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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K6038022 科目区分 専門教育科目
授業科目名 電気電子システム工学実験II
授業科目名
(フリガナ)
デンキデンシシステムコウガクジツケン2
英文授業科目名 Experiments in Electrical Engineering Electronics and System Engineering II
担当教員名 中本 昌由,西田 宗弘,坂上 弘之,佐々木 豊
担当教員名
(フリガナ)
ナカモト マサヨシ,ニシダ ムネヒロ,サカウエ ヒロユキ,ササキ ユタカ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 木5-9
授業の方法 実験 授業の方法
【詳細情報】
 
対面、オンラインを併用する可能性があるので、もみじやメール、Teamsからの通知に注意しておくこと。オンラインにはTeamsを使用する。対面とオンラインを併用する場合の実施方法はテーマによって異なる。初回にガイダンスを行うため、もみじ・メール・Teams・紙媒体での掲示によるガイダンス実施場所・日程の周知に注意すること。 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 12 : 電子工学
対象学生 電子システムプログラム,電気システム情報プログラムの3年次生および過年度生
授業のキーワード レーザと光通信,MOSプロセス,最適化アルゴリズム 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
第二類専門科目の中で,専門基礎科目に属し,計器や装置を実際に取り扱って,各講義での内容の理解を深めるとともに,実践的な応用力を養う。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
電気システム情報プログラム
(能力・技能)
・実際的な問題・課題を解決するための実験および数値計算的手法,および関連資料の収集により,問題・課題を解決する能力
(総合的な力)
・グループワークにおけるチームワーク,リーダーシップやコミュニケーション能力

電子システムプログラム
(能力・技能)
・実際的な問題・課題を解決するための実験および数値計算的手法,および関連資料の収集により,問題・課題を解決する能力
(総合的な力)
・グループワークにおけるチームワーク,リーダーシップやコミュニケーション能力 
授業の目標・概要等 前期に開講する電気電子システム工学実験Iと合わせて,MOSプロセス,光半導体と光通信,放電・プラズマ技術,パワーエレクトロニクス,発電・送電システム、制御システム,最適化等,現代社会を支える主要な電気・電子技術の原理や動作を実験を通して体得する. 
授業計画 第1回
電気電子システム工学実験IIのガイダンスを実施する。
各実験テーマ,担当者・TAの紹介,班分けを行う。

第2回以降は,下記のテーマの実験を班毎に行う。
実験テーマの順番も班毎に指定する。

1.最適化アルゴリズム
1回目. 数理計画法の基礎と計算の複雑さ,遺伝的アルゴリズム
2回目. 粒子群最適化
3回目. 蟻コロニー最適化
4回目. ベンチマーク問題を用いた比較検討

2.MOSプロセス
1回目 クリーンルームを利用したMOSトランジスタを構成する各要素の作製(1)
 ・ウエハ洗浄, 熱酸化
 ・熱酸化モデルの理論とシミュレーション

2回目・3回目 クリーンルームを利用したMOSトランジスタを構成する各要素の作製(2)と評価
 ・真空蒸着, フォトリソグラフィー, 不純物拡散, エッチング, 各種装置の動作原理
 ・PN接合ダイオード, MOS構造の電気特性の測定と解析

4回目 作製した素子の電気特性測定.
 ・作製したトランジスタの測定と評価, 動作の理解

3.レーザと光通信
 第1回
 ・半導体レーザの動作特性と全反射
 ・テキストの該当実験を班で議論しながら進めていく
 第2回
 ・表面プラズモン共鳴と光ファイバの伝送特性
 ・テキストの該当実験を班で議論しながら進めていく
 第3回
 ・半導体レーザ光の偏光と直交した偏光による2種類の音声伝送
 ・テキストの該当実験を班で議論しながら進めていく
 第4回
 ・光波長多重通信
 ・テキストの該当実験を全員で議論しながら進めていく
 ※レポートは毎授業後に作成。
  各回ごと・翌授業(2回目~4回目)冒頭に提出
 
教科書・参考書等 実験テキスト 「電気電子システム工学実験II」
※9月下旬から大学生協の店頭にて販売されるので必ず購入しておくこと(10月下旬には残部を撤収するため)。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,実験資材 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
各テーマの教員の指示に従って,準備およびレポート作成のためのデータ解析をおこなうこと。

1.最適化アルゴリズム
 「数理計画法」,「遺伝的アルゴリズム」,「粒子群最適化」および「蟻コロニー最
適化」を予習(復習)しておくこと.

2.MOSプロセス
   実験テキストを熟読し、作製プロセスを予想しておくこと。また、 電流-電圧および容量-電圧測定の方法を復習しておくこと。

3.レーザと光通信
 第1回
 ・半導体レーザの動作特性と全反射についてテキストを読み予習してくること。
 第2回
 ・表面プラズモン共鳴と光ファイバの伝送特性についてテキストを読み予習してくること。
 第3回
 ・半導体レーザ光の偏光と直交した偏光による2種類の音声伝送についてテキストを読み予習してくること。
 第4回
 ・光波長多重通信についてテキストを読み予習してくること。
 
履修上の注意
受講条件等
班分けが行われ,各自,火曜日もしくは木曜日の授業のどちらかに割り当てられる。
グループでの実習作業となるため、遅刻・欠席は原則認めない。 
成績評価の基準等 実験への積極的な参加姿勢、レポートによる総合評価.
すべての実験テーマに出席し、すべてのレポートを提出することが単位取得の必要条件である。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 対面、オンラインを併用する可能性があるので、もみじやメール、Teamsからの通知に注意しておくこと。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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