年度 |
2024年度 |
開講部局 |
工学部 |
講義コード |
K6224020 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
過渡現象論 |
授業科目名 (フリガナ) |
カトゲンショウロン |
英文授業科目名 |
Electric Transient Phenomena |
担当教員名 |
吉田 毅 |
担当教員名 (フリガナ) |
ヨシダ タケシ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 火3-4,金1-2:工218 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
12
:
電子工学 |
対象学生 |
2年次生 後期 |
授業のキーワード |
電気回路,過渡現象, RL/RC/LC/RLC直列回路, 1階/2階線形微分方程式, ラプラス変換, 分布定数回路 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 第二類専門基礎科目に属し,基礎的な科目に関する知識や理解を深める. この科目に先立つ基礎科目: ・回路理論I, II(交流回路理論:RLC線形回路、交流電力) ・応用数学I, III(常微分方程式の解法:1階線形微分方程式、一般解・余関数・特解,2階線形微分方程式、特性方程式、ラプラス変換) ・電磁気学I(キャパシタ・コンデンサ、電荷、静電エネルギー、インダクタ、磁場、磁束・磁束密度) ・積分学 ・微分学 この科目に関連する科目: ・システム制御(線形システムの微分方程式表現、ラプラス変換と微分方程式) ・電磁波伝送工学(分布定数回路、特性インピーダンス) ・電磁気学II(電場・磁場のエネルギー、波動方程式) |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 電気システム情報プログラム (能力・技能) ・電気,システム,情報分野の基礎となる概念,知識および手法 ・電気,システム,情報分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力
電子システムプログラム (能力・技能) ・電子システム分野の基礎となる概念,知識および手法 ・電子システム分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力 |
授業の目標・概要等 |
電気回路のスイッチ開閉操作時などに発生する過渡現象について学ぶ。 この講義の目標は、電気回路の過渡現象の起こる理由を理解し、それを数学的に解析する方法を修得、物理的意味を説明する力を養う。 |
授業計画 |
第1回 授業の進め方、過渡現象とは(1):過渡現象 第2回 過渡現象とは(2):回路素子とエネルギー,RL直列回路 第3回 過渡現象とは(3):RC直列回路 第4回 微分方程式と過渡現象(1):電気回路図と微分方程式 第5回 微分方程式と過渡現象(2):LC直列回路、RLC直列回路 第6回 回微分方程式と過渡現象(3):RLC直列回路、構造時変回路 第7回 ラプラス変換の基礎(1):変換とは、基本的なラプラス変換、性質 第8回 ラプラス変換の基礎(2):微分と積分のラプラス変換、部分分数展開 第9回 ラプラス変換の基礎(3):電圧源回路、電流源回路の解析 第10回 任意の波形の過渡現象(1):入力波形、応答、合成・重ね合わせ積分 第11回 任意の波形の過渡現象(2):任意の波形の過渡現象 第12回 任意の波形の過渡現象(3):物理系の過渡現象 第13回 分布定数回路の過渡現象(1):分布定数回路、損失2導体系 第14回 分布定数回路の過渡現象(2):無損失2導体系、無損失多導体系 第15回 分布定数回路の過渡現象(3):応用
内容毎に理解を測る演習・レポートを実施、また中間試験と期末試験を実施
適宜、実際の工業応用事例を入れ込みながら講義を進める予定 |
教科書・参考書等 |
教科書:高木亀一 編著, 大学課程 過渡現象(改訂2版), オーム社, 1994. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
講義形式:パワーポイント、板書き併用 使用する視聴覚教材の種類:スライドプロジェクター |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回〜第3回 回路理論I, IIを復習しておくこと.教科書をよく読み,章末問題を解いておくこと. 第4回〜第6回 応用数学I, IIIを復習しておくこと.教科書をよく読み,章末問題を解いておくこと. 第7回〜第9回 システム制御Iを復習しておくこと.教科書をよく読み,章末問題を解いておくこと. 第10回〜第12回 教科書をよく読み,例題及び章末問題を解いておくこと. 第13回〜第15回 電磁気学I, IIを復習しておくこと.教科書をよく読み,章末問題を解いておくこと. |
履修上の注意 受講条件等 |
回路理論I, II,電気電子計測,応用数学I, III,システム制御I, II,電磁気学I, II,応用数学総合,電子回路を履修することが望ましい. |
成績評価の基準等 |
演習,テストの情報は,授業中に適宜連絡する.演習レポート評価(20点),中間試験(40点)および期末試験(40点)により総合評価する. |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
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その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |