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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K8829010 科目区分 専門教育科目
授業科目名 自然エネルギー利用工学
授業科目名
(フリガナ)
シゼンエネルギーリヨウコウガク
英文授業科目名 Natural-Energy Utilization Engineering
担当教員名 岩下 英嗣,李 漢洙
担当教員名
(フリガナ)
イワシタ ヒデツグ,リー ハンスウ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 火1-4:工106
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心。前半を国際協力研究科のLee、後半を工学研究科の岩下が担当する。 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 10 : 総合工学
対象学生 第一類輸送システム3年次生(約45名)
授業のキーワード 自然エネルギー,風力エネルギー,太陽光エネルギー,海洋エネルギー 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
環境共生システム課程における選択必修科目 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
輸送システムプログラム
(知識・理解)
・環境・流体工学分野
輸送機器及び環境共生に関わる環境・流体工学分野の専門知識
(能力・技能)
・環境・流体工学分野
輸送機器及び環境共生に関わる環境・流体工学分野の専門知識を問題解決に応用できる能力


エネルギー変換プログラム
(能力・技能)
・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 
授業の目標・概要等 地球規模で悪化している環境問題を改善するためには自然エネルギーの利用技術が不可欠となっている。本講義では、その中でも太陽エネルギーと並んでその活用が有力視されている風力エネルギーとその利用技術,すなわち風車工学について解説する。授業の具体的な目標は以下の通り。
1.風力エネルギー利用技術の背景および現状が説明できる
2.風力タービンの空気力学が説明できる
3.風力タービンによる発電量を推定することができる

なお学習・教育目標としては、(C-2)専門知識と応用力(環境流体分野)に対応する。 
授業計画 第1回 温室効果ガスと地球温暖化の関係
第2回 太陽エネルギーによる発電、原子力発電の概要(1)
第3回 太陽エネルギーによる発電、原子力発電の概要(2)
第4回 風力発電、海洋エネルギー発電の概要(1)
第5回 風力発電、海洋エネルギー発電の概要(2)
第6回 エネルギーと社会、持続可能な発展(1)
第7回 エネルギーと社会、持続可能な発展(2)
第8回 中間試験(レポート)
第9回 風力タービンの歴史と様式
第10回 風力エネルギー
第11回 風力タービンの空力設計(運動量理論)
第12回 風力タービンの空力設計(翼素運動量理論)
第13回 風力タービンの空力設計(最適設計)
第14回 発電機とのマッチング
第15回 系統連系と独立電源

中間試験、期末試験に相当するレポートを課す予定。 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心)
テキスト:牛山 泉「風車工学入門」森北出版
参考書 清水幸丸「風力発電技術」パワー社
    牛山 泉「風力エネルギー読本」オーム社
    牛山 泉「風力エネルギーの基礎」オーム社
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 適宜資料を配布する。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
流体力学をベースとして翼理論について学習するので、流体力学の復習をしておくこと。
加えて運動量理論を展開するので、力学の復習をしておくこと。
 
履修上の注意
受講条件等
この科目に先立つ基礎科目:流体力学Ⅰ・演習,材料力学・演習,構造力学・演習,
システム設計工学,輸送機器論I,輸送機器論Ⅱ
この科目が役立つ応用科目:輸送機器環境工学プロジェクトⅢ
 
成績評価の基準等 実施されるレポートによる100点満点の総合評価とする.60点以上に単位を認める.  
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 出席回数が2/3に満たない学生は成績評価において欠席と判断する.
また,遅刻状況によっては出席扱いとならない場合もあり得る 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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