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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K8903040 科目区分 専門教育科目
授業科目名 地盤工学
授業科目名
(フリガナ)
ジバンコウガク
英文授業科目名 Geotechnical Engineering
担当教員名 畠 俊郎
担当教員名
(フリガナ)
ハタ トシロウ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 火5-6,金5-6:工116
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
グループ発表を含みます 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 13 : 土木工学
対象学生 3年生前期
授業のキーワード 斜面安定解析,土圧, 基礎の支持、地盤改良工法、基礎の施工法 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本科目は,社会基盤環境工学プログラムの教育目標における(C)問題構成力,(D)問題解析力に関わっている. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
社会基盤環境工学プログラム
(能力・技能)
・問題構成力
・問題解析力 
授業の目標・概要等 社会基盤施設の建設・管理においては、それらが立地する地盤に関する工学的な知識と技術が不可欠である。土の力学で学んだ知識をもとに、斜面安定解析、土圧、基礎の支持力など土構造物の設計に欠かせない理論を学び、さらに地盤改良法、基礎の施工法など実務で用いられる地盤関連技術の概要を学ぶ. 
授業計画 第1回 導入・斜面安定1 (長大斜面)
    課題1:土の基本的性質と長大斜面の安定
第2回 斜面安定2 (円弧すべり解析)
       課題2:斜面安定解析1
第3回 斜面安定3 (円弧すべり解析)
       課題3:斜面安定解析2
第4回 土圧1 (ランキン土圧)
       課題4:ランキン土圧の計算
第5回 土圧2 (クーロン土圧)
       課題5:クーロン土圧の計算・擁壁に作用する土圧
第6回 土圧3 (クーロン土圧)
       課題6:矢板式岸壁の設計
第7回 擁壁と土留め  
    課題7:掘削の安定と切梁の設計
第8回  中間テスト
第9回 基礎の支持力1(支持力公式と支持力係数)
      
第10回 基礎の支持力2 (直接基礎)
    課題8:直接基礎の支持力
第11回 基礎の支持力3 (杭基礎)
    課題9:杭基礎の支持力
第12回 地盤改良1(地盤改良の原理)
        課題10:盛土の沈下とバーチカルドレーン工法による改良
第13回 地盤改良2(バーチカルドレーン工法)
       
第14回 プレゼンテーション課題の発表(地盤改良工法)
第15回 プレゼンテーション課題(軟弱地盤対策工法・基礎工法)

10回の演習課題があるので必ずすべて提出すること。14回と15回のプレゼンテーション課題は、2,3名のグループごとに個別の工法に関して調べ、パワーポイントを用いて発表する課題である。 
教科書・参考書等 教科書は 石原研而「土質力学」丸善㈱を使用する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 プロジェクターとパワーポイントを使用する。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1,2,3,4,5,6,7回 土の力学の講義の「土のせん断強さ」を復習すること
第12回,第13回  土の力学の講義の「圧縮と圧密」を復習すること
第14回,第15回のプレゼンテーション課題は各自に調査すべき課題を提示し、調査結果を10分程度で発表する形式で実施する。
 
履修上の注意
受講条件等
この科目に先立つ基礎科目として土の力学および社会基盤環境工学実験を受講していること必須となる。ただし、受講したが土の力学、土の力学演習の単位をとれなかった場合でも、本講義を履修し単位を取ることは十分可能である。地盤工学は土の力学の応用であるが、具体的な構造物や設計に関わる問題を取り扱うため、わかりやすい面もあるからである。 
成績評価の基準等 演習課題レポート(9回を予定。10点満点)、プレゼンテーション課題(10点満点)、中間試験(40点)、期末試験(40点満点)を総合し100点満点で評価する。60点以上を合格とし単位を認める。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 土の力学、土の力学演習、地盤工学を学ぶことで社会基盤環境工学分野の技術者にとって必要な地盤に関する力学および土構造物の設計の基礎を身につけることができる。 
その他 例年、授業に出席し9回の演習課題とプレゼンテーション課題にしっかり取り組んだ学生はほとんどが単位を取得している。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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