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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K6705020 科目区分 専門教育科目
授業科目名 生産管理論
授業科目名
(フリガナ)
セイサンカンリロン
英文授業科目名 Production Control
担当教員名 森川 克己
担当教員名
(フリガナ)
モリカワ カツミ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 月5-8:工107
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
対面を原則とする. 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 11 : 電気システム制御工学
対象学生 第二類 2022年度以前入学生
授業のキーワード 生産システム,生産計画,在庫管理,スケジューリング,システム設計 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
第二類専門基礎科目と専門科目で学習した内容を用いて,専門的な技術,特に製造企業における生産管理技術に関する知識や理解を深める.
この科目に先立つ主たる科目は ,「数理計画法」,「確率・統計」,「社会システム工学」である. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
電気システム情報プログラム
(能力・技能)
・電気,システム,情報分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力 
授業の目標・概要等  生産活動を効率的に行うためには,生産の固有技術としての生産技術に加えて,生産システムの構成や構成された生産システムの計画管理に関する生産管理技術も欠かせない.本講義では,生産システムの設計と運営に関する生産管理の考え方や技法について講義する.
 本講義の受講により,生産システムの設計と運営に関する生産管理の問題が解決できるようになり,生産活動の効率化のための基礎力を養うことができる.具体的には,
1) 生産システムの設計や計画管理と生産活動の効率との関係についてとらえる能力が身に付く.
2) 生産システムの設計や運営に関する生産管理の基本的考え方や技法がわかる.
3) 生産管理の考え方や技法を応用して,生産システムの設計と運営に関する生産管理の問題を解決する能力が付く. 
授業計画 第1回 ガイダンス,企業の戦略
第2回 需要予測
第3回 在庫モデルの基礎
第4回 不確実な環境での在庫モデル
第5回 生産計画の階層と総合生産計画
第6回 資材所要量計画 (Material Requirements Planning; MRP)
第7回 ジャストインタイム生産とかんばん方式
第8回 中間試験
第9回 サプライチェーンマネジメント
第10回 企業から講師を招いての特別講義
第11回 工程設計(1)
第12回 工程設計(2)
第13回 マテリアルフローコントロール
第14回 スケジューリング
第15回 待ち行列モデル

第16回 期末試験 
教科書・参考書等 授業資料は moodleにアップロードする. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 日本や世界の代表的な企業の戦略を調べる.
第2回 関心ある商品の需要情報を調べてみる.
第3回 前提条件やモデルの展開法についてよく理解する.
第4回 シミュレーションによっても検討することを勧める.
第5回 最適化手法の適用ができないかを考えてみる.
第6回 MRPで用いられる専門用語の理解を確実にする.
第7回 図書館等にあるトヨタ生産方式に関する図書を読んでみる.
第8回 (中間試験)
第9回 これまでの在庫モデルの基礎を復習しておく.
第10回 実際のものづくり企業の計画・管理の取り組みと,授業内容との対応付けをする.
第11回 身の回りのものがどのような生産工程で作られているか考えてみる.
第12回 (同上)
第13回 生産システムを効率的に運用する方法について、その評価指標とあわせてよく考える.
第14回 スケジューリング方法を生産対象によって使い分けることを理解する.
第15回 自分でもシミュレーションモデルを作ってみることを勧める

授業中に行った演習課題や発展課題等については,解説などで理解を深めることが重要である. 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 成績評価は,講義中の参加態度・提出物20%,中間試験40%,期末試験40%の配分による総合評価で決定し,60%以上を合格とする. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 講義は日本語で行います.授業資料にはキーワードを英語併記し,英文による説明や設問も含めます. 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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