年度 |
2024年度 |
開講部局 |
教養教育 |
講義コード |
10000206 |
科目区分 |
展開ゼミ |
授業科目名 |
展開ゼミ(睡眠学入門 ~睡眠脳波を観察しよう~) |
授業科目名 (フリガナ) |
テンカイゼミ(スイミンガクニュウモン スイミンノウハヲカンサツシヨウ) |
英文授業科目名 |
Advanced Seminar(Introduction for somnology ? observation of sleep EEG ?) |
担当教員名 |
林 光緒 |
担当教員名 (フリガナ) |
ハヤシ ミツオ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中:詳細はもみじ教養HP参照(東広島開講) |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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夜間の睡眠脳波を観察しながら、受講者全員で討論を行います。 オンライン(同時双方向)で事前説明会を行った後、実験室(対面)で睡眠脳波の観察を行います。 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
21
:
社会人基礎 |
学問分野(分科) |
01
:
初年次教育 |
対象学生 |
全学部・全学年 |
授業のキーワード |
睡眠、睡眠脳波 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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教養教育での この授業の位置づけ | 「教養ゼミ」での学びを土台とし、社会における新たな価値創出や課題解決のための「総合知」を実践的に活用する場として「展開ゼミ」を開設する。学部・学年の枠を超えた少人数のクラスにおいて、最先端のテーマについて学び討論したり、体験型の学習を行うことを通じて問題発見・解決能力を涵養するとともに、チャレンジ精神、プレゼンテーション力、リーダーシップ力などの向上を図る。 |
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学習の成果 | 大学教育入門、教養ゼミと連携して、以下のようなことが期待される。 1.自主的な学習態度の形成 2.問題発見・解決能力の向上 3.論理的・批判的な思考力の向上 4.読解力、表現力、発表力、討論力の向上 5.コミュニケーション力、リーダーシップ力の向上 |
授業の目標・概要等 |
睡眠脳波を一晩中観察しながら、睡眠に関する日常的な疑問について話し合い、睡眠を通して現代社会における新たな課題や解決法について論議します。具体的には、一晩の睡眠脳波を朝まで観察してもらいながら、(1)授業担当者が睡眠中の諸現象について解説するとともに、(2)各自の睡眠に関する疑問等に対して、全員で討論します。(3)討論した内容に基づいて、各自テーマを一つ選び、レポートを作成してもらいます。 |
授業計画 |
第1回 事前説明会(オンライン) 第2~8回 電極装着(1.5時間) 就床前調査(30分) 終夜睡眠脳波の測定/全員討論(7.5時間) 起床時調査(30分) 電極脱着(30分)
・受講者同士で討論した内容に基づき、テーマを一つ選んでレポートにまとめてもらいます。
・睡眠脳波の測定は、夏休み期間中に実施します。実施日は受講者と相談して決定します。 |
教科書・参考書等 |
参考書: ①江戸川大学睡眠研究所『心理学と睡眠 「睡眠研究」へのいざない』 金子書房、2022年 ※睡眠にはどのような研究テーマがあるのか、心理学の立場から解説した本です。 ②別冊ニュートン『睡眠の教科書 ~最高のパフォーマンスを発揮するために~』ニュートンプレス、2019年 ※睡眠のメカニズムが分かりやすく解説されています。図表が分かりやすくてキレイです。 ③西野精治『スタンフォード式 最高の睡眠』 サンマーク出版、2017年 ※世界的に著名な睡眠研究者がスタンフォード大学で行ってきた睡眠研究の成果に基づき、睡眠改善法について解説した本です。 ④マシュー・ウォーカー『睡眠こそ最強の解決策である』SBクリエイティブ、2018年 ※世界的に著名な睡眠研究者が2018年に出版した”Why we sleep: the new science of sleep and dream”の翻訳本です。睡眠不足による影響、夢や記憶に関する最近の研究成果がわかりやすく解説されています。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
脳波計、PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
睡眠脳波の観察に参加する前に、睡眠に関する本を一冊読んでおいてください。睡眠についての一般的な知識を得たうえで、睡眠脳波の観察に参加することで、睡眠に関する理解が一層深まります。 |
履修上の注意 受講条件等 |
(1)睡眠脳波の測定は、夏休み期間中に総合科学部(東広島キャンパス)にて対面で行います。オンライン配信は行いません。 (2)睡眠脳波の測定日は、一晩、徹夜することになります。事故防止のため、必ずタクシーで帰宅してください。 (3)実験スペースの制限上、受講者定員は5名までとします。受講希望者が多数の場合は、5名を選抜しますので、履修登録期間中に受講動機を200字程度で提出してもらいます。 (4)授業時間中や帰宅中における不測の事態に備えて、「学生教育研究災害障害保険」に加入しておいてください。 |
成績評価の基準等 |
以下の全てに参加することを成績評価の条件とします。 (1)事前説明会に参加すること。 (2)睡眠脳波の測定・観察に参加すること。 (3)レポートを提出すること 評価は合否判定のみとし、5段階評価は行いません。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
心理カウンセラーとして高校の心理相談業務に携わった経験を生かして、睡眠問題について解説します。 |
メッセージ |
朝まで長時間にわたって脳波を観察していると、かなり疲れますので、適宜休憩をとったり、雑談したり、夜食を食べたりしながら、受講者同士で和気あいあいとした時間を過ごしてほしいと思っています。途中で仮眠をとることも可能です。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |