年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K8241040 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
都市計画 |
授業科目名 (フリガナ) |
トシケイカク |
英文授業科目名 |
Town Planning |
担当教員名 |
田中 貴宏,田村 将太 |
担当教員名 (フリガナ) |
タナカ タカヒロ,タムラ ショウタ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 月5-6,水3-4:工108 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
14
:
建築学 |
対象学生 |
2年生 後期 |
授業のキーワード |
まちづくり、都市計画、環境と防災、都市の歴史、実務経験 SDG_07, SDG_11, SDG_13, SDG_15, SDG_17 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 将来、都市計画分野に進む人のみならず、建築計画、建築構造といった分野に進む人も、都市づくりの一部に携わるという意識を持ちながら仕事をおこなう必要があるため、専門基礎科目に位置づけられている。具体的には、都市計画およびその周辺分野の知識を、事例を通じながら学ぶ。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 建築プログラム (知識・理解) ・人類の幸福に貢献できる人材育成 (・日本の社会や国際的に問題となっている事例を挙げ,その内容について説明することができる。また,それに対して自分の意見を述べることができる。 ・社会人として,自分の進むべき方向をグローバルな立場で適確に判断するためのバックグラウンドとなる人文・社会科学的教養を身につけている。) に関する理解
(能力・技能) ・建築専門知識・能力の育成 ( (1)総合的で基礎的な知識・能力 イ)建築設計・計画学関連の基礎的な知識・能力) に関する理解
(総合的な力) ・デザイン能力の育成 (・与えられた課題に対し,多くの側面から予想される問題点を指摘し,その解決に向けた方法を提案することができる。 ・卒業論文において,研究の社会的位置付けを理解し,的確な研究構想を立てることができる。) に関する理解 |
授業の目標・概要等 |
都市計画(本講義の「都市計画」は建築物周辺の空間計画を含む)への関心を喚起し、その基礎的な知識を養う。海外事例や身近で具体的な事例等を通して、都市計画の歴史、制度、技法、課題について理解することを目的とする。授業の中で行うレポート、期末に行う試験で評価を行う。また、授業の中で可能な範囲でのディスカッションも行う。 |
授業計画 |
第1回 イントロダクション:都市計画の意義、都市計画法の体系 第2回 建築と都市計画の関係:都市施設の整備、建築物の規制と誘導 第3回 住宅地計画の理論・思想(田園都市、近隣住区論) 第4回 都市の構成と土地利用計画(1):都市の形成、都市の把握の方法 第5回 都市の構成と土地利用計画(2):区域区分、開発許可、地域地区、立地適正化計画 第6回 建築物のコントロール(1):市街地の形(建築物の用途、密度、高さ・配置)とその影響 第7回 建築物のコントロール(2):建築物の用途・密度・形態の規制 第8回 地区スケールの計画:建築協定、地区計画、その他の諸制度 第9回 都市の再生と交通システム:街路、交通拠点、都市交通システム 第10回 都市と自然:公園整備、緑地整備、緑の基本計画 第11回 市街地開発事業と都市再生(1):市街地再開発事業、土地区画整理事業、防災街区整備事業 第12回 市街地開発事業と都市再生(2):木造密集市街地の再生、中心市街地の再生、団地の再生、住宅地の再生 第13回 都市と防災:都市災害と防災、都市の再建、事前復興 第14回 景観まちづくり:重要伝統的建造物群保存地区、景観まちづくりと景観法 第15回 参加・協働のまちづくり:意義、制度、方法、事例
期末試験を実施するとともに、毎回ミニレポートを実施する。 |
教科書・参考書等 |
教科書:「初めて学ぶ 都市計画」(市ヶ谷出版)。 その他に必要な資料は講義時間に配布する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
テキスト、配付資料 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
第1-15回を通して、教科書の当該箇所を参照し予習・復習を行うことが望ましい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
|
成績評価の基準等 |
期末試験(70%)、および毎回のミニレポート(30%)により、成績評価を行う。 |
実務経験 |
有り
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
建設系コンサルタントとしての実務経験をもつ教員が、都市計画の制度、技法、課題に関する実例について講義を行う。 |
メッセージ |
普段生活している都市の環境や、それをコントロールしている都市計画的仕組みについて、注意深く見てみてください。また、機会があれば積極的に色々な都市を訪れ、見て、その構造を把握したり、その都市が抱える課題について考えてみてください。 |
その他 |
|
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |