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年度 2024年度 開講部局 法学部法学科昼間コース
講義コード F1321523 科目区分 専門教育科目
授業科目名 国際政経特講
授業科目名
(フリガナ)
コクサイセイケイトッコウ
英文授業科目名 Special Lecture in International Political Economy
担当教員名 長久 明日香
担当教員名
(フリガナ)
チョウキュウ アスカ
開講キャンパス 東千田 開設期 2年次生   後期   4ターム
曜日・時限・講義室 (4T) 火1-4:東千田M301講義室
授業の方法 講義 授業の方法
【詳細情報】
 
講義中心、レジュメを用いた講義、Moodle使用 
単位 2.0 週時間   使用言語 J : 日本語
学習の段階 2 : 初級レベル
学問分野(分野) 24 : 社会科学
学問分野(分科) 02 : 政治学
対象学生
授業のキーワード 国際政治経済の分析方法 
教職専門科目   教科専門科目  
プログラムの中での
この授業科目の位置づけ
(学部生対象科目のみ)
 
到達度評価
の評価項目
(学部生対象科目のみ)
 
授業の目標・概要等 本講義では、前半に国際政治経済の歴史を概観し、後半に貿易、金融、開発、環境等の個別分野を取り扱う。また、特定の歴史や個別分野の中で生まれた分析視角や理論を同時に紹介することで、実際の国際政治経済を理論的に見る方法についても学ぶ。 
授業計画 1.Introduction:国際政治経済学とは
2.ブレトンウッズ体制の成立①
3.ブレトンウッズ体制の成立②
4.ブレトンウッズ体制の発展と動揺①
5.ブレトンウッズ体制の発展と動揺②
6.自由貿易とGATT・WTO体制①
7.自由貿易とGATT・WTO体制②
8.自由貿易とGATT・WTO体制③
9.国際通貨制度と各国の為替政策①
10.国際通貨制度と各国の為替政策②
11.国際通貨制度と各国の為替政策③
12.地域統合の発展とTPP/RCEP①
13.地域統合の発展とTPP/RCEP②
14.地域統合の発展とTPP/RCEP③
15.Conclusion:グローバル化の中の日本の進路

以上の内容を取り上げるが、講義の進行状況によって内容・順序は変更の可能性がある。
 
教科書・参考書等 レジュメを中心に講義を進めるため、教科書は特に指定しない。
全般的な参考書としては以下のものが挙げられる。
野林健他[2007]『国際政治経済学・入門』(第3版)有斐閣アルマ
田所昌幸[2008]『国際政治経済学』名古屋大学出版会
猪木武徳[2009]『戦後世界経済史‐自由と平等の視点から‐』中央公論新社
各論については、講義中に適宜紹介する。 
授業で使用する
メディア・機器等
 
【詳細情報】 授業のレジュメはMoodle上に掲示し、配布はしないので、各自でダウンロードすること。 
授業で取り入れる
学習手法
 
予習・復習への
アドバイス
基本的に予習は必要としない。以下のポイントを参考に、授業内容を復習し、期末テスト等に備えること。

1.国際政治経済の歴史と分析視角との関係
2.金本位体制、世界恐慌
3.ブロック経済、ブレトンウッズ会議、埋め込まれた自由主義
4.ブレトンウッズ体制、冷戦コンセンサス
5.ドル危機とドル防衛、ニクソンショック
6.自由貿易原則、GATTプラグマティズム
7.自由貿易対保護主義、集合行為論、戦略的貿易政策
8.GATTからWTOへ、WTO紛争解決手続
9.固定相場制の機能と通貨危機
10.変動相場制への移行と政策協調
11.通貨統合、為替政策の選択
12.地域統合の三つの波
13.日本のアジア外交
14.メガFTA、TPP、RCEP
15.グローバル化への対応 
履修上の注意
受講条件等
国際政治経済学では、国際政治経済学一般の理論を中心に扱うのに対し、本講義では、国際政治経済の歴史と各分野における論点と理論を扱う。どちらを先に履修しても構わないが、国際政治経済の歴史や個別分野の理解に不安がある者についてはこちらを先に履修することをお勧めする。 
成績評価の基準等 基本的には期末試験(小テストの得点やアンケートへの参加も加味する) 
実務経験  
実務経験の概要と
それに基づく授業内容
 
メッセージ 講義用レジュメをMoodle上に掲示するが、その中に授業内容がすべて書かれているわけではない。期末試験では講義内容すべてを踏まえた問が出題されることを踏まえて、講義に臨んでもらいたい。 
その他 アンケート、小テストなどはMoodle上で行う。 
すべての授業科目において,授業改善アンケートを実施していますので,回答に協力してください。
回答に対しては教員からコメントを入力しており,今後の改善につなげていきます。 
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