年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L5006004 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
分子農学生命科学実験II |
授業科目名 (フリガナ) |
ブンシノウガクセイメイカガクジッケンII |
英文授業科目名 |
Laboratory Work in Molecular Agro-life ScienceII |
担当教員名 |
田中 若奈,藤川 愉吉,冨永 淳 |
担当教員名 (フリガナ) |
タナカ ワカナ,フジカワ ユキチ,トミナガ ジュン |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 集中 |
曜日・時限・講義室 |
(集) 集中 |
授業の方法 |
実験 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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実験作業、薬品使用 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
生物生産学部(分子農学生命科学プログラム)2年次生 |
授業のキーワード |
DNA抽出、PCR、電気泳動、プラスミド抽出、制限酵素反応、ライゲーション反応、形質転換 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 「能力・技能3」に関する学習の成果が期待される。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 分子農学生命科学プログラム (能力・技能) ・生体分子・細胞・生物個体,個体群に関する研究領域における知的能力・技能 |
授業の目標・概要等 |
分子生物学的に研究するための基礎的実験技法を修得することを目的とする。 |
授業計画 |
第1回 植物遺伝学実習 (植物個体の遺伝子型の決定) 1(田中) ・植物組織からのDNA抽出 ・葉のサンプリング ・アルコール沈殿によるDNA抽出 第2回 植物遺伝学実習 (植物個体の遺伝子型の決定) 2(田中) ・PCR反応による目的遺伝子の増幅 第3回 植物遺伝学実習 (植物個体の遺伝子型の決定) 3(田中) ・アガロース電気泳動によるPCR産物の検出 ・突然変異の同定 第4回 植物遺伝学実習 (植物個体の遺伝子型の決定) 4(田中) ・第1〜3回のまとめ ・レポート作成 第5回 サブクローニング1(藤川) ・大腸菌からのプラスミド抽出 第6回 サブクローニング2(藤川) ・プラスミドの切断と再結合 ・抽出プラスミドの確認 第7回 サブクローニング3(藤川) ・切断プラスミドの確認 ・大腸菌の形質転換 第8回 サブクローニング4(藤川) ・コロニーの観察 ・第5回から第8回までのレポート作成 第9回 植物生理生態学実習1(冨永) ・実験室での個葉光合成測定 第10回 植物生理生態学実習2(冨永) ・圃場での個葉光合成測定 第11回 植物生理生態学実習3(冨永) ・圃場での個葉光合成測定 第12回 植物生理生態学実習4(冨永) ・第1〜3回のまとめ ・レポート作成
実習担当教員別にレポートを課します。 各教員による実験の終了後に、担当教員の指示にしたがって実験レポートを提出すること。 第1回〜4回:田中 第5回〜8回:藤川 第9回〜12回:冨永
上記の授業計画は予定です。実験の進み方等により、変更等があります。 |
教科書・参考書等 |
テキスト:実験用としてテキストを配付する。 教科書:特に指定しない。 参考書: バイオ実験イラストレイテッド1 分子生物学実験の基礎(細胞工学別冊,秀潤社) モデル植物の実験プロトコール イネ・シロイヌナズナ・ミヤコグサ編(細胞工学別冊,秀潤社) ゼロから始めるバイオ実験マスターコース1実験の基本と原理(細胞工学別冊,秀潤社) ゼロから始めるバイオ実験マスターコース2実験の遺伝子組換え基礎実習(細胞工学別冊,秀潤社) 最適な実験を行うためのバイオ実験の原理(羊土社) 実験医学別冊 目的別で選べる核酸実験の原理とプロトコール(羊土社) 植物の光合成・物質生産の測定とモデリング (共立出版) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
テキスト、必携PC |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
毎回実験後に、実験記録の整理をおこなうこと。 また、議論した内容を各自でさらに考察すること。 配付テキストに基づく次回の実験の予習をおこなうこと。 第5回から第8回までの実習に関しては第5回実習開始までに必ず理解度テストを受けておくこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
レポート評点(60%)、実習態度(40%)などで総合的に判定する。ただし,学内規約により授業全体の1/3以上を無断欠席の場合,成績評価できない。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
必ず実験ノートを用意すること。 必携PCを持参すること。 本実習は3名の教員(田中、藤川、冨永)によって行われます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |