年度 |
2024年度 |
開講部局 |
経済学部経済学科昼間コース |
講義コード |
G6164001 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
財政学3 |
授業科目名 (フリガナ) |
ザイセイガク3 |
英文授業科目名 |
Public Finance 3 |
担当教員名 |
桃田 翔平 |
担当教員名 (フリガナ) |
モモダ ショウヘイ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 4ターム |
曜日・時限・講義室 |
(4T) 水1-4:経B255 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心 事前に授業資料をオンラインで配布する。紙での資料配布は行わない。 講師のiPad上で資料に書き込みながら授業を進める。 動画配信(オンデマンド型講義)とする場合がある。 |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
03
:
経済学 |
対象学生 |
2年次生以上 |
授業のキーワード |
財政学、公共経済学、EBPM(Evidence Based Policy Making)、財政の仕組み、財務省の役割 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | 現代経済プログラム (知識・理解) ・財政と現代の経済問題に関する実証的理解 |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | |
授業の目標・概要等 |
この授業では日本の財政や経済について、データを通して概観することを目的としています。財政の仕組みや制度を学習し、それに関する動向をデータで確認します。また、近年注目されているEBPM(Evidence Based Policy Making)について学び、広島における取組について学びます。 |
授業計画 |
授業の順番・内容や、ゲストスピーカーによる講義は変更の可能性がある。 自身でデータにアクセスし分析する時間を授業内で設けるので、ノートパソコンを持参すること。
第1回 オリエンテーションと講義の全体像 第2回 データ分析の基礎 第3回 財政の現状と課題 第4回 予算編成 第5回 EBPMとは何か 第6回 ゲストスピーカーによる講義1 第7回 国の歳出:社会資本・公共事業・教育 第8回 国の歳出:社会保障 第9回 財務省の組織と役割 第10回 ゲストスピーカーによる講義2 第11回 所得再分配 第12回 地方財政 第13回 国債 第14回 財政投融資 第15回 まとめ
レポート |
教科書・参考書等 |
各回でスライドを配布するため、必ずしも購入の必要はないが、授業の理解を助けるため、適宜参照することが望ましい。 【教科書】 土居 丈郎『入門 財政学』日本評論社, 2021年 【参考書】 土居 丈郎『入門 公共経済学 第2版』日本評論社, 2018年 佐々木 伯朗『財政学 -制度と組織を学ぶ- 』有斐閣, 2019年 畑農 鋭矢他『財政学をつかむ第3版』有斐閣, 2024年 神野 直彦『財政学(第3版)』有斐閣, 2021年 赤井 伸郎『実践 財政学-基礎・理論・政策を学ぶ』有斐閣, 2017年 小塩 隆士『コア・テキスト財政学(第2版)』新生社, 2016年, その他、講義時に適宜紹介する。 |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
各回、事前に配布資料に目を通し、その日の授業の流れを把握した上で臨んでください。授業後は、そのトピックについて興味をもった内容について自分でデータをグラフ化してみるなど、深堀りしてください。
第1回 財政学に対して自身が持つ印象を言語化する 第2回 データを扱う上での注意点 第3回 歴史的な視座で現代の財政問題を捉える 第4回 予算制度が基づく考え方を理解する 第5回 EBPMの意義について考察する 第6回 ゲストスピーカーに対するフィードバック 第7回 国が費用負担することの重要性を理解する 第8回 社会保障が日本財政に与えている影響について理解する 第9回 財務省の所掌を把握する 第10回 ゲストスピーカーに対するフィードバック 第11回 公平性とは何かについて考察する 第12回 地方財政の制度を把握する 第13回 日本の国債問題の枠組みを知る 第14回 財政投融資の制度と役割について考える 第15回 まとめ |
履修上の注意 受講条件等 |
財政学1をすでに履修しているか、同時に受講することが望ましい。 |
成績評価の基準等 |
レポートのみで評価する。 ・配点50点のレポートを全3回出題し、最も点数の高い2つの合計点を最終成績とする。 ・成績評価の対象を追加することがある。 |
実務経験 |
有り
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
研究職ではあるが、財務省での勤務経験がある。行政の現場で日本財政や日本経済の問題がどのように議論されているかを学ぶ。 |
メッセージ |
ノートパソコンを持参すること |
その他 |
授業内に自身でデータにアクセスしてグラフ作成などを行う時間を設ける予定です。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |