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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K6218020 科目区分 専門教育科目
授業科目名 CMOS論理回路設計
授業科目名
(フリガナ)
シイモスロンリカイロセツケイ
英文授業科目名 CMOS Logic Circuit Design
担当教員名 小出 哲士
担当教員名
(フリガナ)
コイデ テツシ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 火3-4,金9-10:工218
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、演習中心、板書多用、ディスカッション、学生の発表、野外実習、作業、薬品使用 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 4 : 上級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 12 : 電子工学
対象学生 3年次生
授業のキーワード SDG_09, CMOS,論理回路,集積回路,レイアウト,ダイナミック回路,メモリ回路,タイミング,LSIテスト,人工知能 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
・集積回路の分野において必須とされる基礎的問題の解決能力を習得するために不可欠である.
・第二類専門科目の中で専門細目分野「集積回路工学」に属し,基礎的な科目で学習した内容を用いて,専門的な技術に関する知識や理解を深める.
・この授業の前提となる科目:集積回路基礎,回路理論I,回路理論II,過渡現象論 ,論理システム設計
・この授業と合わせて履修することが望ましい科目:CMOS集積化設計工学 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
電子システムプログラム
(能力・技能)
・電子システム分野の基礎概念,知識および手法を具体的・専門的な問題に応用する能力 
授業の目標・概要等 集積回路の基礎知識を習得した学生を対象に、本講義では詳しいCMOS論理回路設計の技術を修得させる.
なお,「知識・理解」,「能力・技能」の評価項目は,下記のとおりである.
電気・電子・システム・情報の各分野において必須とされる基礎的問題の定式化能力とその解決能力
 
授業計画 第1回 概要と動機
第2回 集積回路の基礎の復習
第3回 静的と動的なCMOS設計
第4回 特別な用途のディジタル回路
第5回 CMOSレイアウト
第6回 組み合わせと順序CMOS回路
第7回 CMOS回路の動作速度のための設計
第8回 前半の復習、中間試験
第9回 加算、減算とデータシフトのための算術モジュール
第10回 乗算と除算のための算術モジュール
第11回 メモリ回路
第12回 多ポートメモリと連想メモリ
第13回 回路のインタコネクト
第14回 クロックとタイミング
第15回 テストを支援する設計

期末試験,中間試験,並びに,レポート課題を行う.
予定では,毎回授業内容の復習のための,小テストを行う. 
教科書・参考書等 サブテキスト:(1), (2)は生協で販売予定です.
(1) 集積回路設計 (電子情報通信レクチャーシリーズ):浅田 邦博:コロナ社:ISBN:4-3390-1847-3
(2) ビジュアルに学ぶディジタル回路設計:築山 修治,他:コロナ社:ISBN:4-3390-0811-7

参考書:下記の参考書は必要に応じて購入してください.Amazonなどをご利用ください.
[1] 集積回路工学: 吉本 雅彦: オーム社: ISBN 4-2742-1427-3
[2] FPGA時代に学ぶ 集積回路のしくみ: 宇佐美 公良: コロナ社: ISBN 4-3390-0924-5
[3] ナノCMOS集積回路: 榎本 忠儀: 培風館: ISBN 4-5630-6776-8
[4] ウェスト&ハリス CMOS VLSI 回路設計 基礎編: 宇佐美 公良, 池田 誠, 小林 和淑: ISBN 4-6210-8721-5
[5] CMOS VLSI Design: A Circuits and Systems Perspective: Neil Weste, David Harris: ISBN 0-3215-4774-8
[6] CMOS Circuit Design, Layout, and Simulation: R. J. Baker, H. W. Li and D. E. Boyce: ISBN 0-7803-3416-7
[7] Principles of CMOS VLSI Design A System Perspective: N. H. E. Weste, K. Eshraghian: ISBN 0-201-53376-6
[8] Digital Integrated Circuits - A Design Perspective: J. M. Rabaey, A. Chandrakasan, B. Nikolic: ISBN 0-13-120764-4 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 配付資料,映像(PC/プロジェクタ).授業中にオンラインテストやクイズを出題するので,必携PCを必ず持参すること. 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回~第2回 集積回路基礎と論理システム設計の講義(2年生後期)の内容を復習する. 
第3回~第7回 毎回の授業時間の前にTeams,またはBb9で公開する資料を勉強し,理解する. 
第8回 前半の授業内容(第1回~第7回)を復習し,中間試験で理解度を確認する.
第9回~第15回 毎回の授業時間の前にTeams,またはBb9で公開される資料を勉強し,理解する.
第16回 授業の全ての内容(第1回~第15回)を復習し,期末試験で確認する. 
履修上の注意
受講条件等
2年生までに集積回路基礎と論理システム設計の講義を受けていることが望ましい.
技術英語の知識を深めるために、補助資料として英語に翻訳された資料も提供する予定. 
成績評価の基準等 試験とテストに関して:期末試験,中間試験,及び,レポート課題を行う.
予定では,毎回授業内容の復習のための,小テスト(オンライン)を行う.
成績評価の方法: 期末試験 40%(程度),中間試験 40%(程度),及び小テスト・レポート20%(程度).


 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 配布資料は,PDFと印刷したプリントを配布いたします.尚,可能な方は,サブテキスト:(1) 集積回路設計 (電子情報通信レクチャーシリーズ):浅田 邦博:コロナ社:ISBN:4-3390-1847-3 ((1), (2)は生協で販売予定)を購入することをお勧めします.
授業開始時にオフィスアワーの日時について説明します.
質問等がある場合には、積極的にオフィスアワーを利用してください.
小テストやメディアを活用しますので,必携PCを持参してください. 
その他 http://www.RNBS.hiroshima-u.ac.jp/
https://researchmap.jp/tetsushi-koide
https://research-er.jp/researchers/view/164117


 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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