年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HK180000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
微生物学 |
授業科目名 (フリガナ) |
ビセイブツガク |
英文授業科目名 |
Microbiology |
担当教員名 |
守口 和基 |
担当教員名 (フリガナ) |
モリグチ カズキ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 前期 2ターム |
曜日・時限・講義室 |
(2T) 水7-8,木7-8:理E209 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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対面授業時:板書、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
26
:
生物・生命科学 |
学問分野(分科) |
03
:
基礎生物学 |
対象学生 |
生物科学科2年次生 |
授業のキーワード |
生命の初期進化・原核生物・真核生物・種々の微生物・共生・感染・細胞内共生進化説・細胞内小器官形成・細菌学と分子生物学の繋がり |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 微生物学は、生物学諸専門分野や学際領域における高度な専門的知識を理解修得する為の科目である。 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 生物学プログラム (知識・理解) ・生物学諸専門分野における高度な専門的知識を理解し,修得する。 |
授業の目標・概要等 |
物質からの生命誕生, 3つのドメイン(超生物界)と真核生物の成立過程の概念を学習して,各ドメインに共通する特徴を理解する。次に、様々な細菌の特徴や環境での役割、地球の環境を大きく変化させた歴史、ヒトや植物等との関係などを解説する。 細菌と酵母を扱うための技術についても触れる。 |
授業計画 |
第 1回 ガイダンス 高校生物から微生物学に関連する内容の振り返り 第 2回 ウィルス 第 3回 3つの生物ドメイン(超生物界)の比較 第 4回 多様な原核生物—古細菌の系統と細菌の系統— 第 5回 細菌のゲノムと遺伝子の構造(真核生物との比較) 第 6回 細菌の遺伝子発現と調節(真核生物との比較) 第 7回 細菌の増殖とその調節 第 8回 細菌の変身術 (突然変異、接合伝達、形質導入、形質転換) 第 9回 真核生物の成立(細胞内共生進化説) 第10回 モデル真核微生物(酵母)の生活史と遺伝学 第11回 突然変異体と生物資源としての有用性(I) 第12回 突然変異体と生物資源としての有用性(II) 第13回 細菌学と分子生物学のつながり(I) 第14回 細菌学と分子生物学のつながり(II) 第15回 細菌間の相互作用、細菌と他の生物の相互作用
期末試験は行わない。3-4回の小テストもしくは2-3回の小テスト+1回のレポートを課す。コロナの流行状況によっては小テストからレポートへの変更もあり得る。 期末テスト期間に追試を実施することがある。 |
教科書・参考書等 |
Biology: A Global Approach, 12th Edition Urry, Cain, Wasserman, Minorsky & Reece Global Edition Pearson Education ISBN 10: 1-292-34163-7 ISBN 13: 978-1-292-34163-7
Molecular Biology of The Cell, 6th Edition Bruce Alberts Alexander Johnson Julian Lewis David Morgan Martin Raff Keith Roberts Peter Walter ISBN 978-0-8153-4432-2 (hardcover) ISBN 978-0-8153-4464-3 (paperback)
Molecular Biology of The Gene, 7th Edition Watson, James D.; Baker, Tania A.; Bell, Stephen P.; Gann, Alexander; Levine, Michael; Losick, Richard. Pearson Education ISBN-10 : 0321762436 ISBN-13 : 978-0321762436 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
教室での対面授業時は板書、オンライン授業実施の場合は復習用資料を配布する。 |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
第1回ガイダンスにて授業の進め方や予復習についてアドバイスする。 Biology Chp25 (p554-556 & p562-563)・Chp27 (全体), Chp18 (p397-401) |
履修上の注意 受講条件等 |
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成績評価の基準等 |
テスト(小テストを複数回実施。コロナ流行状況によってはレポートに変更):70%程度 平常点:30%程度 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
2023年度は私の担当初年度となります。皆さんの興味の持ち方や反応により、授業の内容、方向性を模索しながら進めていきます。
微生物はほとんど全ての環境に居り、あなた自身の体の一部でもあります。 微生物遺伝学は分子遺伝学の母体の1つであり、微生物由来の酵素が分子生物学の根幹を支えています。 予習復習と自主学習をして知識を活用できるようにすると共に、関連する本を読んで知識と興味を拡大して下さい。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |