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年度 2024年度 開講部局 理学部
講義コード HM450000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 地球惑星システム学実習A
授業科目名
(フリガナ)
チキュウワクセイシステムガクジッシュウA
英文授業科目名 Practice of Earth and Planetary Systems Science A (Field Work)
担当教員名 片山 郁夫,岡崎 啓史
担当教員名
(フリガナ)
カタヤマ イクオ,オカザキ ケイシ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 集中
授業の方法 実習 授業の方法
【詳細情報】
 
地質調査の基礎を学ぶために、春に5日間、野外実習を行う。また採集したデータをもとに地質図等の作成を行う。そして研究成果の口頭発表を行い、最終的に論文としてまとめる。 
単位 4.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 04 : 地球惑星科学
対象学生 3年生
授業のキーワード 地質調査、薄片作製、偏光顕微鏡観察、研究発表 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
理学の研究では、研究対象の詳細な観察が重要な研究プロセスとなっています。地球惑星科学分野においては、野外における岩石や地層の観察が最も重要です。この実習では、基本的な地質調査の実践的な技能の習得を目的としています。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
地球惑星システム学プログラム
(能力・技能)
・野外調査の手法を学び,その結果をまとめて発表する能力を身につける
・地球科学関連データの提示・収集・吟味・解析の手法を学び実践する力を身につける

Earth and Planetary Systems Science
(能力・技能)
・野外調査の手法を学び,その結果をまとめて発表する能力を身につける
・地球科学関連データの提示・収集・吟味・解析の手法を学び実践する力を身につける 
授業の目標・概要等 “野外での地質調査法”と“採集した岩石試料の研究方法”を習得するとともに、研究成果を論文としてまとめ、口頭で発表する能力を身につける。 
授業計画 野外調査は春季休業中に集中しておこなう
薄片作製・観察など,与えられた課題について自主的に取り組む
授業期間中に2回の中間発表をおこなう
最後に口頭発表会を開催し,調査・報告書を論文形式で提出する

 地質図の作成を目的に5日間の野外調査を行う。その際、5-6人からなるグループを編成し、お互いに助け合いながら調査を進める。また以下の研究プロセスもグループごとに協力しながら進行させる。
 野外で採集した岩石試料は、学内において薄片試料を作製し偏光顕微鏡を用いて岩石鉱物鑑定等を行う。また岩石鉱物の化学分析も適宜行う。これらのデーターをもとに、調査地の地質学的現象を考察する。
 最終的には、1グループあたり15-20分の成果発表を行い、各自で論文としてまとめる。
 
教科書・参考書等 地球惑星科学の講義で使った教科書、資料が全て参考になります。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 テキスト、配付資料、野外調査用具(ハンマー、クリノメータ−、ルーペ) 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
 自然科学研究は研究対象にみられる様々な現象の中から規則性を発見することから出発します。とにかく野外で生じている現象をしっかりと観察し、自分が持っている知識を総動員して現地で色々と考えて下さい。調査開始時には全く理解できなかった様々な事が、あきらめずに考え続ける事で、必ず最終的には多くの事が理解できる様になります。大学では、岩石薄片の作製と観察、地質図の作成等の過程を通じて、これまで受講した授業の知識を習熟させて下さい。
 
履修上の注意
受講条件等
「構造地質学」および「岩石学演習」の単位を取得していること。 
成績評価の基準等 実習中の取り組み姿勢,口頭発表の内容,および提出された調査・報告書によって成績判定をおこなう。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 初めての本格的な野外調査です。現地では地質調査をはじめとして多くの事を経験する事になります。自分達で“経験し”、“考え”、“苦闘し”、“充実感を得る”、その様な貴重な科目です。皆さんの先輩達もこの調査を経験し、学生として、また人間として大きく成長しています。大変ですが、一緒に楽しみましょう! 
その他 この授業科目は,教職実践演習を受講するために必要な教員免許ポートフォリオに関係する科目です。教職実践演習は,教員として必要な知識技能などが習得できていることを確認する授業です。教員として必要な知識技能などを習得しているという証拠や振り返るための資料として,この授業には次のキーワードが設定されています。これらのキーワードを基にして各自で振り返りを行い,教職実践演習への活用に役立てて下さい。
進級論文 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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