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年度 2024年度 開講部局 歯学部口腔健康科学科口腔工学専攻
講義コード J1703090 科目区分 専門教育科目
授業科目名 病理学・口腔病理学
授業科目名
(フリガナ)
ビョウリガク・コウクウビョウリガク
英文授業科目名 Pathology and Oral Pathology
担当教員名 相川 友直,芝 典江,古庄 寿子
担当教員名
(フリガナ)
アイカワ トモナオ,シバ フミエ,フルショウ ヒサコ
開講キャンパス 開設期 2年次生   前期   2ターム
曜日・時限・講義室 (2T) 木1-4:歯第1講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、ディスカッション 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 27 : 健康科学
学問分野(分科) 02 : 歯学
対象学生 口腔健康科学科口腔工学専攻 2年
授業のキーワード SDG_03、病理学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
口腔工学プログラム
(知識・理解)
・歯科および隣接医学領域の,疾患の予防・診察・検査・診断・治療に関する知識・理解 
授業の目標・概要等 病理学は病気の原因,成り立ち,経過,結果などを理解する学問です.授業の前半(第1-7回目)では,全身の臓器組織に共通してみられる病変の成り立ちや特徴などを横断的に学習します.続いて後半(第8-14回目)では,口腔領域に生じる病変の病理学的特徴についてより詳細に学びます. 
授業計画 第1回 病因論:病気の原因の考え方について
第2回 代謝障害:病因に対する細胞や組織の受け身の反応について
第3回 増殖と修復:病因に対する細胞や組織の積極的な反応について

第4回 循環障害:血液やリンパ液などの体液の量や流れの異常について
第5回 腫瘍:良性腫瘍,悪性腫瘍「がん」の原因,種類,特徴などについて

第6回 炎症と免疫1:各種の障害因子に対する生体の防御反応について
第7回 炎症と免疫2:各種の障害因子に対する生体の防御反応について 

第8回 口腔の腫瘍:口腔領域の代表的な腫瘍について
第9回 歯の発育異常:歯の大きさや形などの異常の種類と原因について

第10回 口腔の嚢胞:口腔領域の代表的な嚢胞について
第11回 齲蝕:「ムシ歯」の原因や組織学的特徴について

第12回 歯髄の病変:歯髄炎などの歯髄病変について
第13回 根尖性歯周組織の病変:根尖性歯周炎などの病変について
第14回 辺縁性歯周組織の病変:歯周病の原因や特徴について①

第15回 辺縁性歯周組織の病変:歯周病の原因や特徴について②
第16回 試験 
教科書・参考書等 講義形式(講義中心;板書多用;教科書・プリント・テープの聞き取り
     ・ディスカッション・ディベート・学生の発表・講義のレジュメの有無等)
使用する視聴覚教材の種類(ビデオ・DVD・OHP・接写カメラ・スライド
             ・パワーポイント等)
ビデオ・DVD使用の場合(本数;1回の上映時間)
ビデオ・DVDの文字情報(字幕・内容解説書の有無)
講義形式(講義中心;板書多用;教科書・プリント・テープの聞き取り
     ・ディスカッション・ディベート・学生の発表・講義のレジュメの有無等)
使用する視聴覚教材の種類(ビデオ・DVD・OHP・接写カメラ・スライド
             ・パワーポイント等)
ビデオ・DVD使用の場合(本数;1回の上映時間)
ビデオ・DVDの文字情報(字幕・内容解説書の有無)
新歯科衛生士教本 病理学(医師薬出版),ロビンス基礎病理学(廣川書店),スタンダード病理学(学建書院) 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,音声教材,映像(ビデオ/PC/その他画像資料) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
病気の原因(内因と外因)の種類や代表的遺伝性の疾患について理解する
変性,萎縮,壊死や主な代謝障害について理解する
肥大,再生,化生について理解する.肉芽組織と創傷治癒について説明できるようにする
貧血,充血,うっ血,出血,ショックの定義を理解する
血栓,塞栓,梗塞について説明できる
傍側循環について説明できる
良性腫瘍と悪性腫瘍の特徴を説明できる
炎症の5大徴候,炎症の種類と代表的疾患が説明できる
基本的免疫反応や各種アレルギ-反応について理解する
口腔の代表的な腫瘍について説明できる
様々な歯の異常について理解する
歯原性嚢胞,非歯原性嚢胞の種類について説明できる
う蝕の原因,エナメル質う蝕や象牙質う蝕円錐について
歯髄炎の特殊性,歯髄炎の種類が説明できる
根尖性歯周炎の種類と特徴が理解できる
歯周組織の特徴や歯周炎の原因と種類が説明できる
歯周炎と歯肉炎の特徴や違いについて説明できる

     
履修上の注意
受講条件等
病理学で,習得する用語や表現は,歯科医療関係者として身につけるべき専門用語の基礎となるので,ぜひ理解するように心がけてください. 
成績評価の基準等 3分の2以上の出席で試験(追試験、特別試験含む)を受けられます.
全講義終了後に筆記試験(100%)を行います.
必要に応じ,追試験,特別試験を行います. 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 病理学は病気の本態を学ぶ前臨床科目です.人体の正常な構造・機能についての知識を基礎にして,それらの病的変化を知ることによって,医療の基礎的・科学的理論を習得することを目標とします.
 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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