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年度 2024年度 開講部局 理学部
講義コード HC012000 科目区分 専門教育科目
授業科目名 力学B
授業科目名
(フリガナ)
リキガクビー
英文授業科目名 MechanicsB
担当教員名 檜垣 浩之
担当教員名
(フリガナ)
ヒガキ ヒロユキ
開講キャンパス 東広島 開設期 1年次生   後期   セメスター(後期)
曜日・時限・講義室 (後) 木5-6:理E002AV
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 1 : 入門レベル
学問分野(分野) 25 : 理工学
学問分野(分科) 06 : 物理学
対象学生 主として理学部物理学科1年生
授業のキーワード 質点系の古典力学、剛体の回転 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
物理学プログラム
(知識・理解)
・物理数学,力学,電磁気学,熱力学,統計力学,量子力学の知識・理解 
授業の目標・概要等 2次元、3次元空間における質点系(剛体を含む)の古典力学を習得するとともに、そのために必要な数学について理解する。より具体的には、特定の連立常微分方程式を解けるようになることや、座標系や質点系の回転を行列やオイラーの運動方程式によって理解できるようになるのが目標である。 
授業計画 第1回 力学A復習 (運動の3法則、角運動量、中心力、保存力、単振動、強制振動、等)
第2回 質点系における運動量保存と角運動量保存、重心系、連成振動
第3回 2体問題、換算質量、2次元の弾性衝突 (実験室系、重心系)
第4回 散乱問題、衝突パラメータ、立体角、Rutherford散乱、断面積
第5回 並進座標系、回転座標系、Coriolis力、Foucault振子
第6回 「剛体 I」剛体、固定軸をもつ剛体の回転
第7回 「剛体 II」慣性モーメント、慣性主軸
第8回 中間試験
第9回 「剛体 III」剛体の運動の例、撃力
第10回 「剛体 IV」Eulerの運動方程式、自由歳差運動
第11回 「剛体 V」Euler角、対称な物体の自由回転
第12回 こまの運動、3次元の保存力、複素数のベクトルと行列
第13回 正方行列の指数関数、回転の行列
第14回 双曲線関数、Lorentz変換
第15回 期末試験 
教科書・参考書等 ”力学の基礎”,橋本正章,荒井賢三 共著,裳華房,1996
を参考書としてあげておきますが,すでに力学の教科書を持っている人は新たに購入する必要はありません。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 必要が生じた場合にオンライン講義(Teams)にする可能性があります。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
ほぼ毎回新たな概念が導入されます。それを用いて質点系の運動がどのように表されるのかに注目して下さい。 
履修上の注意
受講条件等
 
成績評価の基準等 レポート20点,中間テスト40点,期末テスト40点,計100点満点 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 授業中に板書をしながら教員の発言を全て理解できるのはごく一部の人に限られます。必ず自分で予習・復習する時間を取るようにして下さい。その意味でもなにがしかの教科書を持っている必要があります。 
その他   
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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