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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K8769040 科目区分 専門教育科目
授業科目名 建築設計製図IV
授業科目名
(フリガナ)
ケンチクセッケイセイズ 4
英文授業科目名 Architectural Project and Drawing IV
担当教員名 中薗 哲也,中村 尚弘,西名 大作,角倉 英明,石垣 文
担当教員名
(フリガナ)
ナカゾノ テツヤ,ナカムラ ナオヒロ,ニシナ ダイサク,スミクラ ヒデアキ,イシガキ アヤ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 月5-10,木7-9
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
 
対面とオンライン併用、演習中心、学生の発表 
単位 3.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 14 : 建築学
対象学生 建築プログラム 3年次生
授業のキーワード 建築設計、建築プログラム、複合施設、SDG_11、SDG_12 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
建築プログラム
(知識・理解)
・平和な生活環境に貢献できる地球人の育成
(・平和都市広島を象徴する建物を挙げ,その特徴を説明することができる。
・広島の歴史や平和を目指した都市計画などの取り組みについて説明することができる。
・平和な生活環境を創造することについて自分の考えを述べることができる。)
に関する理解
・人類の幸福に貢献できる人材育成
(・日本の社会や国際的に問題となっている事例を挙げ,その内容について説明することができる。また,それに対して自分の意見を述べることができる。
・社会人として,自分の進むべき方向をグローバルな立場で適確に判断するためのバックグラウンドとなる人文・社会科学的教養を身につけている。)
に関する理解

(能力・技能)
・建築専門知識・能力の育成
( (2)建築に関する総合的でより発展的な知識能力・広い範囲にわたるより発展的な知識・能力を計画的に修得し,建築技術者としての基礎を形成する。
・イ)ロ)ハ)のいずれかに関わるより発展的な内容の報告書をとりまとめることができる。)
に関する理解
(総合的な力)
・デザイン能力の育成
(・与えられた課題に対し,多くの側面から予想される問題点を指摘し,その解決に向けた方法を提案することができる。
・卒業論文において,研究の社会的位置付けを理解し,的確な研究構想を立てることができる。)
に関する理解
・コミュニケーション能力の育成
((1) 国際的コミュニケーション能力
・外国人に対して自己紹介し,意思を伝えることができる。
・工学や建築に関する専門的な文書を,辞書を用いながら読んだり書いたりすることができる。
(2) 日本語コミュニケーション能力
・聴衆の前で,自分の考えを発表し,質疑応答することができる。
・説得力のある発表用資料を作成することができる。
・工学や建築(例えば卒業論文)に関する文章を読んで十分に理解し,また研究成果を伝えることのできる文章を書くことができる。)
に関する理解
・自己啓発,研鑚能力の育成
(・新しく発生した問題について,それに関連した情報や文献を検索収集できる。)
に関する理解
・計画立案と遂行能力の育成
(・各種課題を計画的に遂行し,期限内にその成果をとりまとめることができる。
・実験,演習,卒業論文を通して,協同作業を体験する。)
に関する理解 
授業の目標・概要等  建築設計製図IIIの修得者を対象とし、より高度な設計能力を養う。建築意匠学、建築計画学、建築環境学、建築構造学などの知識を前提に、建築物とその複合、周辺環境との関係等を踏まえた計画・設計の方法を学び、空間の創出を提案する。また短時間に建築的解決を提案することにも習熟する。
 本講義の関連するJABEE学習・教育目標(メッセ-ジの欄参照)は、(A)平和な居住環境の創造。(B)社会の発展、人類の幸福に貢献できる人材の育成、(C)技術者としての倫理観の育成、 (Eイ)建築専門知識(建築設計・計画)の修得、(F)デザイン能力の育成、(G)コミュニケ-ション能力(H)永続的な自己啓発、研鑽ができる能力の育成、(I)的確で合理的な計画の立案と遂行能力の育成であり、下記の授業の内容・計画等の欄中に、授業内容ごとに、かっこ付きで示す。
以下の専門的基礎能力を習得することを授業の主目標とする。
(1) 各種建築物の建築設計ができる。
(2) 建築物の製図、プレゼンテーションができる。 
授業計画 第1回 ガイダンス:課題説明(都市複合施設プログラム)
第2回 集合住宅の事例調査
第3回 エスキス
第4回 エスキス
第5回 エスキス
第6回 エスキス
第7回 エスキス
第8回 最終提出、発表・講評、修正図面の提出
第9回 ガイダンス:課題説明(平和関連複合施設)
第10回 エスキス
第11回 エスキス
第12回 エスキス
第13回 エスキス
第14回 最終提出、発表・講評、修正図面の提出
第15回 ポートフォリオ作成

都市複合施設:集合住宅を中心とした都市複合施設としての特別な配慮を建築設計において学ぶ。不特定多数の人に対する空間的配慮が必要となる。それらの必要性を専門的に学びながら建築設計を習得する。
平和関連複合施設:劇場・ホール等の比較的大規模かつ複雑な計画的課題を有する施設を、ホテル、展示場と複合させて地域計画的視点も含めて設計する。施設の基本的要求性能を満足しながら、演劇空間・音楽空間等の可能性を提示し、ホテル機能、展示室機能と複合させ、都市の活性化と地域環境の向上への参加について提案するとともに建築の再生、構造補強についても学習する。
ポートフォリオ作成:設計製図課題の要点をまとめる作業を行う。製図室以外での授業になる場合もある。
[宿題の方法] 進行状況に応じて個別に時間外に補足すること。
 
教科書・参考書等 建築設計資料集成
出題内容により個々に指示する。
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
製図室において演習時間外にも建築の構想や製図技法、模型制作について予習復習を通じて作業の方法を習得をすることが大切である。 
履修上の注意
受講条件等
課題説明、講評は、全員出席の上で実施する。その間、各開設時限にマンツーマンで個別にエスキスの指導を行う。 
成績評価の基準等 各課題について設計作品を提出し、その内容・表現について評価する。
100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
一級建築士の資格を持つ建築意匠設計の実務経験のある教員が、複合施設の設計手法や理念について指導する。 
メッセージ ・オフィスアワーを積極的に利用されたい(構造計画、設備計画、建築材料について、建築構造学、建築環境学、建築材料学等の教官に専門的な知識を問うこと。)。  
その他 ・建築設計ならびに監理の実務経験をもつ教員が、演習を指導する。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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