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年度 2024年度 開講部局 医学部保健学科作業療法学専攻
講義コード I5356001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 発達障害作業療法学演習II
授業科目名
(フリガナ)
ハッタツショウガイサギョウリョウホウガクエンシュウ2
英文授業科目名 Seminar of deevelopmental occupational therapy ⅠI
担当教員名 石附 智奈美,伊達 翔太
担当教員名
(フリガナ)
イシヅキ チナミ,ダテ ショウタ
開講キャンパス 開設期 3年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 火3-4:保802
授業の方法 演習 授業の方法
【詳細情報】
 
講義、演習中心、ディスカッション、学生の発表 
単位 1.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 27 : 健康科学
学問分野(分科) 04 : 保健学
対象学生 3年
授業のキーワード 運動障害、脳性麻痺、重症心身障害、発達評価,実務経験 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
作業療法学プログラム
(能力・技能)
・作業遂行の課題を根拠に基づいて把握する能力・技能
・作業療法の実践に必要な情報を収集・記録する能力・技能
・作業療法プログラムを立案および実践する能力・技能 
授業の目標・概要等 健常児の発達と対比しながら発達障害(運動機能の障害)にて生じる作業遂行障害及び遂行要素の問題を捉え(評価)、適切な作業療法治療計画を立案するプロセスと習得する。 
授業計画 第1回 運動障害に対する作業療法の概要
 運動障害の概要
 運動障害に対する作業療法の考え方
第2回 脳性麻痺の状態像
 脳性麻痺の概念
 脳性麻痺の類型別特徴
第3回 脳性麻痺の運動発達
 脳性麻痺の運動発達
 姿勢反射・反応の復習
第4回 作業遂行要素の評価(粗大運動)
 評価概論
 MEPA-Ⅱ(GMFM)による運動の評価
第5回 作業遂行要素の評価(巧緻運動)
 手の発達機能障害の概要
 巧緻運動評価
第6回 作業遂行要素の評価(巧緻運動)
第7回 作業遂行要素の評価・介入(認知・運動)
 認知神経リハビリテーションの概要
第8回 作業遂行要素の評価・介入(認知・運動)
 認知神経リハビリテーションの実際
第9回 作業遂行要素の評価・介入(知覚・認知)
 視知覚障害
第10回 作業遂行領域の評価・介入(ADL)
 摂食指導
 代償的機器の使用
第11回 重症心身障害に対する介入
 姿勢保持機器
 強度行動障害
第12回 ケース検討
 プレゼンテーション対象症例の紹介
第13回 学生プレゼンテーション準備
第14回 学生プレゼンテーション
第15回 学生プレゼンテーション 
教科書・参考書等 教科書:
1)作業療法学全書(改訂第3版)第6巻作業治療学3発達障害、協同医書出版社
2)発達障害と作業療法 実践編、三輪書店
参考書:
1)脳性まひ児の家庭療育、医歯薬出版
2)手の発達機能障害、医歯薬出版
3)子どもの発達と認知運動療法、協同医書出版 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト,配付資料,映像(ビデオ/PC) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
配布資料を読んでおくこと 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 授業成績の60%は期末試験で評価し、30%をレポート学生プレゼンテーションで評価し、10%を授業態度で評価する。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 運動のできる服装で。
 
その他 発達障害領域で実践経験がある教員が脳性麻痺など運動障害の評価と介入について講義を行い、模擬事例を用いて作業療法評価、目標設定、プログラム立案の一連の過程を演習形式で教示する 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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