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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L6009014 科目区分 専門教育科目
授業科目名 臨海資源科学演習
授業科目名
(フリガナ)
リンカイシゲンカガクエンシュウ
英文授業科目名 Practice and Field Work in Fisheries Science
担当教員名 大塚 攻,近藤 裕介,PANAKKOOL THAMBAN ANEESH,加藤 亜記
担当教員名
(フリガナ)
オオツカ ススム,コンドウ ユウスケ,パナッキュール サムバン アニーシュ,カトウ アキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   前期   集中
曜日・時限・講義室 (集) 集中
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
野外実習、室内実験.COVID-19の感染状況によっては特別な方法での開催あるいは中止の可能性もある. 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生 中国四国国公立大学農学系学部生(愛媛大学,高知大学,島根大学,鳥取大学,岡山大学,山口大学,県立広島大学,香川大学,徳島大学)
授業のキーワード プランクトン,底生生物,魚類,海藻,栄養線,食資源,食物連鎖,生態,行動,形態,分類,環境修復,SDG Goal 14 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 瀬戸内海に生息する代表的なプランクトン,底生生物,海藻,魚類及び共生生物の種多様性,形態,分類,発生,行動,生態,生理を深く学習することにより,日本,世界の内海生態系の特性を理解し,知識を応用展開できる能力を身につける.本年度は栄養塩についての実験,環境修復などの講義を実施予定. 
授業計画 瀬戸内海中央部において、プランクトン、底生生物(無脊椎動物、海藻類)、魚類の様々な採集方法(小型船舶も使用する)及び個体識別、同定、標本処理などの技術を学んだ上で、それらの形態、分類、発生、行動、生態に関するデータの取り方、解析、解釈の技能、知識を培う。外部講師による世界の海洋環境に関する講演によっても視野を広げる。
実習:干潟の生物群集の観察 (大塚・近藤・Aneesh)
講義:干潟の生物の生態(大塚・近藤)
講義・実習:海洋無脊椎動物の発生(近藤・Aneesh)
実習:生野島フィールドワーク(シュノーケリング、潮間帯生物採集)(近藤・加藤・大塚・Aneesh、未定)
実習・講義:海藻の分類と生態I,II(加藤)
講義:海藻とは(加藤)
講義・実習:環境の測定方法(近藤、未定)
実習・講義:プランクトンの形態、行動、生態(大塚・近藤・Aneesh)
講義:食用プランクトン(大塚・近藤)
熱帯域における持続可能な水産業(Aneesh)
資料まとめ(発表準備)、発表会(大塚・加藤・近藤・Aneesh・未定)

集合場所,宿泊地は竹原ステーション,解散場所は西条キャンパスの予定です. 
教科書・参考書等 大森信・池田勉 (1976)、動物プランクトン生態研究法、共立出版;千原光雄・村野正昭編著 (1997)、日本産海洋プランクトン検索図説、東海大学出版会;長澤和也編著 (2004)、; 岩井保著(1991)、魚学概論第二版、恒星社厚生閣;日本水産学会監修 (2011)、浅海域の生態系サービス・海の恵みと持続的利用(水産学シリーズ169)、恒星社厚生閣;岩槻邦男・馬渡峻輔監修、千原光雄編 (1999)、藻類の多様性と系統、裳華房;有賀祐勝ほか編 (2000)、藻類学実験・実習、講談社サイエンティフィック;今村健太郎 (2008)、芸南の海藻、(財)蘭島文化振興財団  
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,映像.COVID-19の感染状況によっては特殊な方法での実施もありうる. 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
海洋,特に瀬戸内海のプランクトン,ベントス,魚類などについて事前に知識を得ること.動物相,植物相についてはホームぺージ(https://fishlab.hiroshima-u.ac.jp/index.html)を参照のこと.また,参考書としては「ハチの干潟の生き物たちー広島県竹原市に残る瀬戸内海の原風景ー(ネクパブ・サーサープレス)」を推薦する. 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 受講態度・理解度60点,発表40点で評価します. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ この実習を通して瀬戸内海の主要水産生物の種多様性,生態的特性を理解することができるであろう.学習した技能、知識を様々な水圏生態系へ応用展開ができる能力を身につけることができる.また,著名な外部講師による世界の海洋環境,SDGsに関する講演は,本演習で得た知識,経験を合わせることによって視野を拡大するのに極めて有効であろう. 
その他 ホームページ:http://fishlab.hiroshima-u.ac.jp/ 
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