年度 |
2024年度 |
開講部局 |
薬学部薬学科 |
講義コード |
I7015001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
微生物学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ビセイブツガク |
英文授業科目名 |
Microbiology |
担当教員名 |
黒田 照夫,森田 大地 |
担当教員名 (フリガナ) |
クロダ テルオ,モリタ ダイチ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 金1-4:霞R404講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
03
:
薬学 |
対象学生 |
薬学科2年生 |
授業のキーワード |
細菌、ウイルス、真菌、原虫 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第2ステップ:天然医薬資源 薬学教育モデル・コアカリキュラム: C 薬学基礎 C5 自然が生み出す薬物 (2)薬の宝庫としての天然物 【②微生物由来の生物活性物質の構造と作用】2),C8 生体防御と微生物 (1)身体をまもる 【① 生体防御反応】3)4),(2)免疫系の制御とその破綻・免疫系の応用 【① 免疫応答の制御と破綻】5) 【② 免疫反応の利用】1),(3)微生物の基本 【① 総論】【② 細菌】【③ ウイルス】【④ 真菌・原虫・蠕虫】【⑤ 消毒と滅菌】,(4)病原体としての微生物 D 衛生薬学 D1 健康 (2)疾病の予防【②感染症とその予防】,(3)栄養と健康 【③食中毒と食品汚染】1) E 医療薬学 E2 薬理・病態・薬物治療 (7)病原微生物(感染症)・悪性新生物(がん)と薬 【①抗菌薬】2),【③細菌感染症の薬、病態、治療】1)2)5)7)9)10),【④ウイルス感染症およびプリオン病の薬、病態、治療】【⑤真菌感染症の薬、病態、治療】2),【⑥原虫・寄生虫感染症の薬、病態、治療】 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 薬学プログラム (知識・理解) ・生体のホメオスタシス(恒常性)の維持機構とダイナミックな調節機構に関する知識と理解●資質⑤ (能力・技能) ・薬物治療に必要な情報を自ら収集できる能力●資質⑥
薬科学プログラム (知識・理解) ・生物・人体に関する知識 (能力・技能) ・生物・人体に関する知識の展開(応用) ・代表的な化学物質や生体関連物質及び微生物の基本的取り扱いができる |
授業の目標・概要等 |
概要:化学療法による感染症治療を理解するためには、微生物が持つ特性を理解することが重要である。この講義では、微生物がどのようにして生存し、子孫を残すのか、どのような病原性をもち、どのようにして感染症を引き起こすのかについて講義する。 目標:微生物による感染症を理解するために、微生物が持つ病原性に関する知識を身につける。化学療法による感染症治療について理解するために、微生物の生理的機能に関する基礎的な知識を身につける。 |
授業計画 |
第1回 微生物学総論(1-68ページ) 第2回 感染症の予防・院内感染・消毒と滅菌(397-423),病原細菌学各論1(127-137) 第3回 病原細菌学各論2(137-166) 第4回 病原細菌学各論3(166-196) 第5回 病原細菌学各論4(196-232),ウイルス学総論(233-249, 265-274) 第6回 中間試験(90分) , ウイルス学各論1(281-350) 第7回 ウイルス学各論2(281-350) 第8回 プリオン(350-356),真菌学・原虫学(357-395) 第9回 期末試験(90分)
第6回の講義内 中間試験 第9回 期末試験
講義内容は、講義の進捗状況や担当教員の出張によって変更はありうる。 |
教科書・参考書等 |
講義形式(講義中心;教科書・プリント・講義のレジュメの有) 使用する視聴覚教材の種類(パワーポイント) 教科書:微生物学・感染症学【第3版】(化学同人) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
教科書,配付資料,パワーポイント |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
Formsによる予・復習テストを実施する(中間及び期末試験実施日には行わない)。前回講義した内容あるいはその日に学修する内容から出題するが、点数は成績評価には含めない(出席確認には使用する)。これにまじめに取り組めば、試験の準備にもなる。 |
履修上の注意 受講条件等 |
再履修者はあらかじめ、黒田まで相談に来ること。なお、2024年度から教科書が替わるので注意してほしい。 |
成績評価の基準等 |
次のものを評価する。 中間試験(総論~細菌学各論):60点 期末試験(ウイルス学総論以降):40点 の100点満点で総合評価し、60点以上を合格とする。 詳細は初回講義で説明する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
質問はメールでも受け付けるが、より適切に回答できるために直接聞きにくる方を強く勧める。Teamsでも構わない。 本講義の内容を十分理解しなければ、3年次の「微生物薬品学」の理解が極めて難しくなる。内容は多岐にわたるが、しっかりと取り組んでほしい。 講義録画をMoodleにアップロードするので復習に活用してほしい。 |
その他 |
再履修者は必ず事前に担当教員にメールで連絡すること。教員居室に直接来てもかまわない。
薬学教育モデル・コアカリキュラムにおける本講義の担当SBOsは以下のとおりである。 C8-(2)-①-5、C8-(2)-②-1、C8-(3)-①-1、C8-(3)-②、C8-(3)-③、C8-(3)-④、C8-(3)-⑤、C8-(4)-①、C8-(4)-②、D1-(2)-②、D1-(2)-④-2、D1-(3)-③-1、E2-(7)-①-2、E2-(7)-③-1~2、E2-(7)-③-5、E2-(7)-③-7、E2-(7)-③-9~10、E2-(7)-④、E2-(7)-⑤-2、E2-(7)-⑥ |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |