年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L6009005 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
命の尊厳を涵養する食農フィールド科学演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
イノチノソンゲンヲカンヨウスルショクノウフィールドカガクエンシュウ |
英文授業科目名 |
Life, food and agricultural education through experimental studies of dairy farming |
担当教員名 |
黒川 勇三,妹尾 あいら,鈴木 直樹,羽倉 義雄,新居 隆浩,磯部 直樹 |
担当教員名 (フリガナ) |
クロカワ ユウゾウ,セオ アイラ,スズキ ナオキ,ハグラ ヨシオ,ニイ タカヒロ,イソベ ナオキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
1
:
入門レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
命、酪農,家畜,乳牛, 食農教育,環境 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
広島大学生物生産学部附属農場では、太陽の恵みを受けて育てた作物で家畜を飼い、家畜の恵みとしてミルクや肉、羊毛を生産している。「命の尊厳を涵養する食農フィールド科学演習」は、本農場とともに、畜産物や水産物を加工する大学の食品製造実験実習棟と動植物の精密実験圃場を活用して、教員と農場技術職員の協力により実施している。本演習では受講生が、草と家畜と土の循環のなかで食の源を生産して食品に加工していく過程を、講義と実習、討論を通じて学び、食と農業と環境の関わり、動物の福祉、SDGs、他の生き物の命によって生かされている人間の存在について考える機会を提供することを目的としている。 ※様々な感染症の拡大状況や、天候不良等により、開講の中止や内容の一部変更、日程の変更等を行うことがあります。また受講希望者が5名以下の場合は開講を中止する場合があります。 |
授業計画 |
9/3(火):西条駅集合、農場へ移動しガイダンス、 農場の見学と課題の説明、家畜の福祉について考える(農場) 9/4(水):午前:家畜のエサやりと乳搾りを体験する、 人と動物の関係、農業生産と環境、SDGsについて考える(農場) 午後:家畜の体内の構造と仕組みを見る(生物生産学部) 家畜の命と食について考える、体験発表会の準備(農場) 9/5(木):午前:家畜のエサやりと乳搾り体験(農場) 家畜の命を支える大地の働きを探る(圃場および農場) 午後:家畜に触れてその命を実感する。 牛乳の試飲とバター作り(農場) 体験発表会準備(農場) 9/6(金): 午前:体験発表会(学部講義室) 昼頃に西条駅解散 ※授業計画は新型コロナウイルス感染症の拡大状況や天候不良等により開講の中止や内容の変更があります。また受講希望者が5名以下の場合は開講を中止する場合があります。
レポート |
教科書・参考書等 |
適宜、資料を配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト,配付資料,プロジェクター,パソコン、映像(ビデオ/PC/その他画像資料) |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
1)家畜の飼養管理と搾乳作業手順についての予習と復習 2)低温殺菌と乳製品製造方法についての予習と復習 3)濃厚飼料の特性と役割についての予習と復習 4)家畜の福祉についての予習と復習 5)体験発表のための準備と打ち合わせ |
履修上の注意 受講条件等 |
●受講人数:20名程度 本授業科目は、広島大学他学部(生物生産学部以外の学部)と他大学の非農学系学部の大学生(専門学校・高専の学生を含む)のために開講されるものです。希望者が定員を上回る場合は、低学年の学生(1、2年生:本演習の体験をその後の自大学の授業で生かす可能性の高い)から選抜します。一度受講が認められた方は、くれぐれもキャンセルには慎重になってください。受講できなかった人のことを考慮してください。事前に自分の予定と演習の日程を調整した上でお申し込みください。 ●傷害保険:事前に学生教育研究災害傷害保険および学研災付帯賠償責任保険(財団法人日本国際教育支援協会)相当の傷害保険に加入しておいてください。 ●集合日時:令和6年9月3日(火)の13時にJR山陽本線 西条駅前(南口のロータリー)に集合してください。大が準備したバスで農場まで送迎します。昼食は集合時間までに済ませておいてください。なお、演習最終日の9月6日(金)は昼頃にバスでJR西条駅前まで送迎します。 ●宿泊場所:東広島市内のホテル(ビジネスホテル)に宿泊していただく予定です(宿泊費の一部を大学で補助する予定です)。ホテルから農場までは毎日バスで送迎いたします。朝食、夕食は各自でとっていただきます(大学生協食堂等)。 ●持参物:医療保険証、マスク(ただし、作業中は別途作業用不織布マスクを配布します)、体温計、作業以外の時に着る動きやすい服(虫対策のため半ズボンやスカート等は不可)、帽子(サンバイザー不可)、水に濡れたり汚れたりしても構わない靴(サンダルやヒールのある靴は不可)、雨具(カッパ)、筆記用具、洗面用具、タオル、身の回り品等。実習中に家畜糞尿に触れる可能性がありますが、ビニール手袋、作業用のつなぎ、長靴はこちらで用意します。 ※持ち物の詳細については受講者が確定し次第、個人宛にメールで案内しますので、常時連絡の取れるメールアドレスを正確に記入してください。また、その際につなぎ及び長靴のサイズの確認と海外渡航歴の確認をしますので、必ず返信してください。メールでの連絡の際には必ず氏名と所属大学を明記してください。 ●注意事項: ①災害の発生や天候の状況(台風等)、様々な感染症の拡大状況によっては開講の中止や内容の変更もあります。また受講希望者が5名以下の場合は開講を中止する場合があります。 ②授業の直前の時期に体調不良になったときは、授業開始前に必ず下記の問合せ・連絡先まで連絡してください。体調不良の原因や状況によっては、出席をご辞退いただく場合があります。 ③家畜伝染病(口蹄疫)の予防措置のため、演習日前の2週間以内に海外渡航を予定しておられる方については受講を認めない場合がありますので、受講を申し込まれる前に問い合わせてください。特に演習日前の2週間以内に口蹄疫発生地域(中国・韓国等)からの帰国を予定されている方は受講できません。帰国がこれらの期間より前であっても、海外で使用した衣服や靴を農場内に持ち込むことはできません。さらに本演習前に国内の家畜農場や家畜関連施設(食肉センターを含む)に立ち入られた方またはその予定のある方も事前に下記までご相談ください。 ④演習中は決められた場所以外への出入りはできません。演習期間中の移動は送迎バスを利用します。 ⑤広島大学構内(附属農場を含む)は全面禁煙です。 ●欠席・遅刻の通知方法:やむなく欠席・遅刻する場合は1週間前までに所属大学学生係および広島大学生物学系総括支援室まで必ず連絡をしてください。 【問合せ・連絡先】 ・ 広島大学生物学系総括支援室 〒739-8528 東広島市鏡山1-4-4 TEL:082-424-4323 E-mail: sei-gaku-sien@office.hiroshima-u.ac.jp ・ 広島大学大学院統合生命科学研究科 准教授 黒川 勇三 〒739-0046 東広島市鏡山2-2965 TEL:082-424-7993 E-mail: yuzokuro@hiroshima-u.ac.jp |
成績評価の基準等 |
受講態度,発表,受講後のレポートで評価する。フィールドを活用した演習なので農場の規則を守れない受講者は不可となる。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
この演習を通して,ヒトと家畜との関わり,食料生産の成り立ちなど,農から食までの過程を講義と体験を通して学びます。農業と食料生産に対して興味と熱意のある受講生を希望します。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |