年度 |
2024年度 |
開講部局 |
歯学部歯学科 |
講義コード |
J1504110 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
歯科薬理学I |
授業科目名 (フリガナ) |
シカヤクリガク I |
英文授業科目名 |
Dental Pharmacology I |
担当教員名 |
吾郷 由希夫,横山 玲,浅野 智志 |
担当教員名 (フリガナ) |
アゴウ ユキオ,ヨコヤマ レイ,アサノ サトシ |
開講キャンパス |
霞 |
開設期 |
2年次生 後期 3ターム |
曜日・時限・講義室 |
(3T) 金1-4:歯大講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
B
:
日本語・英語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
27
:
健康科学 |
学問分野(分科) |
02
:
歯学 |
対象学生 |
2学年 |
授業のキーワード |
SDG_03、薬理学、歯科薬理学 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 薬理学とは、「薬物と生体との関わり合いを取り扱う学問」であり、生物学、生化学、解剖学、生理学、病態生化学、病態生理学および薬物治療学と密接に関連する。歯学部を卒業後、臨床の現場において正しい薬物療法が行える基礎知識を修練するための教育を行う責務と、未だ治療法が存在しない疾患に対する薬物療法の基盤を樹立するという2つの大きな役割がある。歯科薬理学Iでは特に、使用した薬物が体内でどのように動き、どのような変化をするのか、いわば「くすり」の一生を考察する薬物動態学(Pharmacokinetics)と、薬物そのものが生体にどのように効果を発揮するかという、いわば「くすり」の効き方を解明する薬力学(Pharmacodynamics 薬理作用学ともいう)とに分け、薬の正しい知識を学ぶ拠りどころとする。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 歯学プログラム (知識・理解) ・基礎及び臨床歯科医学に関する知識 ・生命科学に関する知識 (総合的な力) ・豊かな人間性,専門職の歯科医師としての責務の理解,これを実践するための基礎的知識,技能,態度を含む総合力 |
授業の目標・概要等 |
薬物の作用についての基本概念を分子,細胞,個体レベルで理解する。各種疾患とその治療,予防のための薬物使用の基本を理解する。薬物全般について,その作用機序,副作用,他の薬物との相互作用等を理解し,薬物を適切に使用するための知識を習得する。 |
授業計画 |
Lesson 1 & 2: 薬理学総論(受容体・薬理作用の機序・用量-反応関係) Lesson 3 & 4: 薬理学総論(薬物動態・適用方法・薬物相互作用・有害作用・法規) Lesson 5 & 6: 末梢神経系(末梢神経系概論・自律神経系・コリン作用薬) Lesson 7 & 8: 末梢神経系(抗コリン作用薬・アドレナリン作用薬・抗アドレナリン作用薬) Lesson 9 & 10: 炎症と薬 Lesson 11 & 12: 痛みと薬 Lesson 13 & 14: 局所麻酔薬 Lesson 15: 総復習
期末試験 |
教科書・参考書等 |
講義形式:講義中心,教科書,スライド多用 教科書:第7版 現代歯科薬理学 [医歯薬出版] 参考書:NEW薬理学 改訂第7版 [南江堂] |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
薬理学の概要を把握し,薬が生体に作用する基本を理解する。代表的な薬物名を覚える。 各講義の配布資料の最後に確認問題を付しているので,復習等の自主学習に活用して下さい。 |
履修上の注意 受講条件等 |
出席が全講義回数の2/3に満たないと期末試験が受験できませんので,注意して下さい。 |
成績評価の基準等 |
定期(筆記)試験において,100点満点中60点以上を合格とする。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
言葉の暗記では臨床現場では役に立ちません。解剖学,生理学,生化学的な知識と組み合わせて,薬理作用を総合的に理解しましょう。代表的な薬物名を覚えることは必須です。語源や薬物の歴史的背景を理解すると楽しく覚えられます。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |