年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K8243040 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
鉄筋コンクリート構造 |
授業科目名 (フリガナ) |
テツキンコンクリートコウゾウ |
英文授業科目名 |
Reinforced concrete structure |
担当教員名 |
寺本 篤史 |
担当教員名 (フリガナ) |
テラモト アツシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火5-6,木3-4:工103 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
14
:
建築学 |
対象学生 |
第四類 建築プログラム |
授業のキーワード |
鉄筋コンクリート構造,抵抗機構,曲げ強度,せん断強度,SDG_11 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第四類専門科目に属し,建築構造・材料・生産の専門的知識能力を育成する科目である。 この授業の前提となる科目:建築一般構造,建築材料学,建築構造力学I この科目が役立つ応用科目:耐震構造,建築構造設計 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 建築プログラム (能力・技能) ・建築専門知識・能力の育成 ( (1)総合的で基礎的な知識・能力 ハ)建築構造学関連の基礎的な知識・能力) に関する理解 |
授業の目標・概要等 |
鉄筋とコンクリートの材料特性および梁,柱の水平,鉛直部材の基本的な力学的特性と設計法に関して計算例,設計例を具体的に解説し、基礎的知識を確実に習得させる。以下の知識と能力を習得することを授業の目標とする。 (1) 鉄筋コンクリート構造における許容応力度設計法の概念を理解できる。 (2) 曲げと軸力を受ける部材断面の曲げモーメントと曲率の関係を計算できる。 (3) 曲げと軸力を受ける部材の終局強度を計算できる。 (4) 曲げ及び軸力受ける部材の曲げ補強を設計できる。 (5) せん断を受ける部材のせん断補強を設計できる。 |
授業計画 |
第1回 コンクリート構造の基礎知識 第2回 材料特性(鉄筋とコンクリートの性質) 第3回 コンクリート構造に要求される性能と設計手順 第4回 曲げモーメントを受ける梁(1) 曲率/平面保持仮定 第5回 曲げモーメントを受ける梁(2) 断面の釣り合い/曲げモーメント 第6回 曲げモーメントを受ける梁(3) ひび割れ強度/曲げモーメント曲率関係 第7回 曲げモーメントを受ける梁(4) 引張鉄筋比/釣合鉄筋比 第8回 曲げモーメントを受ける梁(5) 曲げ終局強度 第9回 中間試験 第10回 曲げモーメントと軸力を受ける柱(1) 断面の釣り合い/ひび割れ強度 第11回 曲げモーメントと軸力を受ける柱(2) 釣合軸力/N-M曲線/曲げ終局強度 第12回 せん断力を受ける梁・柱(1) せん断応力度/主応力度 第13回 せん断力を受ける梁・柱(2) せん断ひび割れ/アーチ機構 第14回 せん断力を受ける梁・柱(3) トラス機構/横補強筋比/せん断強度 第15回 せん断力を受ける梁・柱(4) 付着応力度/せん断終局強度
各回,授業内容に関する小テストを行い,この回答をレポート点として評価する。 |
教科書・参考書等 |
教科書:市之瀬敏勝「鉄筋コンクリート構造」共立出版 参考書:日本建築学会「鉄筋コンクリート構造計算規準・同解説」 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
教科書を用いて,各回の授業内容の予習・復習を行うことを推奨する。 各回の授業内容は,おおよそ教科書の以下の範囲である。
第1回 第1章 第2回 第2章 第3回 第3章 第4回 第4章(4.1) 第5回 第4章(4.2) 第6回 第4章(4.3) 第7回 第4章(4.4) 第8回 第4章(4.4~4.6) 第10回 第4章(4.7) 第11回 第4章(4.8~4.10) 第12回 第5章(5.1) 第13回 第5章 (5.2) 第14回 第5章 (5.3~5.4) 第15回 第5章 (5.4~5.5) |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
定期試験(40%程度)とレポート(60%程度)により100点満点で総合評価する。 60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
建設会社の技術研究所で勤務経験がある |
メッセージ |
木造や鉄骨造を含むほぼすべての建築物に鉄筋コンクリートは採用されています。 計画系,構造系によらず,建築系の職種を目指すすべての学生に受講をお勧めします。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |