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年度 2024年度 開講部局 生物生産学部
講義コード L1007004 科目区分 専門教育科目
授業科目名 食料生産管理学
授業科目名
(フリガナ)
ショクリョウセイサンカンリガク
英文授業科目名 Food Production Management
担当教員名 細野 賢治
担当教員名
(フリガナ)
ホソノ ケンジ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 金1-4:生C302
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、パワーポイント、学生の発表 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 01 : 農学
対象学生 食品科学プログラム、水圏統合科学プログラム
授業のキーワード 食料需給、フードチェーン、農業政策、水産政策 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
幅広い視野を身につけるため、特に社会科学的な視点からフードチェーンを捉えるという位置づけになっている。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
食品科学プログラム
(知識・理解)
・食品及び食品素材の安全性の分析・評価法に関する専門的知識および科学技術倫理
・食料の生産管理と流通に関する専門的知識 
授業の目標・概要等  本講義は、①農産物の生産技術だけではなく、それらの流通・販売、農産物を原料とする加工品の原料調達・加工・流通・販売、外食・中食サービスを総合的に「農業技術」と捉え、②これらが生み出した価値を必要な消費者に継続的かつ安全・安心のもとで届け、そのことで農山漁村(生産者)、食品流通・加工業(産業)および都市(消費者)の持続性を向上させつつそのうえで相互に持続的な関係を持たせるためのマネジメント(経営)手法の開発と普及、である。 
授業計画 第1回 イントロダクション -日本の食料・農業・農村問題-
第2回 日本の農業を地域で捉える
第3回 基本法農政下の農政
第4回 グローバリゼーション下の農政
第5回 食品科学プログラム・ガイダンス
第6回 農林水産省の役割と仕事(外部講師)
第7回 コメ生産の動向
第8回 青果物生産の動向
第9回 畜産業の動向
第10回 水産物供給の動向
第11回 農業協同組合の機能と役割
第12回 農業協同組合の歴史的展開
第13回 農水産物の流通構造-卸売市場流通-
第14回 加工食品の製造と流通・販売
第15回 定期試験

第16回 フード・マーケティングの実践者による特別講義 
教科書・参考書等 事前にプレゼンテーション用ファイル(PDF)を「もみじ」に掲載しますので、必ず事前にチェックしておいて下さい。
また、必要に応じて視聴覚教材も活用します。
なお、本講義は内容によってグループディスカッションを行うこともあります。

*参考書:内藤重之ほか編著『現代の食料・農業・農村を考える』ミネルヴァ書房、2018年。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 プレゼンテーションファイル,配付資料,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 授業計画の提示を行いますので、必ず出席して下さい
第2回 予習:日本における農林水産業の基礎データをチェック、復習:現在における日本の農林水産業の状況を把握
第3回 予習:高度成長期と経済・社会状況をチェック、復習:農基法の意義と農業・農家の状況を把握
第4回 予習:WTO体制下の経済・社会状況をチェック、復習:食料自給率低下の要因を把握
第5回 予習:日本のコメ政策の概要をチェック、復習:稲作農業・農家の状況を把握
第6回 予習:日本の青果物政策の概要をチェック、復習:青果物生産と農家の状況を把握
第7回 予習:日本の畜産政策の概要をチェック、復習:畜産業と農家の状況を把握
第8回 予習:プレゼンファイルの作成、復習:友人のプレゼン内容をチェック
第9回 予習:農業協同組合の概要をチェック、復習:農業協同組合の存在意義を把握
第10回 予習:農業協同組合の歴史をチェック、復習:農業協同組合の歴史的意義を把握
第11回 予習:日本の水産政策をチェック、復習:水産業と水産物流通の状況を把握
第12回 予習:プレゼンファイルの作成、復習:友人のプレゼン内容をチェック
第13回 予習:日本の卸売市場の概要をチェック、復習:日本の農林水産部物の流通構造とその特徴を把握
第14回 予習:日本の食品加工業・流通業の概要をチェック、復習:日本の加工食品製造と流通・販売の特徴を把握
第16回 予習:特別講師の人となりをWEBでチェック、復習:特別講師が行った実践内容の重要性を把握 
履修上の注意
受講条件等
本講義は、授業内での定期試験の結果だけでなく、授業の取組状況も成績評価の重要なポイントとなりますので注意してください。 
成績評価の基準等 定期試験および授業中の取組状況により総合評価します。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
地方公共団体に勤務経験のある教員が、食料政策、農業政策および都市と農村との関係性に関する実態と課題について解説します。 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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