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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K6716020 科目区分 専門教育科目
授業科目名 システム計画管理演習
授業科目名
(フリガナ)
システムケイカクカンリエンシュウ
英文授業科目名 Exercises in Systems Planning and Control
担当教員名 林田 智弘,森川 克己
担当教員名
(フリガナ)
ハヤシダ トモヒロ,モリカワ カツミ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 金3-4:工103
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
まず,講師が各回の最初に説明した後,受講生がそれぞれ指定された演習に取り組む.

なお,本講義の実施方法(オンライン/対面方式)は全学指針に従うものとする.決定次第,もみじ掲示板等で履修登録者に案内予定.
 
単位 1.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 11 : 電気システム制御工学
対象学生 第二類 2022年度入学生
授業のキーワード 数理計画法,最適化,モデル化,データ収集,データ分析 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
電気システム情報プログラムの専門科目に位置する. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
電気システム情報プログラム
(能力・技能)
・電気,システム,情報分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力 
授業の目標・概要等 【授業の目標】
・身の回りのデータや実験で得られたデータを適切に処理し,図的にわかりやすく示し,そこから有益な情報を求める方法を身につける.
・数理計画法などの種々の最適化技法を使って,様々な問題を解くことができる力を身につける.
・この演習を通じて,データの収集,分析,モデル化,そして最適化といった一連の手順を計画的に実行できる力を身につける.
【授業の概要】
 演習の前半では,応用統計学や確率・統計などの講義で学んだことを基礎としつつ,多様なデータを実際に処理するなかで,有益な情報を求める方法や効果的なデータの提示方法,誤った判断を下す可能性などを学ぶ.
 演習の後半では,数理計画法の講義で学んだ知識を深めることを目指し,さまざまな問題を数理計画問題などに定式化するとともに,種々の方法を適用して最適解あるいは近似最適解を求める.これらによって,多様な問題を解くことができる力を身につける.
 前半・後半ともに,学生の所有するパソコンに必要とするアプリケーションをインストールして演習に取り組む. 
授業計画 第1回 ガイダンス,R のインストール,基本的操作法の習得(担当:森川)
第2回 データの読み取りと見える化(ヒストグラムなどによる見える化)(担当:森川)
第3回 分布を代表する値と箱ひげ図(分布の形と表現,平均と中央値,箱ひげ図,など)(担当:森川)
第4回 代表的分布(正規分布,指数分布,ポアソン分布など)(担当:森川)
第5回 標本調査結果の誤差を知る(母集団と標本,標本分布,母平均,区間推定など)(担当:森川)
第6回 データの取り方(サンプリングの方法など)(担当:森川)
第7回,第8回 管理図の基礎,管理図の作成と工程の状態の判断(担当:森川)
第9回 応用例に対応した数理計画問題(線形,整数,非線形を含む)の定式化(基礎的な問題)(担当:林田)
第10回 応用例に対応した数理計画問題(線形,整数,非線形を含む)の定式化(応用的な問題)(担当:林田)
第11回 シンプレックス法(2段階法および双対シンプレックス法を含む)による解導出(担当:林田)
第12回 シンプレックス法によって求まった解の分析(担当:林田)
第13回 0-1計画問題や整数計画問題への分枝限定法適用(担当:林田)
第14~16回 非線形計画問題の例に対する最適性の条件導出(1),(2),(3)(担当:林田)

各回で時間内に演習を課す. 
教科書・参考書等 ・(参考書)熊原啓作,渡辺美智子,「改訂版 身近な統計」,放送大学教材,2012.
・(参考書)David S. Moore, George P. McCabe, Bruce A. Craig, Introduction to the Practice of Statistics, Seventh Edition, W. H. Freeman and Company, 2012.
・坂和正敏,西崎一郎,「数理計画法入門」森北出版,2014. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
使用するアプリケーションの使い方については演習の中でも説明するが,各自でさらに調べることが望ましい. 
履修上の注意
受講条件等
各自が所有するノートパソコンを使用する. 
成績評価の基準等 各回に演習や宿題,小テストなどを課し,その内容によって評価する(100%). 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 使用言語については,基本的に日本語を使用し,専門用語等は英語表記を紹介する. 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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