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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K7305030 科目区分 専門教育科目
授業科目名 発酵工学
授業科目名
(フリガナ)
ハツコウコウガク
英文授業科目名 Fermentation Technology
担当教員名 中島田 豊
担当教員名
(フリガナ)
ナカシマダ ユタカ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 水3-6:工112
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心, 問題演習、対面とオンライン(オンデマンド)を併用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 02 : 生物工学
対象学生 第三類2021年度入学生および過年度生(生物工学プログラム 必須講義)
授業のキーワード 発酵工学、増殖収率、エネルギー論、物質収支、エネルギー収支 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
生物工学分野での微生物反応速度、収率に関わる知識の習得、および発酵工学の応用事例の理解 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
化学工学プログラム
(能力・技能)
・化学および化学工学の基礎の確実な習得と応用力の養成(C3)化学基礎

生物工学プログラム
(知識・理解)
・生物工学及び生命科学の基礎および応用知識の修得(到達目標C・講義科目) 
授業の目標・概要等  バイオテクノロジーにおいて、バイオリアクターを用いて有用物質生産を経済的に生産する必要がある。この場合、微生物反応を量論的に把握することが必要となる。
本科目では講義により、以下の知識と能力を習得することを授業の目標とする。
(1)微生物の増殖を中心に基質消費、生産物生成、呼吸などについて量論的に解析する方法を修得し、これを応用できる。
(2)微生物の増殖がエネルギー代謝を基盤にして汎用的に定量化されることを理解し、これを応用できる。

なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は下記のとおりである。
1.増殖収率と代謝係数における増殖収率、生産物収率、代謝係数を理解している。
2.自由エネルギー変化と微生物のエネルギー獲得との関係を理解している。
3.培養における物質収支と反応速度論における化学量論式、ATP基準の増殖速度論、増殖の速度論、増殖における熱収支を理解できる。  
授業計画 第1回 発酵工学の歴史、微生物の呼吸
第2回 微生物反応における化学量論-1 微生物の増殖(速度、収率、代謝係数) 
第3回 微生物反応における化学量論-2 増殖のエネルギー論(自由エネルギー変化と生体反応、微生物の栄養)
第4回 第1回から3回の演習
第5回 微生物反応における化学量論-3 培養における物質収支と速度論(量論式、ATP基準の速度論)
第6回 第5回の演習
第7回 微生物反応における化学量論-4 培養における物質収支と速度論(増殖の速度論、熱収支) 
第8回 第7回の演習
第9回 微生物反応速度論-1 増殖、代謝に影響する環境因子
第10回 微生物反応速度論-2 増殖速度の数式表現
第11回 微生物反応速度論-3 微生物の多様な呼吸
第12 第9回から11回の演習
第13回 微生物の多様な代謝様式
第14回 発酵の代謝解析
第15回 バイオ燃料・マテリアル生産概論

複数回のレポート提出を予定している 
教科書・参考書等 教科書:小林猛、田谷正仁編 生物化学工学 第2版 - バイオプロセスの基礎と応用、東京化学同人
講義では、この教科書および適時資料配布 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 教科書、配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
原則的に教科書・配布資料に従って授業を進める。テキストと資料、授業ノートの読み返しを勧める。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 成績評価は授業時の受講態度、演習レポートなど総合的評価(30%程度)、期末試験(70%程度),の100点満点で評価する。3回以上の遅刻および欠席は原則、成績評価しない。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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