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年度 2024年度 開講部局 薬学部薬学科 講義コード I7025001 科目区分 専門教育科目 授業科目名 天然物薬品構造化学 授業科目名
(フリガナ)テンネンブツヤクヒンコウゾウカガク 英文授業科目名 Natural Products Chemistry 担当教員名 松浪 勝義 担当教員名
(フリガナ)マツナミ カツヨシ 開講キャンパス 霞 開設期 2年次生 前期 1ターム 曜日・時限・講義室 (1T) 水1-4:霞R404講義室 授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】講義中心、演習中心 単位 2.0 週時間 使用言語 B : 日本語・英語 学習の段階 2 : 初級レベル 学問分野(分野) 27 : 健康科学 学問分野(分科) 03 : 薬学 対象学生 薬学部2年生 授業のキーワード SDG_03, SDG_04, 機器分析、生合成、糖類、ポリケタイド、フェニルプロパノイド、フラボノイド、テルペン 教職専門科目 教科専門科目 プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)第2ステップ:天然医療資源
薬学教育モデル・コアカリキュラム:
C 薬学基礎 C5 自然が生み出す薬物 (1)薬になる動植鉱物【①薬用植物】【②生薬の基原】【③生薬の用途】,(2)薬の宝庫としての天然物 【①生薬由来の生物活性物質の構造と作用】【②微生物由来の生物活性物質の構造と作用】【③天然生物活性物質の取扱い】【④天然生物活性物質の利用】(4)機器を用いる分析法【①分光分析法】【②核磁気共鳴(NMR)スペクトル測定法】【③質量分析法】(5)分離分析法【①クロマトグラフィー】
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)薬学プログラム
(知識・理解)
・医薬品や無機・有機化合物の基本構造、物理的性質、反応性などの基本的知識と理解●資質⑤
薬科学プログラム
(知識・理解)
・医薬品を含む化学物質に関する知識授業の目標・概要等 医薬品の素材として用いられる生理活性天然有機化合物について、生合成、生物活性、研究法を学ぶ。また、有機化合物の化学構造決定法を学ぶ。 授業計画 赤外線吸収スペクトル、紫外線吸収スペクトル
質量分析法
1H核磁気共鳴スペクトル
13C核磁気共鳴スペクトル
2次元核磁気共鳴スペクトル
構造解析演習
試験(スペクトル構造解析)
基本的二次代謝経路、天然由来の糖類の化学構造、生合成
酢酸マロン酸経路、ポリケタイドの生合成と性質
シキミ酸経路、フェニルプロパノイドの生合成と性質
フラボノイド類の化学構造
フラボノイドの生合成、タンニン
メバロン酸経路、モノテルペン
セスキテルペン、ジテルペン、トリテルペン、サポニン
試験(天然物関係)
小テスト、中間テスト、期末テスト教科書・参考書等 教科書:スミス有機化学(上,下)、パートナー天然物化学(南江堂)
授業で使用する
メディア・機器等【詳細情報】 教科書、スライド、板書 授業で取り入れる
学習手法予習・復習への
アドバイス講義での説明、配布するプリントなどを中心に学習してください。 履修上の注意
受講条件等成績評価の基準等 中間、期末試験の結果(40点×2)および、小テスト(20点)の計100点、60点以上を合格とする 実務経験 実務経験の概要と
それに基づく授業内容メッセージ 質問はメールあるいは対面で随時受けます。ただし、対面の場合、メールで事前に連絡が望ましい。 その他 参考図書: 機器分析のてびき(第2版)データ集(化学同人)
ビギナーズ有機構造解析(化学同人)
この講義では、下記のSBOsの内容を修得できる。
C2-(4)-①-1, C2-(4)-①-2, C2-(4)-①-3, C2-(4)-①-4, C2-(4)-①-5, C2-(4)-①-6, C2-(4)-②-1, C2-(4)-③-1, C2-(5)-①-1, C2-(5)-①-2, C2-(5)-①-3, C2-(5)-①-4, C3-(4)-①-1, C3-(4)-①-2, C3-(4)-①-3, C3-(4)-①-4, C3-(4)-①-5, C3-(4)-②-1, C3-(4)-②-2, C3-(4)-③-1, C3-(4)-③-2, C3-(4)-③-3, C3-(4)-③-4, C3-(4)-④-1, C5-(1)-①-1, C5-(1)-①-2, C5-(1)-①-3, C5-(1)-①-4, C5-(1)-②-1, C5-(1)-③-1, C5-(1)-③-2, C5-(2)-①-1, C5-(2)-①-2, C5-(2)-①-3, C5-(2)-①-4, C5-(2)-①-5, C5-(2)-②-1, C5-(2)-②-2, C5-(2)-③-1, C5-(2)-④-1, C5-(2)-④-2, C5-(2)-④-3
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。