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年度 2024年度 開講部局 歯学部口腔健康科学科口腔保健学専攻
講義コード J1603160 科目区分 専門教育科目
授業科目名 口腔保健管理学実習I
授業科目名
(フリガナ)
コウクウホケンカンリガクジッシュウ I
英文授業科目名 Practice of Oral Health Management I
担当教員名 前原 朝子
担当教員名
(フリガナ)
マエハラ トモコ
開講キャンパス 開設期 2年次生   前期   1ターム
曜日・時限・講義室 (1T) 火3-6:歯デンタルスキルスラボ1,歯デンタルスキルスラボ3,歯デンタルスキルスラボ4
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
 
歯科衛生士に必要な歯石除去の技術を身に付ける、技術を中心とした実習である。 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 27 : 健康科学
学問分野(分科) 02 : 歯学
対象学生 口腔健康科学科口腔保健学2年生
授業のキーワード SDG_03、歯石除去 シックルスケーリング 縁上 実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
本授業は歯科予防処置の内容であり、歯科衛生士の職務の根幹となるもので、知識と技術を伴う重要なものである。カリキュラムポリシーの専門科目、専門知識と技能の一番の基礎となる科目であり、基本的な器材の操作をマネキン実習を通して身につける。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
口腔保健学プログラム
(知識・理解)
・歯科衛生士専門分野(歯科予防処置,歯科診療補助,歯科保健指導)に関する知識・理解 
授業の目標・概要等 一般目標GIO
安全な歯科予防処置の操作を行うために、歯石除去の基本的な知識と技能を習得する。
到達目標SBOs
1.歯科予防処置の種類と内容について説明できる。
2.沈着物と付着物の種類を列挙しそれぞれの成因を説明できる。
3.歯石除去器具の種類と特徴について説明できる。
4.シックルタイプスケーラーによる部位別の歯石除去が確実にできる。
5.歯石除去器具の研ぎ方が的確にできる。 
授業計画 第1回 歯科予防処置の種類と内容
    歯の付着物・沈着物,歯・歯肉の解剖学
    手用スケーラーの種類と把持・固定法,マネキンの取り扱い
第2回 ミラーテクニックと器具の扱い方
    術者のポジショニングとマネキンの位置づけ
    シックルスケーラーの基本操作
第3回 シックルスケーリング 上顎前歯部
    探針操作実習・ミラーテクニックの復習
第4回 シックルスケーリング 下顎前歯部
    上下前歯部 基本操作テスト
第5回 シックルスケーリング 下顎臼歯部
    舌・頬粘膜の排除とミラーテクニック
第6回 シックルスケーリング 上顎臼歯部
    シックルスケーラーのシャープニング
    砥石の種類と管理
第7回 シックルスケーリング 全顎復習
    シャープニングの復習 
第8回 筆記試験,実技試験 

授業時間内に操作技術の評価を行い、最終筆記試験と実技試験を行う 
教科書・参考書等 歯科衛生学シリーズ「歯科予防処置論・歯科保健指導論」全国歯科衛生士教育協議会監修 医歯薬出版 
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 第1回は講義で板書多用 教科書使用 
使用する視覚教材の種類(パワーポイント等)
 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
第1回 テキスト等で講義内容を確認する。
    板書事項と教員の話す内容についてしっかりとレポートに記述すること。
第2回 スケーリングテクニックの基本となるところなので確実に身につける。
第3ー6回 技術が確実に身につくよう練習すること。
          テキストを一読しておくこと。
第7回 これまで習得した知識・技術の総復習
    シャープニングについてのテキストを一読しておくこと。
適宜動画教材をmoodleにアップロードするので、そちらを見ながら予習・復習をすること 
履修上の注意
受講条件等
実習を遅刻、欠席すると次の実習に影響するので、健康管理を行い欠席しないこと。
欠席時、次の授業に影響する内容については、次回授業日までに補実習を行うため、やむを得ず欠席する際は必ず担当教員に連絡をし、補実習について相談すること。 
成績評価の基準等 実技テスト40%(程度)と筆記試験30%(程度)とレポート・観察記録30%(程度)により行う。
 
実務経験 有り  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
歯科衛生士業務に携わった経験を持つ教員が歯科予防処置の実習を指導する。 
メッセージ 技能をしっかり身に付けるためにも、実習時間外に練習をしましょう。
練習に必要な器具は担当教員に相談にくること。
 
その他 火曜2コマ・3コマで実施予定です。慣れない操作をするため、2コマ続けて実施すると疲労するため、お昼休憩をはさんで実施します。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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