年度 |
2024年度 |
開講部局 |
経済学部経済学科夜間主コース |
講義コード |
G8278100 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
日本経済史 |
授業科目名 (フリガナ) |
ニホンケイザイシ |
英文授業科目名 |
Japanese Economic History |
担当教員名 |
勝部 眞人 |
担当教員名 (フリガナ) |
カツベ マコト |
開講キャンパス |
東千田 |
開設期 |
2年次生 前期 セメスター(前期) |
曜日・時限・講義室 |
(前) 火11-12:東千田M204講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
3
:
中級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
2年次生以上 |
授業のキーワード |
経済史、工業化、財政政策、社会、歴史的特質 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 経済・経営統合プログラム (能力・技能) ・経済分析に関する知識をもとに経済問題を把握する能力 |
授業の目標・概要等 |
目標:歴史は、言うまでもなく「暗記科目」ではない。過去にあった事象は、現象的には当該時代の環境・条件のなかで生起したもので、再現性はない。しかし、より抽象化された次元=本質においては、現在とオーバーラップする課題・問題を有する。本授業では、その本質から「問題を見出し考察する」意識を身につけることを目標とする。 概要:江戸時代に日本列島全域へ貨幣経済・市場経済が普及・浸透していったが、それを基盤にして、明治期以降経済成長と近代化・工業化が進展した。アジア太平洋戦争を経て戦後復興から現代に至るまで、日本はグローバルな影響を受けつつ、独自の発展経路をたどってきたと言える。この講義では、その要因となった根底的な規定性を念頭に置きつつ、江戸時代から戦後の高度成長・バブル期に至る経済や政治・社会の展開を考えていきたい。 |
授業計画 |
第1回 オリエンテーション 第2回 日本経済史を貫く視点-基盤としての伝統社会- 第3回 江戸時代は“自給自足社会”だったのか?-経済社会化の実相に迫る- 第4回 幕末維新期の経済的水準とは?-そのポテンシャル如何- 第5回 工業化は西洋の模倣だったのか?-表面的には見えない本質とは- 第6回 税制改革、政党の視線はどこを向いていたか?-日清戦後のドタバタ劇- 第7回 限られた政府予算の分捕り合戦、その決着は?―日露戦後の桂園時代― 第8回 大正版「バブル経済」は何をもたらしたか?―第一次大戦期の狂乱景気― 第9回 何が社会の大衆化をもたらしたか?―デモクラシーのひずみ― 第10回 経済危機は政治の危機?―あいつぐ経済恐慌― 第11回 浜口雄幸はなぜ金解禁に生命をかけたのか?―危機への挑戦― 第12回 金本位制離脱後の見通しは?―高橋是清の“ニューディール”― 第13回 戦争と組織、それを支えた風土とは?―“無責任の体系”の所以― 第14回 戦後改革、経済復興への道とは?-民主化と反共拠点化の相克- 第15回 日本のモノ作り
※2時間ごとの授業終了後に、300~500字程度のコメントを提出する(第14回までの7度)。15回の授業の後、試験を実施する。 |
教科書・参考書等 |
教科書はなし。参考書は、『日本の歴史』シリーズ近世~近現代編(小学館、集英社、中央公論社など)、『ゼミナール日本経済入門』(日経新聞社)など。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
パワーポイント |
授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
日本史に関する基礎知識を改めて説明することはしないので、高校で日本史を学習していない人は、とりあえず学習マンガ『日本の歴史』、あるいは石ノ森章太郎のマンガ『日本の歴史』(中公文庫:やや複雑)の江戸時代~現代編を読んでおくことを希望します。第15回については、『ゼミナール日本経済入門』がふさわしいと思います。 |
履修上の注意 受講条件等 |
特になし |
成績評価の基準等 |
毎時のコメント平均点(10点)と期末試験(90点)から評価します。 コメントにせよ期末試験にせよ、講義で述べた内容を受けて、自分なりにどこまで深めて本質に切り込んで考えているか、現在の問題とどうクロスさせて深く考えようとしているかに着目して採点していく予定です。 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
授業の時間帯が時間帯だし、私の話し方が睡眠を誘うこともあるようです。ギャグのセンスもないし、人を引きつける話術の巧みさもないけれど、熱意だけは人に負けません(って暑苦しいだけ?!)。ただ、できる限り「へぇ?!」「なるほど!!」を引き出せるように努力したいと思っています。授業時の時節柄湿気や暑苦しさに負けず、知的好奇心を研いでおいてください。 |
その他 |
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すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |