou/post_1.html
【受講希望者が定員を超過したときは受講者抽選を行う可能性があります。】 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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