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年度 2024年度 開講部局 工学部
講義コード K5019010 科目区分 専門教育科目
授業科目名 機械力学I
授業科目名
(フリガナ)
キカイリキガク 1
英文授業科目名 Dynamics of Vibrations I
担当教員名 菊植 亮
担当教員名
(フリガナ)
キクウエ リョウ
開講キャンパス 東広島 開設期 2年次生   後期   3ターム
曜日・時限・講義室 (3T) 水1-4:工220
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 09 : 機械工学
対象学生
授業のキーワード 運動の法則,自由振動,固有角振動数,強制振動,共振現象 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
機械システムプログラム
(能力・技能)
・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成

材料加工プログラム
(能力・技能)
・機械システム工学および材料創生・加工の基礎の確実な習得と応用力の養成

エネルギー変換プログラム
(能力・技能)
・機械システム工学の基礎の確実な習得と応用力の養成 
授業の目標・概要等 機械に生じる振動を対象に機械力学Iにおいては,主として一般の線形振動系に共通な特性を全て含む1自由度,および2自由度の振動系について解説し,機械振動に関する基礎知識を教育する.本講義の受講により運動方程式の持つ意味とその解析法,および振動の基礎的特性が理解でき,また,振動絶縁の原理が把握できる.
1)線形自由振動の定式化のプロセスを理解・説明できる能力を修得する.
2)線形減衰振動の定式化のプロセスを理解・説明できる能力を修得する.
3)線形強制振動の定式化のプロセスを理解・説明できる能力を修得する.
4)振動絶縁の原理を理解・説明できる能力を修得する. 
授業計画 第1回 振動の基礎知識,微分方程式の復習
第2回 運動の法則,振動に関する工学上の問題点
第3回 1自由度無減衰系の自由振動(運動方程式,共振現象)
第4回 1自由度無減衰系の自由振動(力学的エネルギー)
第5回 1自由度無減衰系の強制振動
第6回 1自由度無減衰系の強制振動(振動計の原理)
第7回 復習と演習問題
第8回 中間試験
第9回 1自由度減衰系の自由振動(減衰力,自由振動,減衰比)
第10回 1自由度減衰系の強制振動(共振現象,ハーフパワー法)
第11回 2自由度無減衰系の自由振動(運動方程式)
第12回 2自由度無減衰系の自由振動(振動数方程式,固有角振動数,振動モード)
第13回 2自由度無減衰系の強制振動(動吸振器)
第14回 2自由度減衰系の自由振動と強制振動
第15回 復習と演習問題

試験に関して:中間試験と期末試験を実施する.
宿題に関して:毎回の授業においてレポート課題を課す.
 
教科書・参考書等 テキスト:安田仁彦,改訂版 振動工学基礎編,コロナ社 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
 毎回の演習問題を着実にこなしてください.その際,数式の変形に没頭するのではなく,日常の物理現象と数式を互いに対応させて,想像力を働かせながら理解を進めてください.
 また,数式の変形を手計算で行うのは極めて非効率です.Mathematicaの利用を強く推奨します.広大生はMathematicaを無料で使えます.下記のページをよく読んで,インストールしてください.
https://www.media.hiroshima-u.ac.jp/services/license/mathematica/
 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 「授業目標」の4項目の到達度は筆記試験により評価する.成績評価は授業目標の到達度に通常の学習理解度を加えた総合評価により決定し,60点以上を合格とする.これらの配分は,中間試験(40%), 期末試験(40%),レポート(20%)とする. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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