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年度 2024年度 開講部局 経済学部経済学科昼間コース
講義コード G6273001 科目区分 専門教育科目
授業科目名 地域経済政策
授業科目名
(フリガナ)
チイキケイザイセイサク
英文授業科目名 Regional Economic Policy
担当教員名 周 義明
担当教員名
(フリガナ)
シュウ ギメイ
開講キャンパス 東広島 開設期 3年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 月1-4:経B155
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、板書多用 
単位 2.0 週時間   使用言語 B : 日本語・英語
学習の段階 3 : 中級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 03 : 経済学
対象学生 3年次生
授業のキーワード SDG_11、土地利用規制、住宅政策、都市交通政策、環境政策、地方公共財政 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
都市・地域経済現象を理解し、政策課題を分析・検討する能力を養成する。 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 都市混雑、住宅価格高騰、環境汚染などを含め、われわれが暮らす都市や地域、色んな問題を直面している。本講義は土地利用規制や住宅補助金政策など都市・地域経済政策を巡って、こういった経済政策が都市・地域経済にどんな影響を与えるか、どんな政策効果を期待できるかにつてい、経済学的な分析手法を用いて、解明していく。本講義を通じて、都市・地域経済、交通、環境問題について、経済学的かつ学術的な分析を独自で行われ、解決策を提案できることを目標とする。 
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 土地利用規制Ⅰ
(単中心都市モデル)
第3回 土地利用規制Ⅱ
(都市空間構造の更なる分析)
第4回 土地利用規制Ⅲ
(スプロール現象)
第5回 土地利用規制Ⅳ
(UGB規制)
第6回 土地利用規制Ⅴ
(ゾーニングと容積率規制)
第7回 交通政策Ⅰ
(交通渋滞と外部性)
第8回 交通政策Ⅱ
(渋滞料金について)
第9回 住宅政策Ⅰ
(日本の住宅市場)
第10回 住宅政策Ⅱ
(住宅需要の経済学分析)
第11回 住宅政策Ⅲ
(レントコントロールと住宅補助金政策)
第12回 環境政策Ⅰ
(環境汚染と外部性)
第13回 環境政策Ⅱ
(コース定理、排出権取引、カーボン取引)
第14回 地方公共財政Ⅰ
(地方公共財の最適供給)
第15回 地方公共財政Ⅱ
(企業誘致と租税競争)

数回の宿題を課し、レポート提出を求める。

授業内容に応じて、ニューヨーク・タイムズやエコノミストなどに載せた最新の関連ニュースや記事を資料配布し、一緒に読むことがある。 
教科書・参考書等 教科書:Jan K. Brueckner, Lectures on Urban Economics, The MIT Press, 2011
参考書:佐藤泰裕著、「都市・地域経済学への招待状(新版)」、有斐閣、2023年
    金本良嗣・藤原徹著「都市経済学(第2版)」、東洋経済新報社、2016年
 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 授業内容に応じて配布資料を使用し、関連資料をmoodleにアップロードする。教科書を手元におくことがおすすめ。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
教科書や参考書の該当箇所を事前に読み、関連テーマを予習し、それぞれの講義後教科書に載せる練習問題を解くこと。 
履修上の注意
受講条件等
ミクロ経済学を履修済み、微分と積分の基礎知識があることが望ましい。「都市経済学(G6268001)」を履修しなかった方にお勧め。 
成績評価の基準等 宿題3回45%,レポート45%及び取り組む態度10%により行う。 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 質問および講義に関する相談は、休憩時間やメールにて随時受け付けます。オフィスアワーも積極的にご利用ください。 
その他 教科書とスライドは英語で、講義は英語と日本語で行い、質問は日本語でも英語でも構わなく、講義後必要に応じて英語と日本語でサポートする。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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