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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K8223040 科目区分 専門教育科目
授業科目名 建築環境学II
授業科目名
(フリガナ)
ケンチクカンキヨウガク 2
英文授業科目名 Architectural Environments II
担当教員名 西名 大作
担当教員名
(フリガナ)
ニシナ ダイサク
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 月3-4:工102, (3T) 水3-4:工104
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心,板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 14 : 建築学
対象学生 工学部第四類(建設・環境系),建築プログラム
授業のキーワード SDG_03,SDG_07,SDG_13,建築環境,空気環境,音環境,屋内気候 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本講義の関連する学習・教育目標は,(C)建築技術者としての倫理感の育成と(Eロ)建築環境・設備の専門知識の習得であり,下記の授業計画の欄中に,授業内容ごとにかっこ付きで示す。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
建築プログラム
(能力・技能)
・建築専門知識・能力の育成
( (1)総合的で基礎的な知識・能力
ロ)建築環境学関連の基礎的な知識・能力)
に関する理解 
授業の目標・概要等 建築環境学Ⅰに引き続き,建築環境工学の分野である空気環境,音環境,電磁環境を対象に,空気の流れ,換気,風環境,音の物理的特性,音の伝搬,室内音響,騒音・振動などについて解説し,建築物の室内および周辺環境を計画するための基礎的知識を修得させる。
本講義の受講により,建築の計画設計を進める際の環境に配慮する手法を知ることができる。 
授業計画 [1]序論(C, Eロ)環境工学分野の分類と建築環境の目的や位置付けについて解説し,建築環境における技術者倫理について講述する。
[2]空気環境(1)(Eロ):空気質と換気
[3]空気環境(2)(Eロ):換気と通風の力学
[4]空気環境(3)(Eロ):室内気流と温度分布
[5]空気環境(4)(Eロ):換気・通風計画
[6]空気環境(5)(Eロ):気密性能と煙突効果
[7]空気環境(6)(Eロ):市街地の風環境
[8]音環境(1)(Eロ):音の物理的特性と単位
[9]音環境(2)(Eロ):聴覚と音の生理・心理
[10]音環境(3)(Eロ):音の伝搬と室内音響学の基礎
[11]音環境(4)(Eロ):吸音・遮音特性,吸音・遮音材料
[12]音環境(5)(Eロ):室内音響の計画
[13]音環境(6)(Eロ):騒音・振動の計測とその評価
[14]音環境(7)(Eロ):騒音・振動の対策
[15]電磁環境(Eロ):電磁環境とその障害,電磁シールド技術


[16]期末試験(C, Eロ) 
教科書・参考書等 環境工学教科書研究会編著「環境工学教科書」彰国社 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,映像(PC) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
本講義は履修する内容が豊富であるため,十分に理解するには予習,復習は欠かせない。
特に予習をすることによって,講義の内容のうち,教科書に記されている内容とそうでない内容を判別することができ,ノートへの記録も効率的に行える。
また,適宜出題する演習課題については,解答を導くプロセスを通じて,背景にある理論や考え方を理解させることを狙いとしているので,必ず自分自身で解答すること。
講義の中で疑問に思ったこと,不明な点を毎回のミニレポートで質問することにより,全てではないにしろ次回の講義で説明を受けられるので,積極的に活用されたい。 
履修上の注意
受講条件等
講義の後に毎回ミニレポートの提出を求める。
この科目に先立つ基礎教育科目:建築環境学I
この科目に役立つ応用科目:建築環境学演習,建築設備I,II,都市環境論 
成績評価の基準等 中間試験(40%),期末試験(40%),演習課題(20%)により100点満点で評価し,60点以上を合格とする。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 本科目は,工学部第四類(建設・環境系)建築プログラムの専門基礎科目である。プログラムの中での位置づけ,授業計画の欄に示した到達目標の詳細については,学生便覧を参照されたい。  
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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