年度 |
2024年度 |
開講部局 |
特別支援教育特別専攻科 |
講義コード |
YT10020 |
科目区分 |
専門的教育科目 |
授業科目名 |
大脳生理・病理概論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ダイノウセイリ・ビョウリガイロン |
英文授業科目名 |
Introduction to Physiology and Pathology of the Brain |
担当教員名 |
高野 美由紀,川合 紀宗 |
担当教員名 (フリガナ) |
タカノ ミユキ,カワイ ノリムネ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
1年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 集中:教L107 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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原則対面だが状況によっては非対面。講義中心。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
07
:
教育学 |
対象学生 |
教育学部第一類(特別支援教育教員養成コース)の学生(下記履修上の注意を参照) |
授業のキーワード |
脳の解剖学・生理学,神経機構,疾患・障害のメカニズム,特別支援教育への医学知識の活用 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
脳・神経系のメカニズムや発生から分娩までの生理学を学習した上で,感覚器や運動機能障害,幼年期の情動に関する害などについて論述する。また,遺伝因子,胎児,母体,環境因子等に起因する発生期,胎生期,周産期の障害について生理・病理学的アプローチで解説する。さらに,出生前診断や各種疾患等についての最近の知見を紹介し,特別支援教育にわる教員に必要な医学的基礎知識を提供する。 |
授業計画 |
第1回:脳の解剖と生理1 解剖学(脳,血管,脳脊髄液) 第2回:脳の解剖と生理2 組織学(神経伝達物質とニューロンネットワーク構造) 第3回:脳の解剖と生理3 生理学(運動,知覚,情動,高次機能のメカニズム) 第4回:発生のメカニズム(配偶子,胞胚,胎芽,胎児,分娩) 第5回:中枢神経系の仕組みとその障害1 視覚の神経機構と視覚障害 第6回:中枢神経系の仕組みとその障害2 聴覚の神経機構と聴覚障害 第7回:遺伝と先天性代謝異常の基礎 第8回:染色体異常と出生前診断の基礎 第9回:発生期,胎児期,周産期における障害 第10回:知的障害と教育的支援 代表的な疾患と支援 第11回:肢体不自由と教育的支援 運動障害と付随する身体障害、医療的ケア 第12回:病弱に関連する疾患と支援 第13回:発達障害と支援1 脳機能と障害特性と早期発見 第14回:発達障害と支援2 学校現場での支援に向けての論考 第15回:授業のまとめ
レポートを課す予定である。 |
教科書・参考書等 |
特になし |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
医学的な内容が多くなるため,丁寧に予習・復習をすること。授業の疑問点を残さないよう,授業開始時等に必ず質問をすること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
・教育学部特別支援教育教員養成コース以外の学生が受講を希望する際は,事前に世話教員に相談すること。 ・本科目は,平成21年度までの入学生用の科目である「視覚生理・病理(必修)」,「聴覚障害生理・病理(必修)」,「知的障害生理・病理(必修)」,「肢体不自由生理・病理(選択)」のいずれか1科目を読み替える科目である。これら4科目のうち,必修3科目のいずれか1科目が未履修の場合,必ずこの科目を受講すること。万が一必修3科目のうち,2科目以上未履修の場合は,事前に世話教員に相談すること。 |
成績評価の基準等 |
レポート(特別支援教育に携わる上で必要な,大脳の生理・病理や障害の原因等に関する基礎的知識の習得度の観点から評価)及び平常点で評価する。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
京都府立医科大学小児科及び田辺中央病院小児科における臨床医の経験に基づき講義を行う。 |
メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |