年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7561030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
腐食防食 |
授業科目名 (フリガナ) |
フシヨクボウシヨク |
英文授業科目名 |
Corrosion and Protection of Materials |
担当教員名 |
矢吹 彰広 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤブキ アキヒロ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火3-4,木1-2:工112 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義,演習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
08
:
化学工学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
金属の腐食,防食,電気化学,電極,電位,分極,実務経験,SDG_09 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | この科目は第三類の学生を対象とした専門科目であるが,化学工学プログラムの学生に対しては学習・教育目標の「(C)化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 C4.化学工学専門」に対応している。学習・教育目標の詳細については下記の化学工学講座ホームページを参照されたい。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 化学工学プログラム (能力・技能) ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C4)化学工学専門 |
授業の目標・概要等 |
金属の腐食,防食を理解するために金属の表面状態,溶液との界面状態,電気化学の基礎的知識を学ぶ。本講義を受講することにより,電位,電極反応,分極,腐食の形態,防食技術を習得できる。腐食防食技術は化学プラントの安全運転のための重要な基盤技術の一つである。
なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである。 1) 金属の表面,金属と溶液の界面を理解できる。 2) 腐食の形態,電極,電位を理解できる。 3) ネルンストの式,電位-pH図を理解できる。 4) 分極,Butler-Volmer式を理解できる。 5) ターフェル式,分極曲線,腐食電流,腐食電位を理解きる。 6) 不働態,腐食抑制剤を理解できる。 7) コーティング,防食技術を理解できる。 |
授業計画 |
第1回 ガイダンス,金属 第2回 金属の腐食,腐食の形態 第3回 固液界面,電気二重層 第4回 電極,電位 第5回 ネルンストの式 第6回 電位-pH図 第7回 分極,Butler-Volmer式 第8回 中間試験 第9回 ターフェル式 第10回 混成電位,分極曲線 第11回 濃度分極 第12回 不働態 第13回 腐食抑制剤 第14回 コーティング 第15回 ガルバニック腐食,防食技術
中間試験,期末試験を行う。 |
教科書・参考書等 |
教科書:Edward McCafferty 著,「Introduction to Corrosion Science」,Springer (2010) 参考書:水流 徹 著,「腐食の電気化学と測定法」,丸善出版 (2017) |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
講義の最後に小テストを行うので,教科書の例題,演習問題を参照しておくこと。また,ノートを各自で整理し,必ず復習すること。 |
履修上の注意 受講条件等 |
原則として毎回演習を行うので全ての授業に出席すること。 |
成績評価の基準等 |
中間試験(40%),期末試験(40%),小テスト(10%),レポート(10%)により100点満点で評価し,60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
大手化学繊維メーカーでの勤務経験を有する教員が、化学プラントの腐食・防食について説明する。 |
メッセージ |
英語の教科書を用いる。 |
その他 |
https://www.chemeng.hiroshima-u.ac.jp/
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |