年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7502030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
化学装置設計・実習 |
授業科目名 (フリガナ) |
カガクソウチセッケイ・ジッシュウ |
英文授業科目名 |
Chemical Equipment Design and Practice |
担当教員名 |
矢吹 彰広 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヤブキ アキヒロ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 金5-8:工B3-007,工115 |
授業の方法 |
講義・実習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義、演習 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
08
:
化学工学 |
対象学生 |
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授業のキーワード |
装置設計、製図、CAD、工作実習、コンピュータ、実務経験、SDG_09 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第三類専門科目の中で専門細目分野「化学工学基礎」に属する。化学工学プログラムの学生に対しては学習・教育目標の「(C)化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成C1.工学基礎C2.化学工学基礎C4.化学工学専門」に対応している。学習・教育目標の詳細については下記の化学工学講座ホームペー ジを参照されたい。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 化学工学プログラム (能力・技能) ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C1)工学基礎 ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C2)化学工学基礎 ・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C4)化学工学専門 |
授業の目標・概要等 |
化学技術者として必要な基礎的な製図法および設計法を説明し、簡単な製図と設計問題を演習させる。またCADによる作図実習、授業と並行して少人数グループで工作実習を行う。本実習により、学生は基本的な化学装置の性能設計計算および製作製図ができるようになる。
なお、「知識・理解」、「能力・技能」の評価項目は、下記のとおりである。 1) 製図法規を習得し、初歩の図面を書くことができる。 2) 製図法に基づいた文字、数字、ローマ字を書くことができる。 3) 立体図を第三角法で製図することができる。 4) ボルト、ナットの組立図を製図することができる。 5) フランジを設計し、製図することができる。 6) CADを用いてフランジ、ボルト、ナットを製図することができる。 7) 熱交換器の性能設計を行い、それに基づいて部品図および組立図を製図することができる。 8) 芯出し作業、タップ立て作業、金鋸作業を行うことができる。 9) 工作機械(フライス盤、ボール盤、コッターマシン)の操作を行うことができる。 |
授業計画 |
第1回 製図の心得、講義の内容、製図用具の説明、課題:文字、数字、ローマ字の演習 第2回 製図の基礎(製図法規、線、縮尺等)の説明、課題:線、円および用器画の演習、熱交換器の設計計算出題 第3回 製図の基礎(投影法、寸法記入法等)の説明、課題:立体図を第三角法で製図の演習 第4回 工作のための安全教育、製図の基礎(ねじ製図)の説明、課題:第三角法の製図を立体図で示す製図の演習 第5回 製図の基礎(ねじ製図)の説明、課題:ボルト、ナットの製図 第6回 表面性状の図示方法の説明、課題:ボルト、ナットの組立図 第7回 溶接記号の説明、課題:フランジの製図 第8回 CADによるフランジ、ボルト、ナットの製図 第9回 材料表示法の説明、課題:フランジの製図 第10回 幾何公差の説明、課題:熱交換器の製図 第11回 はめあいの説明、課題:熱交換器の製図 第12回 課題:熱交換器の製図 第13回 課題:熱交換器の製図(組立図) 第14回 課題:熱交換器の製図、期末試験 第15回 課題:熱交換器の製図(組立図および部品図)
期末試験を行う。
第5回以降 演習と並行して少人数グループで製作、芯出し作業、タップ立て作業、金鋸作業、フライス盤操作、ボール盤操作、コッターマシン操作 |
教科書・参考書等 |
教科書:大西 清 著、「JISにもとづく標準製図法」、理工学社 サブテキスト:「化学装置設計・実習課題読本」 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回 文字、数字、ローマ字の演習を行うので、筆記用具を持参すること。 第1-11回 授業内容の確認と復習。特にねじ製図(第5回)について復習をしておくこと。第2回で熱交換器の設計計算を出題するが、合格するまで再提出すること。第10回までに設計計算を終了させること。 第8回 授業前にサブテキストのCADの操作法について読んでおくこと。図面を保存するためのUSBメモリを用意しておくこと。 第10-15回 熱交換器の構造を理解するため、図書館の参考書を調べておくこと。 |
履修上の注意 受講条件等 |
原則として毎回演習を行うので全ての授業に出席すること。 |
成績評価の基準等 |
設計書および図面の評価(60%)、試験(30%)、工作実習(10%)により100点満点で評価し、60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
大手化学繊維メーカーでの勤務経験を有する教員が、化学プラントの装置・機器の設計および製図実習を指導する。 |
メッセージ |
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その他 |
https://www.chemeng.hiroshima-u.ac.jp/ |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |