広島大学シラバス

シラバスTOPへ
English
年度 2024年度 開講部局 情報科学部
講義コード KA209001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 計算機ネットワーク
授業科目名
(フリガナ)
ケイサンキネットワーク
英文授業科目名 Computer Network
担当教員名 近堂 徹
担当教員名
(フリガナ)
コンドウ トオル
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 水5-8:工103
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心(原則として対面で実施) 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 02 : 情報科学
対象学生 情報科学部 3年生等
授業のキーワード 情報通信,LAN,コンピュータネットワーク,インターネット,プロトコル 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
電気システム情報プログラム
(能力・技能)
・電気,システム,情報分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力

電子システムプログラム
(能力・技能)
・電子システム分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力

計算機科学プログラム
(能力・技能)
・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.
・D3. ハードウェアとソフトウェアの知識及びデータを効率的に処理するプログラミング能力.

データ科学プログラム
(能力・技能)
・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.

知能科学プログラム
(能力・技能)
・A. 情報基盤の開発技術,情報処理技術,データを分析して新しい付加価値を生む技術.
・D2. 人工知能やIoTなどの応用や発展に寄与できる情報処理能力やデータ分析能力. 
授業の目標・概要等 情報通信技術分野で必要とされる専門知識の習得とそれを応用する能力の習得を目標とする。特にLAN(ローカルエリアネットワーク)および,現在広く利用されている通信プロトコル(通信規約)であるTCP/IPの概念・基礎技術・最近の動向などについて理解する。

なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである。
・コンピュータ通信プロトコルの概念に関する理解
・データリンク層,ネットワーク層、トランスポート層など各機能に関する知識
・先進技術に対する情報科学的な応用能力 
授業計画 第1回 概説, コンピュータネットワークの基礎
第2回 アナログ通信とデジタル通信、伝送方式
第3回 LANの信号型式と伝送メディア
第4回 LANのメディアアクセス制御
第5回 プロトコル階層とネットワークアーキテクチャ
第6回 IP(インターネットプロトコル)とIPアドレス
第7回 IPv4とIPv6
第8回 IPデータグラムフォーマットとルーティング概要
第9回 IPアドレスとMACアドレスの対応, ICMP
第10回 ルーティングプロトコル
第11回 TCPとUDP
第12回 その他のトランスポートプロトコル
第13回 DNSとHTTP
第14回 アプリケーションプロトコル
第15回 まとめ

期末試験を実施

理解度を確認するため,講義中に確認テストを実施 
教科書・参考書等 教科書:Computer Networks: A Systems Approach(Larry Peterson and Bruce Davie著, 2019年)https://open.umn.edu/opentextbooks/textbooks/computer-networks-a-systems-approach 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第2回から第4回はLAN(Local Area Network)に関する内容です。
第5回から第10回はIP(Internet Protocol)層に関する内容です。
第11回から第12回はトランスポート層に関する内容です。
第13回から第14回はアプリケーション層に関する内容です。
それぞれ,教科書以外にも参考になる図書などが多く出回っています。 
履修上の注意
受講条件等
必携PCを使用します。
Microsoft Formsを使って確認テストを実施します。
学生証を使って出席を確認します。 
成績評価の基準等 期末試験:60%,確認テスト(講義中に実施):30%、講義中における議論への参加状況等:10% 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
本講義を担当する近堂徹は広島大学においてキャンパスネットワークおよび計算機システムの管理・運用業務に従事してきた。講師はそれらの業務経験を活かした講義を行う。 
メッセージ 必携PCを持参すること。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
シラバスTOPへ