年度 |
2024年度 |
開講部局 |
法学部法学科昼間コース |
講義コード |
F1904214 |
科目区分 |
専門教育科目 |
授業科目名 |
社会保障論 |
授業科目名 (フリガナ) |
シャカイホショウロン |
英文授業科目名 |
Social Security |
担当教員名 |
担当教員未定 |
担当教員名 (フリガナ) |
タントウキョウインミテイ |
開講キャンパス |
東広島 |
開設期 |
2年次生 後期 ターム外(後期) |
曜日・時限・講義室 |
(外後) 集中:東千田S207講義室 |
授業の方法 |
講義 |
授業の方法 【詳細情報】 |
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講義中心、ディスカッション |
単位 |
2.0 |
週時間 |
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使用言語 |
J
:
日本語 |
学習の段階 |
2
:
初級レベル
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学問分野(分野) |
24
:
社会科学 |
学問分野(分科) |
05
:
社会学 |
対象学生 |
2年生以上 |
授業のキーワード |
社会保険、公的扶助、社会福祉サービス、福祉国家、福祉レジーム論、社会的排除/包摂 SDG_1 SDG_3 SDG_8 SDG_10 |
教職専門科目 |
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教科専門科目 |
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プログラムの中での この授業科目の位置づけ (学部生対象科目のみ) | |
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到達度評価 の評価項目 (学部生対象科目のみ) | 公共政策プログラム (能力・技能) ・現代の政治過程や社会構造において生じる諸問題について,資料・情報を批判的に分析・検討することができる
法政総合プログラム (知識・理解) ・現代の政治過程の動態,社会構造の内容,国際情勢に関する基本的知識・理解 |
授業の目標・概要等 |
本講義では社会保障に関する基本的な理論や概念を理解し、それらを通じて現代日本の社会保障の目的、機能、意義について学びます。また、現代日本社会の社会保険や公的扶助、社会福祉サービスの実態について、日本社会の構造的変化と、戦前から戦後、現在に至るまでの社会保障の展開を踏まえ理解します(適宜海外の事例を紹介することもあります)。授業の終盤には、日本社会における若者就労支援制度の展開を事例として取り上げ、社会保障としての意義や課題、および今後の展開可能性を考えます。以上を通じて、社会保障に関する基本的理論や概念を用いて、実際の社会保障の仕組みについて説明できるようになることを目指します。
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授業計画 |
第1回:講義のオリエンテーション 15回の講義を通して学ぶ内容について、社会保障の目的、機能、制度体系などに着目しながら説明します。
第2回:日本社会の構造的変化 人口構造や就業・産業構造の変動など、社会保障の仕組みに関わる日本社会の構造変動について学びます
第3回:戦前・戦後の日本の社会保障 日本社会における戦前の救貧施策から戦後の社会保障の展開について学びます。
第4回:近年の日本の社会保障 少子高齢化が進む近年の日本の社会保障の展開について学びます。
第5回:海外の社会保障 欧米社会(イギリス、アメリカ、ドイツ、スウェーデンなど)の社会保障制度について概論的に学びます。
第6回:福祉国家と福祉レジーム論 福祉国家の概念とエスピン-アンデルセンの福祉レジーム論から、社会保障の多様性について学びます。
第7回:現代日本の社会保険制度① 社会保険の概念を説明したうえで、年金保険、医療保険、介護保険の仕組みについて学びます。
第8回:現代日本の社会保険制度② 前回に引き続き、雇用保険、労災保険の仕組みについて学びます。
第9回:現代日本の公的扶助① 公的扶助の概念を説明したうえで、生活保護制度の仕組みについて学びます。
第10回:現代日本の公的扶助② 生活保護制度を必要とする人々について、貧困概念や社会的排除/包摂概念から学びます。
第11回:現代日本の社会福祉サービス① 社会福祉サービスの概念を説明したうえで、障害者福祉、高齢者福祉の仕組みについて学びます。
第12回:現代日本の社会福祉サービス② 前回に引き続き、児童福祉、母子福祉の仕組みについて学びます。
第13回:事例から社会保障の意義と課題を学ぶ① 若年無業者問題の背景と制度的対応の変遷を事例に社会保障の意義と課題について学びます。
第14回:事例から社会保障の意義と課題を学ぶ② 若年無業者支援としての地域若者サポートステーション事業の実態から社会保障のあり方について考えます。
第15回:講義のまとめ これまでの講義のまとめと質疑応答を行います。
全15回終了後に期末レポートあり。
後期(第4セメスター)集中科目 |
教科書・参考書等 |
教科書:特になし。配布資料あり 参考書:椋野美智子・田中耕太郎,2024,『はじめての社会保障――福祉を学ぶ人へ 第21版』有斐閣. |
授業で使用する メディア・機器等 |
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【詳細情報】 |
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授業で取り入れる 学習手法 |
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予習・復習への アドバイス |
予習:各講義の際に、次回授業までに考えてきてほしいこと等を説明します。それについて30分程度取り組んでください。 復習:毎授業後、レジュメや参考書の内容を30程度復習して次回の講義に臨むと、授業内容の理解がより深まると思います。
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履修上の注意 受講条件等 |
特に無し。 |
成績評価の基準等 |
毎授業の取り組み態度(コメントシートの提出):30点 期末レポート:70点 |
実務経験 |
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実務経験の概要と それに基づく授業内容 |
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メッセージ |
社会保障に関する具体的制度の内容を学ぶだけでなく、なぜ社会保障が必要なのかという理念・考え方の部分も一緒に学んでいければと思います。 |
その他 |
特に無し。 |
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。 回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 |