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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L6023000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 農場の四季を通して生命のサイクルを体験するフィールド科学演習
授業科目名
(フリガナ)
ノウジョウノシキヲトオシテセイメイノサイクルヲタイケンスルフィールドカガクエンシュウ
英文授業科目名 Field Practice Experiencing the Life Cycle of Farm Animals at All Seasons of the Year
担当教員名 黒川 勇三,妹尾 あいら,鈴木 直樹
担当教員名
(フリガナ)
クロカワ ユウゾウ,セオ アイラ,スズキ ナオキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生
授業のキーワード 農場の四季、生命、サイクル、酪農,家畜,乳牛, 食農教育,環境、フィールド教育 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等  広島大学の農場では,大地と家畜からのめぐみによって食料を生産している。春には,前年の秋に播種した牧草を収穫してサイレージなどの保存飼料を生産する。秋に妊娠した雌羊は春先に子羊を生む。桜の花が散る頃に成羊は毛を刈られ,その毛は毛糸やフェルトに加工される。一方、乳牛は1年を通してすべての季節で子牛を産み、乳生産を開始する。家畜生産は四季の移り変わりとともに成り立っているのである。本演習は,受講生が四季を通して農場の家畜や牧草に直接触れ、生産を体験し,家畜の命と食料生産のサイクルを学ぶことを目的としている。
※様々な感染症の拡大状況や,天候不良等により,開講の中止や,以下の計画の内容の一部変更,日程の変更等を行うことがあります。また受講希望者が5名以下の場合は開講を中止する場合があります。
 
授業計画 4/20(土):羊の毛刈りをする
5/18(土):春の牧草地を見る1+子牛の誕生について学ぶ
6/15(土):乳牛の行動観察から「人と家畜の関係」と「家畜の福祉」について考える
7/13(土):from farm to tableを俯瞰する
10/19(土):4月に刈った羊毛を加工する(フェルトつくり)
11/2日(金・祝):秋の牧草地を見る+乳牛と肉牛の子牛の成長を学ぶ
11/23(土):乳牛の乳搾りをして,搾った牛乳からバターやチーズを作る
12/14(土):寒い冬の家畜たち 農場の四季のまとめ

レポート 
教科書・参考書等 資料を適宜配布する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,プロジェクター,パソコン、映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
1)羊の毛刈りについての予習と復習
2)子牛の誕生についての予習と復習
3)家畜の食べ物(牧草・飼料作物)と放牧についての予習と復習
4)「人と家畜の関係」「家畜の福祉」についての予習と復習
5)乳牛の子牛が育って母親になるまでについての予習と復習
6)羊毛の加工についての予習と復習
7)乳製品の加工についての予習と復習
 
履修上の注意
受講条件等
●受講人数:20名程度
本授業科目は,広島大学と他大学の学生(専門学校・高専の学生を含む)のために開講されるものです。受講者多数の場合は,本演習の体験をその後の自大学の授業で生かす機会の多い,低学年の学生(1,2年生)から選抜します。一度受講が認められた方は,くれぐれもキャンセルには慎重になってください。受講できなかった人のことを考慮してください。事前に自分の予定と演習の日程を調整した上でお申し込みください。
●傷害保険:事前に学生教育研究災害傷害保険および学研災付帯賠償責任保険(財団法人日本国際教育支援協会)相当の傷害保険に加入してください。
●集合日時:各回13時00分までに西条ステーション(農場)に集合してください。
JR西条駅から広島大学行きのバスに乗車し,「池の上学生宿舎前」で降車してください。バス停から徒歩で15分程度です。
●各自持参するもの:医療保険証,マスク(ただし作業中は別途作業用不織布マスクを配布します),作業以外の時に着る動きやすい服(虫対策のため半ズボンやスカート等は不可),帽子(サンバイザー不可),水に濡れたり汚れたりしても構わない靴(サンダルやヒールのある靴は不可),雨具(カッパ),筆記用具,飲み物等。作業用のつなぎ及び長靴はこちらで用意します。
※持ち物の詳細については受講者が確定し次第,個人宛にメールで案内しますので,常時連絡の取れるメールアドレスを正確に記入してください。また,その際につなぎ及び長靴のサイズの確認と海外渡航歴の確認をしますので,必ず返信してください。メールでの連絡の際には必ず氏名と所属大学を明記してください。
●注意事項:
①様々な感染症の拡大状況,災害の発生や天候の状況(台風等)によっては,開講の中止や内容の変更もあります。また受講希望者が5名以下の場合は開講を中止する場合があります。
②授業の直前の時期に体調不良になったときは,授業開始前に必ず下記の問合せ・連絡先まで連絡してください。体調不良の原因や状況によっては、その授業回に限り出席を見合わせていただくことがあります。
③家畜伝染病(口蹄疫)の予防措置のため,演習日前の2週間以内に海外渡航を予定しておられる方については受講を認めない場合がありますので,受講を申し込まれる前に問い合わせてください。特に演習日前の2週間以内に口蹄疫発生地域(中国・韓国等)からの帰国を予定されている方は受講できません。帰国がこれらの期間より前であっても,海外で使用した衣服や靴を農場内に持ち込むことはできません。さらに本演習前に国内の家畜農場や家畜関連施設(食肉センターを含む)に立ち入られた方またはその予定のある方も事前に下記までご相談ください。
④演習中は決められた場所以外への出入りはできません。
⑤広島大学構内(附属農場を含む)は全面禁煙です。
●欠席・遅刻の通知方法:やむなく欠席・遅刻する場合は,所属大学学生係及び西条ステーション(農場)まで必ず連絡してください。
【問合せ・連絡先】
・ 広島大学生物学系総括支援室
   〒739-8528 東広島市鏡山1-4-4  TEL:082-424-4323
E-mail: sei-gaku-sien@office.hiroshima-u.ac.jp
・ 広島大学大学院統合生命科学研究科 准教授 黒川 勇三
   〒739-0046 東広島市鏡山2-2965  TEL:082-424-7973
E-mail: yuzokuro@hiroshima-u.ac.jp 
成績評価の基準等 受講態度,発表,受講後のレポートで評価する。フィールドを活用した演習なので農場の規則を守れない受講者は不可となる。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ この演習を通して,ヒトと家畜との関わり,食料生産の成り立ちなど,農から食までの過程を講義と体験を通して学びます。農業と食料生産に対して興味と熱意のある受講生を希望します。定員超過の場合は下位学年から優先的に選考します。 
その他 参加費用は原則徴収しませんが,西条ステーション(農場)までの旅費・交通費は自己負担です。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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