年度 |
2024年度 |
開講部局 |
理学部 |
講義コード |
HG210000 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
化学演習 |
授業科目名 (フリガナ) |
カガクエンシュウ |
英文授業科目名 |
Exercises in Chemistry |
担当教員名 |
岡田 和正,阿部 穣里 |
担当教員名 (フリガナ) |
オカダ カズマサ,アベ ミノリ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
4年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 火3-4:理E210 |
授業の方法 |
演習 |
授業の方法 【詳細情報】 |
|
演習中心,板書多用 |
単位 |
1.0 |
週時間 |
|
使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
4
:
上級レベル
|
学問分野(分野) |
25
:
理工学 |
学問分野(分科) |
07
:
化学 |
対象学生 |
理学部化学科 |
授業のキーワード |
量子論,分子構造,化学平衡,統計熱力学,反応速度論 |
教職専門科目 |
|
教科専門科目 |
|
プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 問題演習を通して,これまで専門科目で学んだ事柄を確認するとともに,化学的諸問題に応用できる能力を養う。 |
---|
到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 化学プログラム (能力・技能) ・身につけた基礎的知識を化学的諸問題に応用できる能力を修得する |
授業の目標・概要等 |
化学における研究を進めるためには「物理化学」に関する知識と理解に加えて応用力が必須である。本授業科目では,これまで専門科目で学んだ事柄について,特に物理化学の観点から化学的知識を整理し,大学院入試過去問等を用いる問題演習によって理解を深め応用力を身につける。 |
授業計画 |
<第1~8回:岡田> 第1回 シュレーディンガー方程式(1)--箱の中の粒子 第2回 シュレーディンガー方程式(2)--回転・振動 第3回 水素原子 第4回 変分法 第5回 摂動論 第6回 二原子分子の分子軌道とエネルギー準位 第7回 分子の対称性 第8回 まとめまたは中間試験
<第9~16回:阿部> 第 9回 熱力学関数 第10,11回 ギブズエネルギーと化学平衡 第12回 相転移、溶液、ギブズの相律 第13,14回 統計熱力学--カノニカル分配関数(分子分配関数),ボルツマン分布 第15,16回 反応速度論--反応進行度,反応速度,反応速度定数 授業の前半・後半の順序を入れ替える場合がある。
随時レポートを課す。定期試験を実施する場合がある。 |
教科書・参考書等 |
教科書は指定しない。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
|
【詳細情報】 |
物理化学教科書 |
授業で取り入れる 学習手法 |
|
予習・復習への アドバイス |
<第1~8回:岡田> 第1回:「基礎物理化学B」の講義ノートを復習しておく 第2, 3回:「物理化学IB」の講義ノートを復習しておく 第4~7回:「物理化学IIB」の講義ノートを復習しておく 第8回:第1~7回の復習をしておく
<第9~16回:阿部> 第 9回:アトキンス「物理化学(上)」第2, 3章 第10回:アトキンス「物理化学(上)」第4, 5章 第11回:アトキンス「物理化学(上)」第5, 6章 第12回:アトキンス「物理化学(下)」第15章 第13回:アトキンス「物理化学(下)」第15章 第14回:アトキンス「物理化学(下)」第20章 第15回:アトキンス「物理化学(下)」第20章 第16回:第9~15回の復習をしておく |
履修上の注意 受講条件等 |
基礎物理化学A/B,物理化学IA/IB,物理化学IIA/IIB,および物理化学演習が既習であること。 |
成績評価の基準等 |
レポートおよび試験の総合点で評価する。 |
実務経験 |
|
実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
|
メッセージ |
|
その他 |
参考図書 アトキンス「物理化学(上)」第10版(東京化学同人) ISBN:978-4-8079-0908-7 アトキンス「物理化学(下)」第10版(東京化学同人) ISBN:978-4-8079-0909-4 山崎勝義「物理化学Monographシリーズ(上)」(広島大学出版会・漁火書店) ISBN:978-4-9030-6829-9,第9章 山崎勝義「物理化学Monographシリーズ(下)第2版」(広島大学出版会・漁火書店) ISBN:978-4-903068-40-4,第17, 18章 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |