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年度 2024年度 開講部局 理学部
講義コード HL030000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 生物科学基礎実験III
授業科目名
(フリガナ)
セイブツカガクキソジッケン3
英文授業科目名 Practice for Fundamental Biology III
担当教員名 嶋村 正樹,高橋 治子,島田 裕士,菊池 裕,下出 紗弓,細羽 康介,花田 秀樹,中坪 敬子,守口 和基,田澤 一朗,鈴木 厚,中島 圭介,深澤 壽太郎,山口 富美夫
担当教員名
(フリガナ)
シマムラ マサキ,タカハシ ハルコ,シマダ ヒロシ,キクチ ユタカ,シモデ サユミ,ホソバ コウスケ,ハナダ ヒデキ,ナカツボ ケイコ,モリグチ カズキ,タザワ イチロウ,スズキ アツシ,ナカジマ ケイスケ,フカザワ ジュタロウ,ヤマグチ トミオ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   前期   セメスター(前期)
曜日・時限・講義室 (前) 水5-10,金5-10
授業の方法 実験 授業の方法
【詳細情報】
 
実験中心,野外実習,作業,薬品使用。新型コロナウイルス感染症の発生状況によっては,日程の変更やオンラインへの変更が行われるので,随時もみじの掲示を確認すること。 
単位 6.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 26 : 生物・生命科学
学問分野(分科) 03 : 基礎生物学
対象学生 生物科学科3年次生 前期(5セメスター)
授業のキーワード 発生生物学,植物生理学,分子生物学,植物系統学,動物系統学,酵素生化学 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
現代生物科学の基礎としての発生生物学,植物生理学,分子生物学,植物系統学,動物系統学,酵素生化学について身につけた基礎的知識を元に実験等の実践を遂行できる能力を修得する. 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
生物学プログラム
(能力・技能)
・身につけた基礎的知識を元に実験などの実践を遂行できる以下の実験能力を修得する。1)基礎的な観察技能と実験操作技能。 2)観察した自然現象や実験操作の結果を記述する能力。3)関連するデータを収集し評価する能力。 
授業の目標・概要等 現代生物学の基礎としての発生生物学,植物生理学,分子生物学,植物系統学,動物系統学,酵素生化学について実験・実習を通して学習する. 
授業計画 1. ガイダンス

2-6. 発生生物学 <菊池・鈴木(厚)・高橋(治)>
両生類の原腸陥入の観察,発生過程における形態形成遺伝子の発現解析

7-11. 植物生理学 <深澤・島田>
様々な植物ホルモンによる発芽制御,植物細胞への遺伝子導入,植物ホルモンの形態形成への影響調査, フィードバック制御機構

12-16. 分子生物学 <守口・中坪・下出・細羽>
組換えプラスミドの作成,組換えプラスミド導入による大腸菌の形質転換 ,組換えプラスミドDNAの解析,プラスミド組み込み遺伝子の発現解析

17-21.植物系統学 <山口・嶋村>
海藻類の観察,車軸藻類の観察,蘚苔植物の観察,シダ植物の観察,裸子植物の観察

22-26.動物系統学 <田澤・中島>
組織からのDNA抽出とPCR,PCR産物精製,DNAシークエンス,分子データからの系統樹作成

27-30. 神経科学・行動遺伝学 <杉>


テーマごとにレポートを課す.

実験材料の都合で,日程が多少変更になることもある. 
教科書・参考書等 実習書「生物科学基礎実験」と安全手引書を使用する. 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】  
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
各実習前にテキストを熟読し,実習内容を理解しておく事.
各テーマのレポートは,そのテーマの実習が終了後,速やかに作成する事.
通常レポートは,1)目的(背景),2)方法,3)結果,4)考察 といった体裁を整える事.
 
履修上の注意
受講条件等
単位が認定されるためには,原則として各コースの全ての実験・実習に出席しなければならない. 
成績評価の基準等 日常発揮される行動や発表態度および提出されたレポート内容および習得段階を考慮して評価する.
平常点:20% レポート:80%
 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ  
その他 この授業科目は,教職実践演習を受講するために必要な教員免許ポートフォリオに関係する科目です。教職実践演習は,教員として必要な知識技能などが習得できていることを確認する授業です。
教員として必要な知識技能などを習得しているという証拠や振り返るための資料として,この授業には次のキーワードが設定されています。これらのキーワードを基にして各自で振り返りを行い,教職実践演習への活用に役立てて下さい。
1.植物ホルモン,2.転写調節,3.海藻の系統と分類,4.陸上植物の系統と分類,5.動物の発生 6.遺伝子のクローニング,7.酵素活性測定,8.アイソトープ実験 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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