年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K7369030 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
培養技術論 |
授業科目名 (フリガナ) |
バイヨウギジユツロン |
英文授業科目名 |
Biochemical Engineering |
担当教員名 |
加藤 純一,廣田 隆一 |
担当教員名 (フリガナ) |
カトウ ジュンイチ,ヒロタ リュウイチ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
3年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 火3-4,木3-4:工106 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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基本的に対面講義とするが、状況に応じ、オンライン講義とする。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
02
:
生物工学 |
対象学生 |
第三類 R3年度入学生および過年度生 |
授業のキーワード |
培養工学、発酵生産、微生物、物質生産、生物工学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第三類専門科目の専門細目分野「応用生物科学」に属し、基礎的な科目で学習した内容を用いて、専門的な技術に関する知識や理解を深める。生物工学実験の培養工学実験の理論背景を解説するので、生物工学実験を履修する学生は、必ず本科目を履修してほしい。 ・合わせて履修するのが望ましい科目:発酵工学 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 生物工学プログラム (知識・理解) ・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) |
授業の目標・概要等 |
近代的な発酵生産の基礎となる微生物培養技術の基本について理解させる。本講義は、3年次に行われる生物工学実験の培養工学実験の理論的背景について理解させる目的をもっており、講義と実習で効果的に培養技術を習得できよう工夫している。
なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである。 1.好気性微生物の培養における、通気と撹拌の意義。 2.KLa測定法の理解と解析能力を養う。 3.各種発酵槽の理解を深める。 4.各種培養法の理解 5.培養における制御技術の理解 6.有用微生物の取得と育種の方法論の理解 |
授業計画 |
第1回 発酵プロセスと工業:発酵工業における培養技術の重要性を説明する 第2回 微生物の栄養論:微生物の培養に必要な栄養素の基本を説明する 第3回 培養方法(回分培養)(1) 第4回 培養方法(回分培養)(2) 第5回 培養方法(連続培養) 第6回 培養方法(流加培養) 第7回 殺菌:微生物の純粋培養で必須な操作である熱殺菌操作について説明する(1)。 第8回 殺菌:微生物の純粋培養で必須な操作である熱殺菌操作について説明する(2)。 第9回 培養槽の通気と撹拌法:培養制御における通気および撹拌の重要性を解説し、培養槽の通気および撹拌速度の求め方を解説する(1)。
第10回 養槽の通気と撹拌法:培養制御における通気および撹拌の重要性を解説し、培養槽の通気および撹拌速度の求め方を解説する(2)。レポート課題:KLaを求める。 第11回 培養槽および制御装置:培養に用いられる培養槽および制御装置の概要を解説しその基本的な構造と機能について説明する(1)。 第12回 培養槽および制御装置:培養に用いられる培養槽および制御装置の概要を解説しその基本的な構造と機能について説明する(2)。 第13回 発酵生産に用いられる微生物:物質生産に活用されている微生物について解説する とともに、高い物質性産能を持つ微生物の育種について解説する(1)。 第14回 発酵生産に用いられる微生物:物質生産に活用されている微生物について解説する とともに、高い物質性産能を持つ微生物の育種について解説する(2)。 第15回 発酵生産に用いられる微生物:物質生産に活用されている微生物について解説する とともに、高い物質性産能を持つ微生物の育種について解説する(3)。
第15回の講義の後に、期末試験を行う。 |
教科書・参考書等 |
講義形式:講義中心、板書多用 参考書:生物化学工学: バイオプロセスの基礎と応用 第2版 東京化学同人 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
基本的には対面で講義を行うが、状況によっては、オンライン講義とする。配付資料。板書中心。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
1-6)微生物の増殖に関するレポートを課すのでよく考えること。 7-8)身近な殺菌法についてレポートを課す 9-10)KLaを求めるレポートを課すので、よく考えること。 11-12)微生物の増殖に影響を及ぼす因子についてよく考えること。それらが制御の対象になる。 13-14)育種には古典的遺伝学と分子遺伝学の手法が使われる。これらについては、ボート生化学を参照するとよい。 15)より実際の醸造の現場に近い研究所の見学。どのような装置を使っているのかに注目。 |
履修上の注意 受講条件等 |
色チョークを多用するので、赤・青等の色鉛筆やボールペンを準備してほしい。 |
成績評価の基準等 |
数回のレポート(20%)および期末試験(80%)の結果を総合して評価する。オンラインの講義のみであった場合、レポート(50%)および期末試験(50%)の結果を総合して評価する。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |