年度 |
2024年度 |
開講部局 |
生物生産学部 |
講義コード |
L3012006 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
動物福祉論 |
授業科目名 (フリガナ) |
ドウブツフクシロン |
英文授業科目名 |
Animal Welfare |
担当教員名 |
黒川 勇三,妹尾 あいら,鈴木 直樹,杉野 利久 |
担当教員名 (フリガナ) |
クロカワ ユウゾウ,セオ アイラ,スズキ ナオキ,スギノ トシヒサ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 金1-4:生C301 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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基本は対面での講義中心であるが、様々な伝染病等の状況によっては、オンライン授業となる場合がある。場合によって授業計画が前後することがある。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
01
:
農学 |
対象学生 |
3年次生 |
授業のキーワード |
動物福祉、伴侶動物、家畜、実験動物、動物の権利、人と動物との関係、動物園動物 SDG_2、SDG_7、SDG_12、SDG_13、SDG_15 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 家畜、伴侶動物等の福祉を考えることは、人と動物とがどのようにかかわるかを考えるうえで必須である。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 応用動植物科学プログラム (知識・理解) ・専門分野に関わる課題を解決するために必要な,学際的・総合的に考える能力や,広い視野から俯瞰し行動するための知識・理解 ・フィールドにおける動植物生産機構並びに動植物と人間社会・自然環境との関係について,知識・理解 (総合的な力) ・動植物生産に関連する具体的諸事象について,自らの対象を設定し,それについての自分の考えをまとめ,文章や口頭で論理的に発表し,応答する能力 |
授業の目標・概要等 |
家畜、伴侶動物、実験動物など、人がよりよく生きていくことを目指すうえで、密接にかかわる動物たちがいる。そのかかわりの中で、その動物たちがよりよく生きていくこと、すなわち動物福祉への配慮は必要不可欠である。本講義ではまず、人と動物とのかかわりの歴史の中でみられる動物福祉に向かう考え方の変遷と、その中で構築されてきた動物福祉の定義を学ぶ。その上で、様々な動物における動物福祉の現状と問題点について理解を深め、飼養や研究を通して動物と直接かかわる人、かかわりからの受益者(畜産物消費者など)が、動物福祉の向上に寄与するために必要なことを考察する。 |
授業計画 |
第1回 動物福祉学総論① 動物福祉の概念、評価の基本理念 (黒川) 第2回 動物福祉学総論② 5つの自由の科学 (黒川) 第3回 動物福祉学総論③ 評価技術 (黒川) 第4回 産業動物の福祉① 牛 (杉野) 第5回 産業動物の福祉② 豚 (杉野) 第6回 産業動物の福祉③ 鶏 (鈴木) 第7回 産魚動物の福祉④ 馬 (鈴木) 第8回 伴侶動物の福祉 犬・猫① (妹尾) 第9回 伴侶動物の福祉 犬・猫② (妹尾) 第10回 伴侶動物の福祉 街中の猫の福祉 (妹尾) 第11回 動物園動物の福祉① 動物福祉の観点からの問題点とその解決 (妹尾) 第12回 動物園動物の福祉② 動物園における研究活動 (妹尾) 第13回 実験動物の福祉① 動物実験に関する広大の規則と届け出の方法 (黒川) 第14回 実験動物の福祉② 実験動物福祉の実際 (黒川) 第15回 まとめ 試験 (黒川)
試験およびレポートを実施する予定である。 |
教科書・参考書等 |
教科書:「動物福祉学 新村 毅編 昭和堂 2022年」を使用する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
教科書として、「動物福祉学 新村 毅編 昭和堂 2022年」を使用する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
教科書、授業配付資料を熟読して授業に活用、予習・復習すること。 畜産物の利用(飲食等)時に、生産に関わった家畜のことを想像してみましょう。 |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
試験の成績により評価する。全体授業回数の3分の2以上の出席がない場合は、成績を評価することができない。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
様々な動物の福祉の現状に興味がある人。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |