広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 教養教育
講義コード 10000208 科目区分 展開ゼミ
授業科目名 展開ゼミ(ゲノム編集入門~実際のところ遺伝子を書き換えるってどんな感じなの?~)
授業科目名
(フリガナ)
テンカイゼミ(ゲノムヘンシュウニュウモンジッサイノトコロイデンシヲカキカエルッテドンナカンジナノ?)
英文授業科目名 Advanced Seminar(Introduction of Genome Editing?How can we rewrite our genome??)
担当教員名 松本 大亮
担当教員名
(フリガナ)
マツモト ダイスケ
開講キャンパス 開設期 1年次生   後期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中:詳細はもみじ教養HP参照(霞開講)
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
演習中心、ディスカッション、学生の発表、薬品使用 
単位 1.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 21 : 社会人基礎
学問分野(分科) 01 : 初年次教育
対象学生 全学部、全学年対象
授業のキーワード ゲノム編集、アイデア創出、課題解決型演習、プレゼンテーション 
教職専門科目   教科専門科目  
教養教育での
この授業の位置づけ
「教養ゼミ」での学びを土台とし、社会における新たな価値創出や課題解決のための「総合知」を実践的に活用する場として「展開ゼミ」を開設する。学部・学年の枠を超えた少人数のクラスにおいて、最先端のテーマについて学び討論したり、体験型の学習を行うことを通じて問題発見・解決能力を涵養するとともに、チャレンジ精神、プレゼンテーション力、リーダーシップ力などの向上を図る。 
学習の成果大学教育入門、教養ゼミと連携して、以下のようなことが期待される。
1.自主的な学習態度の形成
2.問題発見・解決能力の向上
3.論理的・批判的な思考力の向上
4.読解力、表現力、発表力、討論力の向上
5.コミュニケーション力、リーダーシップ力の向上 
授業の目標・概要等 近年注目を浴びつつあるゲノム編集技術という題材を通じて、科学技術をどのように社会に実装するべきか、またその上で伴うリスクとどのように向き合うべきかという観点について学部の垣根を越えて共に考えることで、その後の専門教育への橋渡しを目指す。
CRISPR-Cas9を用いたゲノム編集の実施を行いながら,ゲノム編集の社会実装に向けたアイデアや倫理的課題の解決法について議論する。具体的には,緑色蛍光タンパク質を標的にした遺伝子編集を行いながら,(1)授業担当者のゲノム編集に関する解説,(2)授業担当者の知人を介した実際に社会に実在する課題の提示,(3)出題された課題に対するゲノム編集を用いた解決案について全員で討論する。討論した内容や個人的な興味関心がある内容に関するテーマを選び,事後学習した成果と併せてレポートを作成する。また、その一部を10分程度のプレゼンテーション資料にまとめ、発表する。 
授業計画 第1回 ゲノム編集に関する基礎講義や実験の概要説明、細胞を用いたゲノム編集実験(トランスフェクション) 、in vitroでの切断実験
第2回 外部講師によるクリエイティブに関する講義、特定の業界における課題のプレゼン聴講、 課題に対するアイデア出しのグループワーク
第3回 アイデアを実現するための予備調査、プレゼン資料の作成(グループワーク)
第4回 課題解決手法のプレゼンテーション (グループでのプレゼン)
第5回 細胞を用いたゲノム編集実験(結果観察)、結果の考察
第6回 ゲノム編集の社会実装における倫理的課題についての討論
第7回 個人が興味を持ったゲノム編集に関するトピックについての調査、プレゼン資料の作成
第8回 全体討論(個人でのプレゼン) 
教科書・参考書等 第1~4、11、12回については、こちらで作成したスライド資料を教材として使用する。オンライン学習システム「moodle」で配信されるので、受講前に各自のノートパソコンへダウンロードしておくこと)。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
受講または授業動画視聴前にダウンロードしたテキストに、予め目を通しておくこと。  
履修上の注意
受講条件等
・実験スペースの制限上、受講者定員は6名までとする。受講希望者が多数の場合は、受講動機を200字程度で提出してもらい、6名を抽選する。
・講義は2月の第2週から第4週にかけて実施する予定である(具体的な日程は12月の説明会時に受講者と共に決める予定)。
・事前に授業説明会を実施(Teamsを利用予定、1月上旬を予定)するため参加すること。
・授業時間中や帰宅中における不測の事態に備えて、「学生教育研究災害傷害保険」に加入しておくこと。 
成績評価の基準等 (1)講義への積極的な参加
(2)レポートの提出
(3)全体討論におけるプレゼン評価(参加者内でも評価を行う)
評価は合否判定のみとし、5段階評価は行いません。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ